
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
先生のおっしゃっていることは、間違いではありませんよ。
確かにアセチレンは、酸として使われることはありませんが、
アセチレンの水素は外れる事があります。
ですから、弱~い酸ではあります。
水だって、HとOHに分かれるでしょう?アルコールのOHのHも少しは
外れているモノもあるんですよ。
アセチレンの場合は
HC≡CH → H+ + (HC≡C)-
というようになります。
どうしてHが外れやすいのかは、大学での化学の話ですのでココには書きません。
水素2つ分抜ければ、(C≡C)2-と考えられなくも無いですね。
この状態だけでずっと存在できるとは考えられませんけれども。
でも、他の原子や分子と何らかの関わりがあれば、存在できるでしょうね。
現にカーバイドはそうなのでしょう。
CaC2 + 2H2O → HC≡CH↑ +Ca(OH)2
水分子2つから水素を一つずつもらって、アセチレンが一分子生成します。
うーん。。。
確かに強アルカリと弱酸との塩で、水を加えたことでアセチレンが
ガスとなって抜けていく・・・と説明できなくも無いですね。
面白い説明ですね。今まで考えたこともありませんでした。
先生に感謝。
この回答への補足
恐縮ですが、もう一つお伺いしてもよろしいでしょうか?
つまらないことですが、カルシウムカーバイドって
単にカーバイドともいうんですか?
僕は今までカーバイドって炭素の陰イオンだと思っていたんですが、
色々見る本によって表記がまちまちなので困っています
この回答へのお礼
お礼日時:2001/08/29 17:21
ああそういえば!アセチレンニ分子重合でビニルアセチレンって
確かにHが取れてますね。確かに酸だ・・・
むう確かにそう考えれば弱酸有利だ・・
ありがとうございますよくわかりました
No.5
- 回答日時:
plo olqさんの的確な解説があるので蛇足ですが。
pKaは知ってますよね?この数字が小さいほど酸性が強いのですが、ものの本によると水のpKaは15.74, アセチレンは25です。(参考までに硫酸は約-9, 酢酸は4.72)つまりアセチレンと水を比べるとアセチレンが弱酸、水が強酸になるわけです。
ちなみに、カルシウムカーバイドのことをアセチレン化カルシウム(または炭化カルシウム)とも言います。これは塩化ナトリウムとか硝酸カリウムと同じように、アセチレンを酸と考えて(陰イオンと考えて)このように呼ぶわけです。
No.4
- 回答日時:
さっき、弱酸の遊離反応だと答えたんですけど、実際この反応はそうではないかもしれません。
というのは、予備校では覚えやすいようにそう教えるんですが、実際の反応機構はとても複雑になっていて、簡単に弱酸の遊離反応として教えてるんです。
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