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街路樹の銀杏は通るたびに苦痛です。
いったいなぜ銀杏は臭いのですか?

A 回答 (2件)

銀杏の果肉には,低級脂肪酸(酪酸や吉草酸など)が含まれており,これが臭いの原因となっているようです。

もちろん,腐敗が進めばチオールの臭い(いわゆるメルカプタン臭)も追加され,なお一層ひどい臭いになります。このような強烈な悪臭は,動物に食べられてしまうのを防ぐためなのでしょう。

なおネット上には,果肉に含まれるギンゴール酸(ginkgolic acid,別名イチョウ酸)やビロボールによる臭いだとの記述もありますが,これは誤りです。少し化学の知識のある人でしたら,この記述が誤りであることにはすぐ気がつきます。分子量の大きな化合物は蒸気圧が低く,臭いの原因物質にはなり得ません。

イチョウ並木の悪臭は本当に迷惑ですよね。私のいた大学にもイチョウがたくさんあるので分かります。道路もベタベタに汚れるので,歩くのも憂鬱になります。拾って食べるのも良いですが,ギンゴール酸やビロボールには毒性があり,触れると皮膚炎になる場合があります。くれぐれも素手では剥かないようにしましょう。
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>いったいなぜ銀杏は臭いのですか?


銀杏の木でも、実でも、ギンナンでもないと思います。
仰るのは腐りかけた実のことだと思います。硫黄化合物と、窒素化合物が特有の匂いを発しますね。
あまり好きな人は居ないでしょう。
遡ること三十年大学の研究室前の銀杏並木で「運動能力のある」先輩後輩は木に登って揺らし実を落としました。それをプラのゴミペール管に詰めてひと月余り、匂い我慢して剥き、ギンナンを煎って食べました。
「お前はたべるばっかりだー」と現教授の声が今でも聞こえる気が…。
良い時代だったなー。(爆笑)
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