プロが教えるわが家の防犯対策術!

イザベラ・バードの日本奥地紀行を読むと、
当時の日本では混ぜ物をしたり香料を入れて誤魔化した粗悪な安酒があちこちで高級酒と偽造して売られて普及していることが描かれていました。
偽造した粗悪な密造酒なんて、中国の話か?と思いましたが日本のことでした。
大倉幸宏の著書『「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える』を読むと
この悪習は戦後もずーと続いて、
ほぼ完全に無くなったのは1960年代に東京五輪で外国人がたくさん日本に来るからそういう汚い日本の姿を見せるのは恥ずかしいから、日本政府が本腰を入れて規制したからだそうです。
そうすると、日本の民度は他のアジア諸国と比べても格段に高かった、みたいな俗説も嘘じゃないか、と思えます。
日本人の民度なんて1960年前までは対して高くないしモラルも低かったと思えますが、皆さんはどう考えるか?ご意見色々聞かせてください。

A 回答 (9件)

密造酒なんて日本に限らずイザベラ・バードの祖国でも行われていたに決まってるでしょ



日本人と一括りにし、現代と昔の習慣や考えの違いを同じものと考えるのはどうかと思いますよ

たかだか2〜3ヶ月、日本を旅行しただけで日本の何が解ると言うのでしょうか?
そんなもので全ての日本、そして日本人の民度を測ろうとするあなたの民度
はどうなのでしょうか?

長年住んでるあなたですら日本人の民度や日本が何なのかなどよく理解はしていませんよね
だからこの様に質問をしているわけで
    • good
    • 0

日本人の言う昔は1910年〜1960年の50年間の文化に過ぎず、


イザベラ・バードの来日した1880年代の明治初頭の日本奥地は戊辰戦争の傷跡残る非文明な時代です。
イザベラ・バードは横浜や新潟の文化は褒めているわけで。
    • good
    • 0

人間の民度なんてどこの国でも同じでしょう。


日本人だけが違うということのほうがおかしい。
    • good
    • 0

密造酒や粗悪な酒の存在だけで民度を測るのは


いかがなものか?

貧しければ粗悪品を売るやつ、買う奴がいる
のは仕方がない。

粗悪品を無くすのは制度と法律と生活の余裕の仕事で
民度じゃない。

昭和35年はようやく日本人が中流を意識し
生活の余裕を得た初期の頃であることを
お忘れ無く。
    • good
    • 0

昭和30年代以前の日本は、今の中国と変わらない。

そうであっても同じ時点で比べれば当時の日本は当時の中国よりは、遥かに民度は高かった。俗説じゃないです。事実です。昭和30年代にどれだけ世の中が変わったか知ってください。
    • good
    • 0

>日本人の民度なんて1960年前までは対して高くないしモラルも低かったと思えますが、皆さんはどう考えるか?



もちろんまがい物を平気で売りつけるような経済的なモラルの低さはありましたが、全体的にみて日本社会のモラルは当時でも世界からみて優れていたほうだと思います。

理由
まずイザベラ・バードは日本について以下のような事を書いています。
①車夫は「私の仕事は無事に貴方を送り届ける事」といい、私からチップを一銭も受け取らなかった。
②日本は女性が安心して旅ができる治安の良さがある
③体を壊し、退職した車夫は契約を守り、別の車夫を連れてきた
などです。イザベラ・バードからみても、西洋とそん色のない契約社会と西洋よりもすぐれた治安が見て取れます。

また、幕末に来た他の外国人も日本の治安の良さに触れていて、当時から「財布を忘れても盗まれることがほとんど無かった」し「旅館に泊まる時、衝立一枚で隣と仕切られているのに、貴重品を箱に入れるだけで次の日までちゃんと残っていた」などと書かれています。

さらに言えば、現在まで日本は現金主義で小切手などはほとんど普及していません。小切手というのは、韓国などを含めて外国では当たり前のもので、それは「多額の現金を持ち歩いていると危ないから」です。

日本ではそういう危険性が極めて少なかったため、小切手が商人以外に普及することがなく、クレジットカードや電子マネー決済まで世界に後れを取ることになったわけです。

商業的なモラルは日本も確かに低い部分があったと思いますが、それは世界的にみれば「普通」、取り立てて「日本が低かった」というわけではないです。

逆に上記に書かれたような「日本のモラルの良い部分」はたくさんあるので、総じてみれば「日本の民度は世界的に見て良い方だった」と言っていいと思います。
    • good
    • 0

世界どこも昔は同じ。


フランスなんか、家庭にトイレは無く、オマルに用をたして窓から外に捨ててた。
臭いが凄いから、消す為に香水が発達した。

食材も余りにも質が悪く、ごまかす為に香辛料が発達した。

今の尺度で昔と比較しても仕方無い。

5千年後には「2000年代の日本はモラルが低かった」と言われでしょう。
1万年後には「5000年代の日本はモラルが低かった」と言われでしょう。
    • good
    • 1

自己の姿をみて、酷いならフィードバック=修正改善していく力も、教養民度の力でしょう、初めから完璧ではないですよ。

    • good
    • 0

野蛮国と思っていた日本が、自国以上に民度が高いことに驚き、嫉み、妬んでいたイザベラバードは、ようやく日本でも民度が低い部分があることを知り、少し安心した。


そういうことかもしれません。

もうひとつ考えられることは、英国と日本の酒造文化の違いです。
英国は蒸留酒がウイスキーで、蒸留しない醸造酒がワインです。
日本は蒸留酒が焼酎で、醸造酒がどぶろくと清酒(いわゆる日本酒)です。
そして当時の日本の高級酒とは清酒のことでした。

清酒はどぶろくの進化形で、きちんと仕上げるとアルコール度数が20度を軽く超えます。最高で26度と記録されていますが、これは醸造酒としては世界最高記録です。

ただ、そのようにアルコール度数の高い清酒が美味しいかどうかは別問題です。
日本人はアルコール分解酵素を持たない人が非常に多いという問題があり、また度数が高い醸造酒は超甘口になりやすいこともあります。

そのため、清酒には次のような最終加工を施していたのです。
①醸造に使う水で加水調整し、アルコール度数を18度以下にする。(現在では15度前後に加水調整するのが主流です)
②若干の焼酎を加えることで、甘さを抑え、味をスッキリと引き締める。

これは現在でもそうで、「原酒」と銘打っている例外を除き、すべての清酒が加水調整して販売されています。
イザベラの云う「香料」とは、おそらく焼酎のことと思われますが、今でも多くの清酒が焼酎で味を引き締めて販売されています。現在では、焼酎を加えたものを「本醸造酒」、くわえないものを「純米酒」と呼称しています。

もちろん、一部の居酒屋などでは、現在でも、さらに水を加えて客に出しているような店もないわけではないですから、イザベラの時代にもいたでしょうが、イザベラはその程度のことを云っているようではなさそうです。

私は、イザベラは前者のような心の狭い人間ではなかったと思いたいので、おそらく後者の日本の酒造文化をイザベラが正しく理解していなかったのではないかと推測いたします。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!