プロが教えるわが家の防犯対策術!

103系詳しい方教えてください。加速するときに何度かガクッと衝撃がきますが、25km/h~30km/h辺りに一際大きな衝撃がきますが、あれは103系どの列車も自然にそうなってしまうのでしょうか?

A 回答 (4件)

つい最近まで103系が走っていた大阪居住の人間です。



そういえばそうですね、
全車両に電動機がついていない列車構成のためではないでしょうか。
    • good
    • 0

>加速するときに何度かガクッと衝撃が…



これは 103系に限らず抵抗制御車はどんな車両でも大なり小なりあるものです。
「進段ショック」と言います。

明治時代に日本に電車が伝わった来たときから昭和の終わりまで、電車にとって避けられない宿命でした。

103系を短編成用改造した 105系や119系などは、もっと大きい進段ショックを感じますね。

>25km/h~30km/h辺りに一際大きな衝撃が…

直列から並列に切り替わるときのショックです。
衝撃度の感じ方は、
・編成中の動力車と付随車の割合
・乗客の混雑度
・ダイヤ設定時に加速度をどう決めているか
などにより変わってきますが、今でも残っている 103系の話なら基本的にどれでも同じです。

103系でも特に進段ショックを小さくした 910番台が昭和42(1967)年に 1 編成だけ試作されました。

その後、地下乗入用の 1000番台と 1200万台とは、910番台で試作した主制御器を搭載しているので、地上線用 103系より進段ショックはかなり小さかく、ほとんど感じなかったものです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84 …
    • good
    • 0

こんにちは、電車運転士をしております。



連結器の緩衝器の状態からの衝動の可能性もありますが、

⚪加速時。
⚪時速30キロ前後で一層大きな衝動。
⚪ガクッとくる衝動

これらを踏まえると、主制御器の回路の繋ぎ替えからくる衝動で、間違いないでしょう。

─────────────────────────────

103系は抵抗制御車です。
制御器の中では、アンプが限流値を元に回路を繋ぎ変えてモーターに流れる電気の量を加減することで加速していきます。
回路を切り替える際に、コツコツと衝動があります。

103系に限らず、抵抗制御のクルマでしたら、どのクルマも衝動は大なり小なりあります。

最初は、全ての抵抗を通した直列での回路。

回路を切り替えて抵抗を少しづつ減らした回路に移行していく。

直列回路で全ての抵抗を抜けた状態になる。(直列最終段)
今度は並列回路で抵抗のある回路に移行する。
この時、だいたい時速30キロくらいで、ショックがある。

並列回路で回路を切り替えて抵抗を抜いていく。
最終的に、並列回路で抵抗を全て抜いた回路になる。(並列最終段)

モーターは回せば回すほど逆起電力が発生して回転を妨げようとするので、
今度は界磁側の電磁石の電気を減らすことで、さらにモーターが回るようにする。(弱め界磁制御)

このようにしてクルマが走ります。
    • good
    • 1

大阪環状線の8両編成は、半分が電動車でしたが、あまり衝動が強いと思ったことはありません。

京阪8000系のほうが衝動は強いです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!