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No.1ベストアンサー
- 回答日時:
炎症自体が免疫応答の結果の症状の一つですので、矛盾はしません。
ある種のステロイドはリンパ球障害作用を有しています。リンパ球は免疫応答を司る使用細胞の一つですのでこれを傷害することは免疫抑制につながります。またリンパ系腫瘍の抗悪性腫瘍薬としての効果も期待できるということになります。なので話としては矛盾はしていないと思います^^。Lescault さん、早速の回答ありがとうございます。
炎症:免疫応答
抗炎症:(過剰な?)炎症を抑える、すなわち免疫を抑制
なるほどです。
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No.2
- 回答日時:
抗炎症という表現は正しくなくて、「白血球の攻撃ターゲットを隠蔽する機能」というのが正しい表現です。
アトピーなどは免疫の過剰反応や誤反応が原因で炎症が起きているため、ステロイドは炎症を抑えることはできても、炎症の原因を取り除くことはできません。また、多くの専門家はステロイドの最大の役割を「抗炎症」と矮小化していますが、実際は、白血球の対極に位置して免疫のバランスを図っています。
そのため、健康な時はステロイドの産生量が少なく、外敵の侵入などで白血球の活動が活発になるとステロイドの産生量も上昇します。
また、免疫の暴走を止められるのはステロイドのみです。
以上から言えることは、
白血球を軍神とするならば、体内で産生されるステロイドは平和の女神になります。しかし、医療で使用される大量のステロイドは、しばしば魔女に変身して体を蝕むことがあります。そのひとつが、健康体では発症しなかった様々な感染症が、免疫抑制により発現することです。
また、ステロイド大量使用後の断薬は大変で、減薬ステップを間違うと体内バランスが変化したことによる離脱症状により大変なことになります。
素人ですが、以上が息子の白血病闘病で学んだことです。
smilekiseki さん、ていねいなご説明ありがとうございます。
> 免疫の暴走を止められるのはステロイドのみです。
新型コロナで引き起こされるサイトカインストームも
ステロイドの大量投与で対処しているのでしょうね。
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