民法 物権変動 債権的意思表示、物件的意思表示

債権的意思表示と、物件的意思表示の区別がつかないです。

債権と物権の区別も曖昧です。

No.3 回答者： tk-kubota 回答日時： 2022/03/19 15:55

物権は一人で歩けます。

即ち、物権を持っておれば、その者は好き勝手に自由にすることが出来ます。
債権は相手と一緒でないと歩けないです。即ち、単独では好き勝手なことはできないです。

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2022/03/19 15:21

債権と物権の区別が出来れば

債権的意思表示と、物権的意思表示の
違いも理解出来ると思います。

物権の代表が所有権です。
この時計は俺のモノだ、というのが
所有権です。

これに対し、この時計は俺、つまりＡのモノだ。
これを君に、つまりＢに１万円で売ってあげる。

すると、ＢはＡに対し、その時計を
一万円で売れ、という債権を取得します。

時計の所有権は、まだＡにあります。
つまり、Ａは時計に対する所有権という
物権を有します。

そして、Ｂは、その時計を売れ、という
債権を有します。

これを難しく言うと。

物権とは物に対する直接な排他的支配をする権利
である。

債権とは、人に対して行為を請求することが
出来る権利である。

直接的、というのは、債権のように人の行為を介さない
ということです。

排他的てのは、債権と比較すると
判りやすいです。
つまり、Ａは、Ｂに売る、という契約を
しても、それとは別にＣに売る、という
契約も出来るわけです。
債権には排他性がないのです。

物権の場合は、共有を除いて
ＡもＢも、その時計を所有する、という
ことはありません。
排他性があるからです。



債権的意思表示と、物件的意思表示の区別がつかないです。
　↑
契約をする、という意思。
所有権を譲渡する、という意思の
違いです。

契約をすれば、債権的意思が
存在するわけですが、
所有権の所在とは別です。
又。
所有権を移転するか否かは
債権的意思とは別で、
物権的意思が必要です。

この、
契約という債権的意思と
所有権を移動する、という意思が
一緒になる場合もあり、
これが普通だ、と言われています。

No.1 回答者： finalbento 回答日時： 2022/03/18 13:36

物権と債権の違いですが、物権は「物を支配する権利」と言うものであるのに対して債権は「行為を要求する権利」と言ったものです。

これのどの辺りが曖昧なのかよければもう少し教えてもらえませんか。