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鉄道について、
なんで現代の新型車両は国鉄時代の車両のように親しみというかわびさびのあるデザインじゃなくなったんですか?

A 回答 (9件)

子供時代、鉄道模型や乗り鉄にはまったクチですが。

仰りたいことはなんとなくわかるような気がします。

ひとつめは、昔の車両はメカメカしい外観をしていました。蒸気機関車はメカ剥き出しだし、電気機関車もデッキがあったり、電車や客車もリベット留めだったり。模型をいじってると強く思うのですが、新しい型式はつるんとしていていまいち外観上の面白味に欠けます。

ふたつめは、国鉄時代の車両は非常にバリエーションに乏しかったということです。特急型、急行型、同じ区分なら全国的に似たような外観や塗色で、だからこそ微妙な違いがオタク好みの豆知識だったのですが。

日本の伝統芸能では「型を学んでから破るのが型破り、学ばずにやるのは形無し」とよく言われます。国鉄民営化以降の車両は、各社バラエティがあるのはいいのですが、自由すぎて「これぞ標準」と言えるものがない。塗色もてんでバラバラだしやたらラッピングとかやる、だからなんか感情移入しにくいのです。
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私は自称『国鉄時代を知ってる鉄道ファン』の年寄りです。



JRに限らず、私鉄の車両も含め、私も『今の鉄道車両はつまらないなぁ』という思いを常々抱いてきました。

それについての私なりに思う理由は、鉄道経営上の理由から、『長距離優等列車』や、『地域内・地域間優等列車』を運行できなくなったことではないかと思います。

その結果、今の鉄道会社は、JRでも私鉄でも、昭和の昔なら『近郊列車』程度の距離しか走らない『乗車券だけで乗れる列車』ばかりになったと感じてます。

東日本のJRなら、房総・常磐・中央・羽越・伊豆を走る優等列車がないわけではありませんが、どれも中距離です。
ロマンスカーしかりです。

見ていて『乗ってみたいなぁ』、乗って『列車にしかない楽しみ方があるなぁ』などというものがあるでしょうか?

どこか何十万円も出して乗る列車もありますが、高くていいのは当たり前。
日々の暮らしでちょっといい気分が味わえる昭和の優等列車が私は好きでした。

ブルートレイン、エル特急なんかですね。

見ていて『乗ってみたいなぁ』と思うポイントには外見やカラーリングと言う意匠もありますが、編成美と言うのも私は好きでした。

往時の特急の多くには食堂車が組み込まれていたものです。
編成の中ほどは、グリーン車と食堂車のペアの指定席でした。

ブルトレなどの寝台列車では、食堂車を挟んで一方が上級の車両、他方が一般の車両だったりしました。

そういう車両はそれぞれ独特の窓の大きさや配置があったものです。

併結と言うものも楽しかったですね。
東北新幹線に名残が残っていますが、昔の列車では分割したそれぞれが食堂車を持っていたりと言う楽しい編成が見れました。

そういった列車の中での過ごし方も楽しかった。

私は東北の出身なのでそちらの思い出ですが、在りし日の特急『つばさ』には『秋田行き』と『盛岡行き』が併結して走った時代がありました。

上野を出て赤羽を過ぎたころ、車内には食堂嬢からの食堂車への案内放送が流れました。
秋田行き『つばさ号』のxx号車では『きりたんぽ定食』が、盛岡行き『つばさ号』のxx号車では『わんこそば定食』がお楽しみいただけます・・・

そんな旅、今はとても楽しめません。

では新幹線でピューッと飛んで行って楽しめるか?
行ったところで、地方の駅の駅前は今やどこも閑古鳥の寂れた町です。
見て楽しい、入って楽しいお店が駅前にあるとは思えません。
そんなことだからどんどん鉄道は『観光旅行者』から敬遠されてしまうと私は思います。

鉄道の旅から、普通に長距離の旅を味わう世界を考えない限り、この質問が期待するような答えはやってこないと思います。

他の回答者さん方、とりわけ鉄道ファンを自称されてる方や鉄道会社の方は『車両』のせいにされてますが、私は違うんじゃないかと思います。
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「親しみというかわびさびのある」というのが単にあなたのノスタルジーに過ぎず普遍性を持たない思い込みだから。


あんなもんにそもそもわびさびなんてない。

子供の頃に刷り込まれて「こういうのがいい」と思ってるだけだから、デザインが変化したら何もかんも否定的に感じるから。
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①アルミの採用で車体が銀色主体になった


②運転台のデザインが左右非対称になった
③機関車牽引の旅客列車が消滅した

以上でほぼ間違いないと拝察致します。
「鉄道について、 なんで現代の新型車両は国」の回答画像6
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おはようございます。


首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

時代の進展と、技術の進化の結果というのが回答となります。

国鉄時代の車両たちに、“わび・さび”が有ったかどうかはさておき、

▪️昔は鉄道会社の主導で車両新製していましたが、今はメーカー主導で設計された車両を自社に合うようにカスタマイズした車両であること。
▪️直通運転の進展やホーム柵設置で、各鉄道会社ごとに独自設計する必要性が薄れた。
▪️昔の鋼鉄製車体では、経年でサビや腐食が発生し処置が大変だった。⏩️ステンレス製やアルミ製の車両が増えた。

例えば、山手線などに使われているE235系(兄弟車両として都営浅草線5500形、車体だけなら相鉄線12000形)ですが、見た目はさておき、

▪️伝送系統の処理速度高速化で、ブレーキ制動時の安定性向上。
▪️角柱に対策部材入れて、オフセット衝突対応している。
▪️レーザー溶接を多用し、車体の剛性自体は国鉄時代の鋼製車より高い。

1C4Mで主制御器が多く、安定した加速でブレーキもしっかりし、モノ自体は昔と比べて全然良くなっています。
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JR東日本の通称「走るんデス」シリーズ、209系で始まった、「寿命半分・価格半分・重量半分」をコンセプトに設計された車両で、E217系以降のJR東の通勤型、近郊型車両以外にも、E231テクノロジーとして東急車両(現総合車両)や川崎重工製といったE231を製造したメーカー製の相鉄や東急をはじめとする多くの私鉄に波及しました。

発想自体はそれ以外の私鉄にも広がっています。

で、この車両が意外に優秀で、寿命半分どころではない、10年程度と考えて導入したのに、209系の試作車両やE217の一時型で外販の溶接不良でべこべこになったことはありますが、E217は横須賀総武で28年もちましたから、経営上は大成功、E231、E233、E235も同じようになるでしょうし、今後の像飛車は関東私鉄も含めこういう車両になるでしょう。ステンレスの2シート工法、熱線吸収ガラスによるカーテンやシェードの無い固定窓、エルゴノミクスを適用した硬い片持ちシート、切妻の前面などはほぼ共通に使われるでしょう。

ただ、確かに車両としては面白みがないので、鉄オタには不人気です。
多くの旅客にとっては、低コストで多数の車両が増備できれば福音なんですが、鉄オタにはそうではないようで。
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No.1さんがおっしゃるのと、民営化されて以来、デザインについてもJR各社が競う様になり、観光列車などは人気デザイナーにデザインしてもらう、などが増えたからでしょう。

私達昭和の頃からのファンからすれば、色にしても、あの野暮ったい国鉄色と言われる色がチープで良い味を出していたとも思いますが。最も、非電化区間の観光列車の種車が古いキハ40系なのも予算不足がわかりますし、いくら新型でもJR北海道みたいに燃える気動車もいただけませんし。技術的には国鉄時代の方が良かったと感じるのは私だけでしょうか。
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軽量化すれば 安定を重視しないといけない・・



国鉄時代の車両は鉄なので安定度は高いがスピードは出ない・・

蒸気機関車の様にディーゼルエンジンなら重くても良いのだが 電気でエンジンを動かすとなると電力も計算しないといけなくなる・・

乗客も昔より遥かに多い・・など 色々な事が重なり 現在の車両になってる
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1番の原因はステンレス車の誕生じゃないでしょうか。

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