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1Lの容器の中に水10ccと2気圧の空気が入っています。
温度が0℃から110℃まで変化する場合の圧力はどのように計算すればいいですか?

質問者からの補足コメント

  • お答えありがとう
    内容を検討しました。
    式に関しては間違いなかったです。
    蒸気圧と温度の関係の扱いについて、違う気がしました。
    空気圧はゲージ圧のつもりだったのですが、書いてないので絶対圧と考えることにしました。
    この場合計算しやすいように1気圧の沸点を考えると100℃で1気圧ですが
    このときの空気は373*2÷273=2.73であり蒸発圧力が低いので蒸発できないと思います。
    温度をもっと拡大して考えると、それに伴う圧力と蒸気圧がおなじになった時沸騰する。
    つまりそれ以上では蒸気圧によると思われます。
    後わからないのは、その時空気がどのように作用するのかです。
    図に書いてみました。 図は蒸気圧がゲージ圧に 空気もゲージ圧にしてしまいました。
    しかし、圧力計算は絶対圧で計算したので間違ったままです。
    134℃3K 144℃4k この考えがが合っているか判りません。

    「容器の水と加圧空気の温度と圧力の変化」の補足画像1
      補足日時:2022/06/13 10:57
  • 図だけ書き直しました。

    「容器の水と加圧空気の温度と圧力の変化」の補足画像2
      補足日時:2022/06/13 11:30

A 回答 (1件)

簡単のため、近似として水の体積は考えないことにしましょう。


1 L の容器中の空気の体積は 0.99 L ですが、これを 1 L としても誤差は 1% であり、有効数字2桁で考えれば無視しても影響はほとんどありません。

1 L の中に 2 atm の空気があれば、それが 0℃ → 110℃(273K → 383K)に変化すれば、気体の状態方程式より
・初期状態
 2 [atm] × 1 [L] = nR × 273[K]
・110℃ のときの圧力を P とすれば
 P [atm] × 1 [L] = nR × 383[K]
よって
 P = 383 * 2 / 273 = 2.80586・・・ ≒ 2.81 [atm]   ①

一方、110℃ での飽和蒸気圧は、下記の蒸気表から「温度基準」の 110℃ のところを読み取って
 0.14327 MPa = 1.4143・・・ [atm] ≒ 1.41 [atm]   ②

↓ 蒸気表
https://www.nichias.co.jp/gasketnavi/_data/pdf/t …

よって、空気の圧力①と蒸気(水)の圧力②の合計は
 2.81 + 1.41 = 4.22 [atm]      ③

ここで、10 cc = 10 g の水(H2O)は
 10[g] / 18[g/mol] = 0.5555・・・ ≒ 0.556 [mol]
なので、全量が気体となったときの体積は、標準状態(0℃, 1 atm)で
 22.4 [L/mol] × 0.556 [mol] ≒ 12.44 [L]

これが 110℃、4.22 atm では
 V = 12.44 * (383/270) / 4.22 ≒ 4.14 [L]
なので、1 L の容器内では10 cc の水は全量が蒸気にはならず、水が一部残った状態で気相は飽和蒸気圧になっている。

従って、気相の圧力は③より
 4.22 気圧
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