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大陸系磨製石器について
Wikiによると
<大陸系磨製石器(たいりくけいませいせっき)とは、弥生時代になって朝鮮半島から水稲農耕技術が流入するとともに日本列島に流入した、朝鮮半島に直接的な起源を持つ磨製石器の一群である。多くは、水稲農耕技術や、それに伴って列島に渡来した様々な生活様式を採用するに伴って、新たに必要になった道具である。>

質問は、金属ならともかく、当時の日本人は磨製石器を自前で開発し作れなかったのですか?

A 回答 (3件)

技術ではなく素材の問題でしょう。


火成岩で高密度の岩質であれば削って磨いて刃状に加工できるでしょうが、穴や隙間が多かったり剥離しやすいなどの脆い岩質ではうまく加工できませんし、削っても脆くて他の物を削ったり切ったりする用途には使えません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
国内には<火成岩で高密度の岩質>が見つけられなかったのですね。
岩石も用途別に種類があるのですね。

お礼日時:2022/06/12 18:30

普通は 磨製石器とは言いませんが、勾玉や丸い玉に小穴の開いた装身具らしきものは、かなり昔にも造られていたようです。


http://rarememory.justhpbs.jp/hisui/h.htm
なので、縄文時代にも日本で硬い石を加工・研磨する技術はあったということでしょう。
部分的に磨いてつるつるに仕上げた石器(道具として使用する石器)は日本でもはやくから造られています。 手斧、鏃、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%80%E9%83%A8 …
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/08/28/20200828 …
https://mainichi.jp/articles/20200827/k00/00m/04 …

磨いたようにつるつるの表面をもった石器なら、ただ磨製石器というだけでしょう。
http://ac.jpn.org/kuroshio/kurihara/oda201705.htm

<大陸系磨製石器とは、弥生時代になって朝鮮半島から水稲農耕技術が流入するとともに日本列島に流入した、朝鮮半島に直接的な起源を持つ磨製石器の一群である。多くは、水稲農耕技術や、それに伴って列島に渡来した様々な生活様式を採用するに伴って、新たに必要になった道具である。>
ということは、《水稲農耕 と 大陸系磨製石器》という組合せで考えることになるでしょう。 出土している磨製石器は多種多様です。 道具としての使用目的に合わせて制作されたことが理由でしょう。 定住集団社会になって農耕で安定した生活が確保されないと、威信装身具ではなく、使用目的と石材の加工性を考え、時間と手間をかけて、実用具を多種拵えるとはならないのではないでしょうか。 一つの石器の加工状態だけをみるのではなく集団の社会生活と道具という視点でみるのではないでしょうか。 
https://www.kaf2.org/josetsu/yayoi/yayoi_ibutsu/ …
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all …
稲作社会の出現とセットに思えたので、大陸系磨製石器というのでは、、、
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
大陸から水稲農耕が伝搬した際に、それに伴って(セットとして)新たに必要となった一群の磨製石器のことなのですね。

お礼日時:2022/06/17 18:15

ん? なんで「大陸系」なんて付けてわざわざ区別しているのか、まったく分かってないようだけど・・

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この回答へのお礼

ご尤も

お礼日時:2022/06/15 08:14

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