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テクノロジーとエンジニアリングの違いは何でしょうか?また、どう使い分けるのですか?
どちらも「技術・工学」と訳せますよね?

例えば生物工学をバイオテクノロジーと言いますが、
バイオエンジニアリングと言うと何か異なる意味になるのでしょうか?

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

テクノロジーは、広義には技術とか科学的な現象そのもののことをいいます。

協議にはある化学現象の枠内で行われる技術的プロセスを指す事もあります。

それに対して、エンジニアリングは技術や現象を人間が利用する為の使い方を含めた技術を意味します。

たとえば火や原子力、これら自体は人間は発見したものであり、自然現象としてもありえます(火は一般的に地球上にありふれていますが、原子力はそうはありません。しかし宇宙線など原子力的な事象は広大な宇宙ではありえます)
これを人間が利用する際に、認知し特性を知ることがテクノロジーになります。

たとえば火なら三要素:火源・可燃物・酸素などがありこれを知ることがテクノロジーの基礎になります。ですからこの三要素のうち、どれを一つを排除すれば火は消える、ということがテクノロジーです。

しかし、人間は火を直接触ることは出来ません(まれにタバコを口に入れて消す人がいますけれど)から、どれか一つを排除するのに、人間の能力に合わせて火を消すことを考えなければなりません。これがエンジニアリングです。

バイオテクノロジーは生物学的な知識そのもののことで、バイオエンジニアリングはそれを制御するために人間が獲得した知識と技術を実際に用いてテクノロジーを利用する技術や知見のことです。

福島第一原発でもテクノロジーとエンジニアリングを切り分けて説明することが可能です。

津波で総電源喪失したのはエンジニアリングの限界であって、テクノロジーの限界とはいいません。また喪失した後、反応容器の中で何が起こるのかは専門家はわかっていましたが、これはテクノロジーとして原子力を正しく理解していたからです。
そのためベントなどをして圧力容器の圧力を抜かなければならない、という結論に達したのですが、それをできずに水素爆発が起きたのはやはりエンジニアリングの限界です。

テクノロジーは人間の認識できる限界やできることの限界とは関係なく、知られている知識や技術とそれによって起こる現象のことを言います。
エンジニアリングは、それらの現象をコントロールし人間社会に役立つようにする方法を含んだ科学知識や技術のことをいうのです。


人間が自分の手足以上のことを行うにはテクノロジーとエンジニアリングの両方が必要になります。
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この回答へのお礼

ご丁寧に 詳しく解説して頂き 有難う御座いました。
長年(?)の疑問が解けました。

今後とも宜しくお願いします。

お礼日時:2013/02/13 22:09

エンジニアリングとは、希望するものを造りだすために色々なものを組み合わせるプロセス。


テクノロジーは、繰り返しなんどでも機能することが分かっているエンジニアリングのことです。
テクノロジーはエンジニアリングの進歩に合わせ絶えず改良されます。

エンジニアリングによって工場、機械がつくられ、製品、材料、生命に必要なものをつくる設備なども建造します。

今山中教授がしているのが研究、これを大量生産できるプロセスはエンジニアリングが、それが確立された全体がテクノロジーということになります。
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編み出す技術がエンジニアリング。


蒸気機関に由来、だから機関車は英語でengine.
テクノロジーを創り出す人がエンジニア。エンジニアリングの学問としては工学があり、設計や構築の方法がエンジニアリング。

編み出された技術がテクノロジー。
長い歴史の中で蓄積されて利用されている技術。

以上、Wikipediaより改変し、引用。

以上でいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ご返答、有難うございました。

お礼日時:2020/05/28 22:31

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