
福島第一原子力発電所の事故で各地に避難した人などが、国と東京電力に損害賠償を求めた4件の集団訴訟で、最高裁判所は、「実際の津波は想定より規模が大きく、仮に国が東京電力に必要な措置を命じていたとしても事故は避けられなかった可能性が高い」と判断し、国に責任はなかったとする判決を言い渡されたそうです。
※原発事故で国の責任認めず 最高裁 避難者の集団訴訟で初の判断
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220617/k10013 …
つまり、「想定できなかったので、国に責任はない」とのことですが、これって、可笑しくないですか。
最高裁判所の論理であれば、
ロシアや中国が、日本に攻めてきて、日本が対応できす、日本が負けても「想定できなかったので、国に責任はない」と、言い逃れできることになるのではないでしょうか。
「国家の最大の責務は国民の生命、財産、そして国益を守ること」にあるのだから、「想定できなかった」こと、そのものに、国の責任があるのではないか。
「国民の生命、財産」を守る為に、国家は万難を排して行動すべきであり、軽々しく、「想定できなかった」の言葉を使用すべきではない。
※国家の最大の責務は国民の生命、財産、そして国益を守ること
https://www.sonoken.org/vision/nation
最高裁判所の論理が正しいとすれば、政治家や公務員がサボって、原発の安全性を確保する努力を怠っても、国は「想定できなかった」と言い逃れできることになるのではないでしょうか。
北海道の知床遊覧船の事故にもみられるように、国が「想定できなかった」から、安全政策を放置しておいたことも、事故が発生した一因であり、国が「想定できなかった」ことを安易に認めてよいのでしょうか。
そもそも、国が「想定できなかった」のであれば、東電も「想定できなかった」のであるのに、東電が賠償責任を負うことが、確定しているのは可笑しいのであり、支離滅裂な判決ではありませんか。
A 回答 (23件中21~23件)
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No.3
- 回答日時:
最高裁判所とは国を相手取った裁判に於いては、余程の事が無い限り国が勝訴する
為の機関です。
地裁や高裁の判決が同じ方向でも最高裁はひっくり返しますからね。
ご意見有難うございます。
そもそも、最高裁の裁判官の間で、意見が分かれる重大問題を、単純に、「多数決」で決めて、国民に押し付けるのは、理解できませんね。
このような重大な問題については、最高裁の裁判官の間で、異なる意見も含めて、徹底的に協議して、一致した考え方を導き出して、国民に示さないと、国民は何を信じてよいか、分からなくなりますよね。
※原発事故避難者訴訟 裁判官見解割れる、1人は反対
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE17CJ60X10 …
No.2
- 回答日時:
「想定できないレベルの自然災害」ということですね。
とはいえ、それは津波高のことであって、夜の森線の鉄塔が倒壊したのは想定内の地震だと思うのですよ。まぁ、判事とか検察とか弁護士ってのは理系の判断はできない人達なので、やはり茶番っぽいよな、という思いしかありません。
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