プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

40年程前に読んだ本です。
赤毛のアンや大草原の小さな家のようなイメージの、100~200年前位の古き良き時代の海外少女文学で、以下の場面の記憶しかありません。

主人公の少女が通う、学校か裁縫教室のような場面、各自はぎれを持ってきて手芸をするのですが、主人公は確か青いモスリンを持参しますが、お金持ちの少女?が持ってきた素晴らしいモロッコ皮に心奪われ、隠してしまいます。

全てがあやふやで「モスリン」「モロッコ皮」しか確かな記憶がありません。「革」ではなく「皮」を使っていたことも覚えています。最近、モロッコ革を目にしてブワッとその場面を思い出しました。
あまりにひ弱な手掛かりですが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>全てがあやふやで「モスリン」「モロッコ皮」しか確かな記憶がありません。



あなたの記憶が全体的にあやふやということなので、あなたの記憶違いの部分があるかもしれない、という考えで以下のお話を一応、紹介します。違っていたらすみません。

あなたの質問を読んで私が何となく連想したのは、アンデルセンの「赤い靴」です。

主人公の少女(カレン)に、おばあさんが「はぎれ」で靴をこしらえる場面が物語の初めの方で登場します。ただし、そのはぎれは、青いモスリンではなくて、赤いラシャなのですが。

「お金持ちの少女?」というのはもしかすると「王女さま」のことではないでしょうか。赤い靴のお話には、王女様も登場します。その王女様が履いている靴は「素晴らしい(目の覚めるような)モロッコ革の赤い靴」でした。

主人公の少女はその靴にすっかり心を奪われます。世界中どこを探してもあんなに素敵な靴はない。そんな風に思いつめます。そういう描写は出てきます。ただし、王女様のモロッコ革の靴を隠す、というような描写は原作にはありません。

ちなみに原作では、そのあとで、エナメルの赤い靴が出てきます。主人公の少女は、目の悪いお婆さんをごまかして、その靴を買わせてしまいます。本当は、エナメルの赤い靴ではなくて、黒の靴を買わないといけないところだったので、その罰が下って、少女は死ぬまで踊り続けなければいけなくなる、というお話です。

あなたの記憶とは、「青いモスリン」や「モロッコ革を隠す」というところが違ってくるので、別の話なのかもしれませんが、全体的にあやふやということなので、あなたの記憶が少し他の童話などとまじりあっている可能性があるのかな、とも思いましたが、どうでしょうか。

なお「青いモスリン」については、あしながおじさんや、若草物語に、それがちらっと登場するシーンがそれぞれあります。ただ、あしながおじさん・若草物語のほうには、「モロッコ皮(革)」というキーワードが出てきませんので、そっちの話ではなさそうです。「モスリン」自体は、西洋の古い少女童話には結構バンバン出てくるので、手がかりとしては少し弱いですね。

あなたの記憶の中で特に印象深いのは、モロッコ革(モロッコ皮)みたいなので、モロッコ革が印象的に出てくるお話、という風に考えた場合は、アンデルセンの「赤い靴」が有力候補かなと思うのですが。
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