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- 回答日時:
軸力があるほうが有利、というのは暗黙条件が成立しているときの話です。
1.軸力には圧縮と引張があるが、ここでは圧縮を意味する。引張ではない。
2.RC部材は、梁や壁のようにモーメントを主に受ける部材と対象とする。柱は対象外。
3.コンクリートと鉄筋では、過大荷重に対し鉄筋が先に限界となる。
鉄筋は、圧縮と引張は同程度の強度、
コンクリートは、圧縮は強いが引張は弱く、計算上は強度ゼロ。
よって、モーメントを受ける部材の場合、
断面に圧縮と引張が生じますが、引張側は鉄筋だけで支え、圧縮側は鉄筋とコンクリの両方で支えます。
その部材に軸力(圧縮)を足すと、部材全体に圧縮がかかるから、
圧縮側:応力が増える。
引張側:応力が減る。
条件3により引張応力は減るから、引張側は楽になる。
圧縮応力は増えても余裕があるので問題なし。
よって、より大きい荷重に耐えられます。
この回答へのお礼
お礼日時:2022/07/25 20:50
詳細なご回答、ありがとうございます。
あらためて見ると、ちょっと質問が曖昧だったと思いますが、想定していた条件・状況は、まさに、ご回答のとおりです。理解いたしました。
お陰様で、ここしばらく抱えていた疑問が氷解しました。重ねて御礼申し上げます。
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