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『中世の頃に生きた芸術家は「誰が何と言おうが、自分の芸術が一番」という思考の持ち主が多く、誰が一番優れた芸術家か、という論争は毎度決着がつかなかったそうです。』というお話を美大で講師をしている方から聞いたのですが、現代では自分は才能がない…自分には画力がない…等自分の芸術に自信がない方々をよく目にします。
なぜ中世の芸術家達は自分の芸術に自信を持てていた方が多かったのでしょうか?

もちろん想像で構わないので、恐らくこうだからではないか。というご意見を聞かせていただければと思います。

A 回答 (1件)

通信やメディアの存在しない非情報化社会であり、芸術は生ライブでしか視聴できない時代だったから。


芸術を視聴し評価できるのは余暇と移動手段のある富豪だけで、芸術家自身は活動拠点以外へ移動できず、視聴も許されない時代だった。

書物はグーテンベルグが活版印刷を発明した1439年
音楽も楽譜の印刷が可能になった1473年、レコードが実用化された1887年とラジオ放送がはじまった1906年
絵画は写真が発明された1826年
演劇は映画が発明された1889年
そして世界初の鉄道が開業した1825年と、世界初の量産自動車T型フォードの発売1908年

この発明年以前までは、芸術ってのは基本的に持ち出しや複製ができず、他人と作品情報や評論を共有することができなかったのです。
この情報化メディア発明年以降が各芸術の近代であり、発明前を中世と呼びます。
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