dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

ウクライナを支援している欧米の軍需企業も生産が追い付かない…的なニュースをチラッと見た気がしますが、軍需企業も大変、というのは本当でしょうか?こういうときのために巨大な軍産複合体があるんですよね?
ウクライナ戦争で苦しむくらいだったら、世界大戦が起こったときどうするんでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • つまり軍需産業が意図的に戦争を引き起こして世界をコントロールしている…的な陰謀論は、現実に当てはまる余地がない、ということですか?

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/09/14 14:00

A 回答 (5件)

軍需企業も大変、というのは本当でしょうか?こういうときのために巨大な軍産複合体があるんですよね?


 →軍産複合体というものが実存したのは前大戦から冷戦期くらいまでのこと。それ以降は存在していないといっていい。例えば戦争ばっかりやってるアメリカを例にとれば、主要兵器産業の売上高を全部足したって石油メジャー1社の規模にも及ばない。そんな経済規模で政府を動かせるわけもない。 
 実際問題アメリカの軍需産業は軒並み青息吐息、集合離散を繰り返してようやく生き残っている状態で老舗のメーカーなんてほとんどない。兵器産業で一番儲かるのは新兵器の開発。実際に戦争が始まってしまうとそれらは打ち切られて弾薬や燃料の方に予算が回される。例えばF‐22は1000機を超える予定がわずか200機で生産打ち切り、ズムウォルト級新型駆逐艦は30隻が2隻、海軍の攻撃機計画はキャンセル、陸軍は新型戦車開発ができずにいまだにM-1を使ってる。確かに弾薬は大量発注があるが、当然単価は値切られるので儲けは少ない。
 こんなんでなんで軍需産業が戦争を起こそうと思うのか。一番儲かるのは冷戦時代のように戦争の危機を煽って軍拡ができる状態。実際に起こったらむしろ大変なんだと思う。今、ウクライナに大量の兵器を供与してるけどこれはアメリカの国家予算でやってること。この分ではますます新規開発予算が削られるのは目に見えてるんで、兵器産業は大変だろうな。
この回答への補足あり
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2022/09/18 22:16

> こういうときのために巨大な軍産複合体があるんですよね?



いえ・・。
基本的には「自国(や同盟国)の防衛と、ビジネスのため」です。
それに対し、ウクライナ支援は、言わばボランティアなので、支援各国の財政支出や供給可能量にも「限界」があります。

また、西側諸国が保有している最新兵器を提供しても、ウクライナ軍が使いこなせない可能性も高いので、ウ軍が使用可能な範囲に「限定」し、武器供与が行われています。

西側諸国からすれば、既に生産を終えた備蓄や在庫の供給だったりするのですが、最新装備の生産に移行している中、「前のモデルの武器を大量に作れ!」と言われても、簡単ではないでしょう。

なお、西側諸国は、ロシアの脅威に対抗することがメインで、ウ軍の支援を行っているとは言え、完全なボランティア精神でもなく、各種の「思惑」もあります。

上述の通り、在庫一掃セールとか、新装備への入れ替えのキッカケになるほか。
実戦での使用例が少ない兵器の、性能試験やデータ取得とか、有効性が確認されたら、宣伝にもなります。

更に言えば、支援国間での調整とかもあるでしょうし。
要は、ウ軍からは「いくらでも」「もっと」と言う要求がある中、支援国側には、各種の「限界,限定(制限,制約)」や、「思惑」などもあるので、需給ギャップが生じるわけです。
    • good
    • 0

在庫がある国が勝ちます



だから必要以上に核を持ち戦闘機やミサイルを持つ
全てバックアップのためです

アメリカにとって軍需産業は基幹産業です
戦争を始めると物価が上がり株価も上がる
お金が全ての資本主義国家だから戦争大好きです

国内での戦争ではなく遠く離れたい中東やウクライナでは
痛くも痒くもなく景気が良くなるだけ
アメリカにとっての経済対策は戦争の火種を撒くことでしょう

武器製造に追っ付かないは、うれしい悲鳴です
アメリカこそ死の商人です
    • good
    • 2

ニュースにあった「生産が追いつかないので、軍事産業が大変」ってのは、「嬉しい悲鳴」での大変ってことですね。



ウクライナ対ロシアの戦い初期において、スティンガーやジャベリンなどの兵器が大きな戦果を上げていました。
あれらも、ウクライナで大量に使用したので、米国側での在庫が減ってしまい、補充には時間がかかるみたいです。

まあ、日本の自衛隊においても、現在の主力戦闘機であるF-15の更新を考えていたとき、似たような問題にぶつかったといいます。
F-15って、開発スタートが1965年で、初号機の初飛行は1972年。すでに初飛行から50年も経過している歴史ある戦闘機なんですね。
空中戦では、一度も負けたことが無いという米空軍関係者からは、とても信頼されている機体です。
(なにしろ、片方の主翼の大部分を事故で失っても、基地に無事に着陸できたといいますから。)

で、大幅に機能改善された、F-15EXイーグルIIを現在のF-15Jの後継機として自衛隊も欲しかったみたいです。
でも、「生産が間に合わない、米空軍からの受注分をこなすのに手一杯!」ってことで、すでに保有するF-15Jの改造による機能アップを選択したみたいです。

ま、日本でも、「兵器・武器を作っても儲からない!」ってことで、軍事産業の生産から手を引く中小企業、大企業が増えています。
いざとなったとき「生産が追いつかない!」ではなくて「生産ができない!!」ってことになっているかもしれない。
    • good
    • 0

その大変は「需要に対して製造が追いつかない」というある意味ポジティブな「大変」です。

戦争で在庫が一掃されて、フル稼働で大変なだけ。
軍需産業とはいえ営利企業ですから。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!