アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ビタミンDは重要な栄養素ですか?デスクワークのためビタミンD不足になりがちです。

A 回答 (5件)

近年ではビタミンDそのものの摂取状況は、良好のように見受けられます。

 

国民健康栄養調査では、カルシウムの摂取状況が推奨量を下回っている傾向にあり、その吸収を助けるのにビタミンDを必要としています。
カルシウムとリンの代謝に関わり、それらの吸収と骨への沈着を促(うなが)す役割をしています。脂溶性のビタミンであり不足することによって骨粗鬆症、骨軟化症、くる病など骨の形成不良に陥ることになります。
ビタミンDには、D2(エルゴカルシフェロールErgocalciferol)、D3(コレカルシフェロールCholecalciferol)、D4、D5、D6、D7の6種類が存在しその総称としてビタミンDと称しています。主にD2、D3が重要です。D1はD2とルミステロールとの混合物であることがわかり現在では存在していません。

石灰化Calcificationに関係するステロールSterolの代謝産物であることからカルシフェロールCalciferolの化学名がついています。
ビタミンD2とビタミンD3は、人、ネズミに対する有効性は同等とされていますが、ビタミンD4はD2の50~75%、ビタミンD5はD2のおよそ30%の効力といわれます。

ビタミンDは粘膜の浸透性を増大させる作用があり腸からのCa,Pを溶解してその吸収を良くするのです。さらにフィチン酸Caを分解、溶解することにも作用しPの利用率をよくします。

骨・歯の形成 に関与するビタミンDは肝臓に集まり、腎臓に移り、少しずつ活性化されて活性型ビタミンDに変化しています。血液中の25-OH-Dの基準値は15-40ng/mlとされます。日光浴による紫外線(波長280mμが最適)で体内でビタミンD3をコレステロールより生成します。紫外線は太陽光線を浴びることによって得られますが、最近の栄養摂取状況では食事からのビタミンDで基準量を満たしているようです。よって日光照射を受ければ食事からのビタミンDの摂取は少なくてもよいことになります。1日に必要なビタミンDは、手だけでも1日10~15分間程度の日光浴で充分に満たされるとされており、紫外線の浴びすぎによる害の方に注意が払われる傾向です。

人体では主に肝臓に蓄えられ脂溶性で D2(エルゴカルシフェロール)は植物性食品に、D3(7-デヒドロコレステロール・コレカルシフェロール、1936年鮪の肝油より抽出される)は動物性食品に含まれます。最近さらにD2は、抗がん作用、D3は、筋肉を作り脂肪代謝に関与することが知られるようになってきました。
欠乏症として、成長期の小児でくる病、成人では骨粗鬆症、骨軟化症、骨の形成不良があります。
骨の主成分は燐酸カルシウムで骨の形成にはCaとPがバランスよく存在していることが必要なのです。
ビタミンDの欠乏によって酸とアルカリのバランスがとれないアシドーシスAcidosisの状態となり骨の石灰化が妨げられるともいわれています。リンの摂取状況は日本人には過剰傾向で過剰摂取での弊害が心配されています。Pが多くなると酸性に傾き、Caの吸収を悪くします。
Dの欠乏でクエン酸を投与することによってくる病を予防治癒できることが知られています。血液中のCa,P,クエン酸の量と比例することが調べられています。ビタミンDとクエン酸の代謝の関連があり、さらにリン脂質の生成にも関与しているとされています。

  体内で利用され不用となったものは、尿、便中に排泄されています。欠乏症にはD剤75μg~125μg(3,000~5,000IU)をCa剤(乳酸Caを1~3g/1日)とともに服用することもあります。
必要量以上に摂取されると肝臓に貯えられ毎日、連日に取る必要はありませんが、しかし過度の過剰では、数ヵ月後に血中のCa上昇、気管、心臓、血管、尿道などにCaの沈着により腎結石、関節痛、筋力低下、発熱・嘔吐・消化障害の食欲減退、骨歯の異常な症状を起こすことがあります。ビタミンAと同時に取ることによって過剰症がでにくいとのことがいわれています。

上限量50μg、栄養機能食品としての上限が5.0μg(200IU)、下限0.9μg(35IU)とし示されています。国際単位としてビタミンD2で0.025μgの示す効力を1IU(1国際単位)としていました。食事中の油脂類と共に摂取することによって吸収が高まるので胆汁の分泌が悪いと吸収阻害されます。

多く含む食品として100g中で、卵黄6μg、卵・ピータン6μg、さんま19μg、生鮭22μg、ほんまぐろ5μg、さば11μg、真いわし10μg、ぶり8μg、しらすぼし46μg、うなぎの蒲焼き19μg、いくら44μg、干ししいたけ17μg(生椎茸2μg)、乾燥黒きくらげ70μg(白きくらげ970μg)、えのきだけ1μg、まいたけ3μg、マッシュルーム1μg、松茸4μg、エリンギ2μgなどがあります。
おもに魚の肝油にとビタミンAともに多く含んでいますが、哺乳類の牛、豚などの肝臓(牛肝臓0・豚肝臓1μg/100g中)ではあまり多くは含まれていません。植物性食品では、ビタミンDそのものとしての存在はありません。ビタミンD2は人体でビタミンに変わる物質のプロビタミンDのエルゴステロールErgosterolがきのこ、納豆、酵母3μg%、糸状菌に含まれ紫外線照射によりビタミンD2となり、カルシフェロール、エルゴカルシフェロールともいいます。無色の結晶で融点が115~118度です。
ビタミンD3は、肝油などに含まれているプロビタミンDの7-デヒドロコレステロール:7-dehydro cholesterolを照射することによってできコレカルシフェロールCholecalciferolともいいます。主に動物性食品の青身魚、卵黄、からすみ、牛乳0.3μg%に含みます。無色の結晶で融点が82~86度です。
ビタミンD4は2,2-ジヒドロ・エルゴステリン:2,2-dihydro ergsterolから生じ、ビタミンD5は7-デヒドロ・シトステリン:7-dehydro sitosterolから合成されています。D6,D7とあるようですがD4~D7は、作用が弱く、食品に殆ど含まれていないことから重要視されていません。

ビタミンDは、骨折や様々な慢性疾患に関係することが、よく知られていますが、最近の研究で認知機能の低下との関係した研究、ビタミンDが欠乏した高齢者と多発性硬化症やパーキンソン病、脳卒中、心不全にかかる率が高くなるということの強い関連も示唆しています。

  近年では、食事からビタミンDを充分に摂取できるようになったため以前ほど不足はなくなってきているといわています。1998年には、母子手帳から「日光浴」の記述が消え、「外気浴」という表示のみに変わっているようです。
カルシュウムの吸収を高めるために栄養バランスが、特にビタミン・ミネラル、過剰症の知られるビタミンA(緑黄色野菜)ですが、およそ100g/1日摂取に努めたい食材と思われます。

https://blog.goo.ne.jp/eiyou-km/
    • good
    • 0

骨折で入院した時に骨密度を測定したら、


骨粗しょう症の一歩手前。
それ以来、ビタミンDの薬を処方してもらってます。
骨を健康に保つには必須です。

医療ドラマでは、日に当てないようにしていた赤ちゃんが、
発育不良(2歳になっても歩けない、話ができない)で、
チョットしたことで骨折する症状が取り上げられていました。
ドラマだから大げさかもしれないが。。
    • good
    • 0

ビタミンDは骨の形成に必要なビタミンと言われていますが、抗ウィルス効果もあるようです。



しかし、日焼け止めを塗ってはビタミンDは吸収されないので、サプリメントなどで補うようにすれば良いと思います。

厚労省のページです。
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/ …
    • good
    • 0

日焼け止めを皆さん塗ってますよね


Dが不足してますのでサプリを摂取することをおすすめします
    • good
    • 0

重要です。



太陽の光を掌に15分受ければ足ります。
食べ物では、レバーや魚、キノコ類、卵など。
それも無理なら、サプリや薬で補ってください。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!