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心理学と大脳生理学というのは同じ領域を研究しているように思いますが、
内容上共通している部分というのはあるのでしょうか?
共同で研究する場合というのもあるのでしょうか?
実例を教えていただけると勉強になります。

A 回答 (3件)

心理学は様々な学問と被りますよね。

哲学・医学・文化…。悩み事がありアドバイスされても、頭では分かるが私には無理と感じる時は、理屈ではわかるが感情では分からない状態です。それを脳で説明する場合、左脳では分かるが右脳が分からないという説明になると思います。カウンセラー・セラピスト・リラクセーショントレーナーがどう違うかと説明するのも難しい事で、どの部分が被るというより、切っても切れない関係ではないでしょうか。拙い説明でごめんなさい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2000/12/28 05:20

同じ領域ではないでしょう。


心理学はどちらかと言えば精神分析などですよね。ホントはこの人は何を考えているかとか。
大脳生理学は、脳のどの部分(解剖学的に)を使って人間は記憶しているのか?と言った事を研究しているのですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2001/01/10 18:00

心理学は人間の心の働きを明らかにする学問です。

しかし人間の心は認知心理学や学習心理学で解説されるように、その知覚(視覚・聴覚とか)や学習・記憶などにも関係します。
大脳生理学は大脳の働きを明らかにする学問であり、知覚・学習・記憶を処理する場所である脳の物理的・化学的構造と機能を扱います。
これまでの流れでは、心理学において構築された理論が大脳生理学の発達によって物理的に証明される傾向が強い気がします。
知覚や記憶に関しては、大脳生理学の分野も発達してきていますので共同研究も行われていると思います。
また臨床心理学の分野では、いくつかの精神病が脳の障害に起因していることも徐々に明らかになっているので、その治療は心理療法と、大脳生理学によって明らかになった薬品を使用した薬物療法が並行して行われています。

その違いは、心理学では仮説的構成概念を使用して理論を構築しますが、大脳生理学では、厳密な実験を行い物理的・化学的な関係で理論を構築します。

仮説的構成概念とは、その存在が物理的・生物学的・化学的な根拠はないものの、理論の説明においてその存在が仮定されるもので、フロイトの超自我・自我・イドもそうです。心理学ではその存在を原因・行動などから推理して理論を構築します。科学的でないといった批判もあるかもしれませんが、その手順は厳密な統計学的手法を用いていますので、その点では十分に科学的であるといえます。
大脳生理学では多分このような概念は使用しないのではないでしょうか。

また心理学には人間の個体を扱うだけではなく、社会心理学のように人間と人間の「関係」を扱う分野もあります。この分野は大脳生理学では明らかにならないことだと考えられ、どちらかというと社会学に近い分野です。

もし将来、大脳の働きが全て解明されたら人間の心は全て明らかになるのでしょうか?わたしはそうは考えていませんが…

:記憶のネットワーク:
心理学の一説において、記憶はネットワーク構造をもって保持されていると考えられています。関係するものどうしが結びついていて、すぐには思い出せないこともヒントや例をあげられると、そのネットワークが活性化して思い出せるということです。
生理学においては、記憶は神経細胞の結びつきであるとされます。何かを思い出そうとすると、海馬が機能して大脳に分散している記憶の中から結びついているものを活性化させ、記憶を呼び戻します。
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