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電力の自由化で別の管内で電気の販売が可能なのですか?
例えば東京電力が九州の企業や個人に販売可能なのでしょうか?
これが可能だと電力会社同士の競争が可能になりあまり儲からなくなりそうですね。消費者は安くなり良さそうですが…

A 回答 (4件)

電力の自由化により、消費者は「小売事業者」を自由に選べるようになりました。



① 発電事業者   1065社(電気を作る)
② 送配電事業者   10社(電気を届ける)
③ 小売電気事業者 735社(電気を売る)

ただし「②の送配電事業」は、地域ごとに10社が独占しています。
10大電力会社から送配電事業を分社化したグループ会社です。
・北海道電力ネットワーク(株)
・東北電力ネットワーク(株)
・東京電力パワーグリッド(株)
・中部電力パワーグリッド(株)
・北陸電力送配電(株)
・関西電力送配電(株)
・中国電力ネットワーク(株)
・四国電力送配電(株)
・九州電力送配電(株)
・沖縄電力(株)

「③小売事業者」は、「①発電事業者」から電気を仕入れ、
「②送配電事業者」の送配電ネットワークを使って(託送料を支払って)、
消費者のもとへ届けます。


●契約関係
①発電事業者←→②送配電事業者
        ②送配電事業者←→③小売電気事業者
①発電事業者←―――――――――→③小売電気事業者
                 ③小売電気事業者←→【消費者】

消費者は、住んでいる地域を対象としている小売事業者を自由に選べます。
送配電事業者は地域独占なので選べません。(小売事業者任せ)
発電事業者は小売事業者が契約している事業者です。(小売事業者任せ)

ということで、全国どこでも・どこの電力会社の電気でも使える(買える)というわけではありません。


電力自由化で電気代が必ず安くなるとは限りません。
新電力会社(小売事業者)が提供している「時間帯別の料金」や、「通信サービスや都市ガスとセット(抱き合わせ)の料金やポイント付加」など、さまざまな契約プランを、ライフスタイルに合わせて自由に選べるようになっただけです。

安くなるかどうかは、選んだ側の自己責任です。
よく検討しないまま「必ず安くなる」「サービス品質は変わらない」などと勝手に思い込んで飛びついた人が「インチキだ」などと騒いだりしますが、自分が判断を誤っただけのことです。
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電力の自由化は、自由に契約できるということ。

だから売電側が青天井に値上げもできるし、一方的に契約解除もできる。実際にそうなっています。必ずしも安くなりません。安くなるかもってのは只のセールストークであって、何の裏付けもありません。電力の自由化は、薔薇色の夢物語をばら撒いたが、完全にインチキです。

(31) 破綻が相次ぐのはなぜ?【新電力の概要と問題点】 - YouTube
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販売は可能です。


ただし東京電力が発電した電気ではありません。
配送電設備は九州電力が独占していますから他の小売業者と同様実質的には九州電力から仕入れた物の小売です。
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電力自由化の2000年以降に他地域に販売可能になりました。



関電、中部電、中国電、九電の間で、お互いに他地域への進出をしないというカルテルを結んでいたということで公正取引委員会が課徴金の処分をしましたね。

これ関電がよびかけておきながら、違反を公正取引委員会に自己申告して課徴金を逃れているんですよ。関電ってえげつないです。

なお、このような競争で安くなるのは「特別高圧」や「高圧」などの大企業向けの電力です。他地域の民家の電気なんて儲からない案件はしません。

関電主導のカルテルなのに…電力各社、関電の「無罪放免」に怒り
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221202-OYT1 …
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