
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
バトルオブブリテンの目的は、
①港湾設備を破壊して英海軍を弱体化させ、英本土上陸作戦を円滑に実施できるようにすること。
②兵器工場を破壊して、英軍の継戦能力を削ぐこと。
③英空軍基地を破壊し、制空権を確保すること。
本来ならば、③を優先すべきだが、独戦闘機は航続距離が短く、英本土奥の空軍基地は爆撃機しか行けないため、英迎撃戦闘機の餌食になるばかりだった。また、戦闘機同士の空戦でも、英空軍は互角以上に戦っていた。
結局、ドイツはバトルオブブリテンの目的だった①②を達成する前に、英空軍との消耗戦にも敗れ、それ以上の損害を受けると、逆に英空軍の独本土への攻撃に対する防衛力も失いかねない状況になった。
ヒトラーとしてはやむを得ない選択だったが、石油などの資源がすぐにでも欲しい状況だったことから、英国の資源を奪うことが不可能になった以上、ソ連の資源を奪うしかない。
かくて軍を東に向けてバルバロッサ作戦を早急に開始せざるを得なくなった。このように対英作戦を継続しながらの対ソ作戦は、戦略的に最も忌むべき二正面同時作戦になる。これでドイツは敗北への道をまっしぐらに歩み始めることになった。
No.4
- 回答日時:
「我が闘争」に書いてあるとおり、ヒトラーの戦争目的はソ連を倒してドイツの植民地にする事です。
その足がかりとしてポーランドを絶対に押さえる必要性があったのです。ヒトラーにとって、イギリスやフランスと戦争になったのは想定外のちょっとしたアクシデントに過ぎません。
大本命はソ連なので、大陸から締め出したイギリスは放置しておけばそのうち講和できると考えて、「腐った納屋の扉を蹴」ってソ連征服に乗り出したのです。
No.2
- 回答日時:
簡単に言えば、ソビエト侵攻の「バルバロッサ作戦」開始のタイムリミットが近づいたから。
本来の戦争目的はソビエト領土を奪ってドイツ領にする事だから、チャーチル頑固親父といつまでも喧嘩している訳にはいかなかった。
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