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現在円は変動相場制になっていますが、固定相場に
くらべてとくに優れているとは思われません、
その理由として
1)変動相場だと為替相場が動きすぎて会社として
  利益どだしたのに為替差損で会社の経営が悪く
  なってしまった、固定相場だと長期的な経営
  戦略が立てられるが、変動性だと不安定要素
  が多すぎて(今回の石油の暴騰など)戦略が立て  られない。
2)アジア通貨危機が起きたように為替を投機の対象
  としヘッジファンド等な巨大な資金がその国の
  経済を破綻させてしまう、
3)毎日ニュースの最後に為替相場を放送、関係者は
  一喜一憂また放送枠と時間の無駄。

このように変動制には何も良いことはありません、あえて探せば円高になった時海外で買い物をするとき
有利な点ぐらいでしょうか、ただこれも円安になれば
逆になってしまうので大きなアドバンテージとはいえません、しかし先進国はほとんど変動制を採用して
います、(採用してないのは中国ぐらい)
どなたか変動制が固定性より優れている点をわかりやすく説明していただければありがたいのですが

A 回答 (2件)

為替レートは、いってしまえば「通貨の強弱を踏まえた交換度合い」を示したものです。



通貨の強弱が、いついかなるときでも変わらないのであれば、永久固定レートにすればよいですし、
変わるけども何年に一度か見直せばよいのであれば、その都度固定レートを見直せばよい、ということになります。
また、ある通貨なりに非常にリンクして強弱が変わると見なせるならば、「ペッグ制」といって、ある通貨に基本的にリンクする制度をとることも出来ます。

こういった状況が整わない中、すなわち「通貨の強弱が常に少なからず変動し得る」なかで変動制の必要が出てくるわけですが、
その理由は、通貨の強弱を左右する経済状況の強弱が、常に少なからず変動していることによります。

これはEUのように、単一通貨制をとっているところをみれば、逆に統一通貨を維持するための苦労が分かるのですが、
例えば、統一通貨にするにあたって、各国間での経済状況の強弱が大きく変動しないように、EU諸国でユーロを採用している国々は、政府の赤字幅や失業率等々、様々な経済指標について許容できる範囲が課せられており、この範囲を外れた場合には、ユーロから脱退しなければならなくなっています。

つまりtokimuneさんおっしゃるような固定制をとるにあたっては、固定制をとる相手国との経済状況の強弱を、常に一定範囲内に保たねばならない、という努力が必要になってくるということです。


戦前、そして戦後のある時期までのように、グローバル経済化が進展していない時期であれば、これは比較的容易ではありましたが、
変動通貨制が広く採用された時期、そしてそれ以降は、グローバル経済の進展の為、各国間の経済状況の強弱を為替レートで調整するほうが合理的、ということになってきています。


これが更に進み、仮に日本も他国(ex.アメリカ)も同一経済圏、という状況までなってくれば、将来的には変動制もみなおされるときがくるかもしれません。。。
ただしこのときには、日本と他国を一体として見なすことになるため、日本である産業が完全に衰退しそうだとしても他国でその産業が栄えていれば、日本の産業衰退は許容せざるを得ない、という状況が加速する可能性があります。。。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、少し解ったような気がします
しかし変動制が投機の対象になり発展途上国の経済を
混乱させること、まじめに働いた利益が為替でいっぺんに赤字になるようなシステムは改正したほうがよいのではないでしょうか?

お礼日時:2005/04/15 15:21

1)国の経済活動が活発であればその国の通貨が国際的に強くなってドル、金に対して高くなるー 安く買える。


例えば、円高になれば原油、天然ガス、工業製品等の一次産業原材料、軽工業製品等が安く輸入で出来る。

2)外貨保有が豊かなら通貨が強くなり、輸入し易くなり、乏しい外貨なら自国通貨が弱くなり輸出を抑制する作用がある。

このように変動相場制は自動的に経済を調節するときがあって合理的です。

やがて中国人民元も、国際的な圧力に抗しきれず、変動性か屈伸制に移行せざるを得ないでしょう。

例えば、
私が子供の頃は1ドル=360円でした。  この頃は輸入品が高く、庶民には手が届き難かったし、ドルが高いので外国旅行も割高につきました。

それが今では1ドル=110円以下で輸入品があふれて、年間何百万人の人が海外へ行きます。

たどたどしい説明で御理解戴けたでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/15 15:24

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