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ファイナンスの講義で
「日本は敗戦直後に通貨が切り下げられたので金持ちがいなくなっていしまった。」
と先生が言っていたのですが、事実なのでしょうか?
検索してもわからなかったもので…。
情報のソースとともにお答え頂けたら幸いです。

A 回答 (3件)

預金封鎖のことではありませんか。


紙幣を新札に切り替えて、銀行預金を一定額以上引き出せないように制限をしました。旧札→新札の交換も制限しました。
制限が解けるまでにインフレで預金(タンス預金も含む)の価値が大幅に下がりましたから、金持ちが大打撃を受けたのは事実でしょう。
預金封鎖とか新札切替で検索すれば何かわかるかも知れません。
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> 日本は敗戦直後に通貨が切り下げられたので金持ちがいなくなっていしまった。



とのことですが、この意見に信憑性は全くありません(もしきちんとした理屈があるのであれば教えていただきたいものです)。なぜかは概ね次のような事から導くことが出来ます。

例えば今の日本で、新しい通貨(角)を発行するとしましょう。円から角への通貨変更で、1 角= 1000 円としましょう。これが通貨切り下げに当たります。すると、今まで1万円していた服は10角に、今まで月収 30 万円の人の給料は 300 角になることが分かりますね。
すると、今まで一ヶ月の給料で 30 着の服が買えた人が、通貨切り下げの結果、やはり 30 着の服を購入できることになります。
・・・何も変わっていませんよね。同じ事は、資産家(例えば貯金が 1000 万円とか)でも言えますし、ものが沢山ある(例えば服と食料品と電化製品と...とか)場合でも全く同じ事が言えます。

要するに、通貨が切り下げられたことと金持ちがいなくなったことの間には、全く関係ありません。

では、なぜいなくなったか。一つは#1の方や#2の方の指摘されたインフレと預金封鎖です。要するに目減りする預金をただ黙って見ている以外は為す術がなかった、ということが一つの要因になります。
もう一つには農地改正で、地方の地主層(≒金持ち)が多く持っていた土地を失ったことにも原因を見ることが出来ます。
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この回答へのお礼

すみません、勘違いをしていました。
授業では通貨の切り下げではなく新円切り替えの話をしていたようです。
まとめると
新円切り替え&預金封鎖→インフレ→戦時国債の価値が減少→金持ちがいなくなる
という流れだと思います。
みなさん、ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/15 22:10

敗戦時、金持ちが外貨で資産を保有していたわけではありません。

従って通貨の切り下げは、金持ちがいなくなったということとは無関係です。
金持ちがいなくなったのは、敗戦後の悪性インフレのせいです。

この回答への補足

「通貨の切り下げ」とは日本円のことを指しています。

補足日時:2005/09/15 13:47
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