外国の防衛産業との競争に、日本はどうしたら勝てるんでしょうか？

外国の防衛産業との競争に、日本はどうしたら勝てるんでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： wellow 回答日時： 2023/02/13 22:05

兵器はシステムだから単体では売り物にならない。

空対艦ミサイルや空対空ミサイルの出来が良くても、それを制御するソフトウェアとセットになるし、ソフトウェアそのものなんか、簡単には出せないから、「そのソフトウェアを搭載したFCS（ブラックボックス）を搭載した航空機」とセットになる。つまり、ミサイル系は全滅。車両は、今の時代はC4Iが売り。これもミサイルと同じ。

残るは部品。X-2の機体形状とエンジンのXF5-1は一級品で、欲しがる相手は多いはず。しかしながら先端過ぎて機密の塊だから、F-35の提供プログラムのような規制を日本が主導できるかどうかが鍵。
ちなみに日本国内でXF5-1の発展系を実用レベルまで鍛えることはできない。日本にあるテストベットは5t級が一番大きいので、XF5-1は何とかなるにしても、それ以上は無理。実機に装着して試験しまくっても良いのだけど、そんな原始的なことはどこでもやってない。

＞日本はどうしたら勝てるんでしょうか？

要素技術を磨く。それしか売り物はない。要素技術を磨くために、要素技術実証テスト設備を拡充させる。

この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

お礼日時：2023/02/16 19:55

No.7 回答者： のっぺり 回答日時： 2023/02/14 13:49

政府のやる気次第ですよ。

ノックダウン生産品しか採用しないと頑なに主張すれば、全ての防衛装備は「国産品」になります。
まあ、自民党政権は隷米絶対主義ですから無理ですけどね。毎度朝貢の供物としてアメリカ指定の装備品を言い値で購入することで属国の支配者として、日本国民搾取を公認してもらっていますから。

No.6 回答者： tanzou2 回答日時： 2023/02/14 06:07

まずは、政府の協力が必要です。

防衛産業は、極めて政治的色彩が
強いので、企業だけではダメなのです。

途上国になると、賄賂が横行して
いますから、その方面のノウハウも
必要になります。

つまり、政治家との付き合いが
要求されるのです。


それから大量生産ですね。

日本の武器が売れないのは、高いからです。
どうして高いのか、といえば
大量生産していないからです。

その根本原因は憲法にあります。

国内の防衛産業を大きくして、
価格を下げないと、売れません。

No.5 回答者： 遊撃丸 回答日時： 2023/02/14 01:02

この分野はもうダメだと思う。

特許は取られているだろうし。頑張るなら、新分野。レールガンとかレーザー兵器とか。火薬使ってバンとかのやつは、遅すぎと思う。だから日本の船の主砲も外国製。超電導兵器とか造るなら流れも変わるかもね。例えば初速マッハ5くらいで射程2000キロとかの超電磁砲出来たら日本は兵器大国になれるよ。出来たらよ。こんなんまだ無いし。間違えないでね、ありませんよ、こんな兵器。

No.4 回答者： hagecyabinn 回答日時： 2023/02/14 00:44

他国は国の強力なサポートが有る。

代金の半分は産出資源でOKとか、買ってくれたら輸入を増やすとか色々有る。
こんな事は一企業では不可能だ。
あとは機密事項が多すぎで兵器の詳細な説明も出来ないようだ。
国際見本市で興味を持って質問しても、適当なことしか答えられなければスルーされる。

No.3 回答者： wandermountain 回答日時： 2023/02/13 22:25

あなたが、外国の防衛企業を買収すれば、日本のものになります。

No.2 回答者： lv4u 回答日時： 2023/02/13 22:12

防衛産業といえば、武器製造ですよね。

日本国内向けだけにちょぼちょぼと生産していたら、発注量は少ないし、量産効果が期待できず、値段が高額になりますし、利益も出ない。
だから、最近では、日本の防衛産業を担う会社は防衛産業（兵器製造）から手を引きつつあります。

そして、武器は何度かの実戦を経験して性能や信頼性が向上するのです。
だから、戦いを知らない自衛隊の６４式小銃は「床の間に飾る芸術品」であり、８９式小銃は「なんでこんな設計にした？」と疑問な作り、最新の２０式小銃も、「他国の最新アサルトライフルを知らないの？」って微妙な設計ですからね。

まあ、第２次大戦で日本軍が使っていた南部１４年式にしても、時代的には海外の優れた拳銃があったのだから、それらを参考にできたはずなのに、「こんなの使えるかよ！」っていうレベルの設計・・・。
ま、国力の問題で、ちゃんとした拳銃を日本は作れなかったのかもしれない。
（日本軍の登場する昔の映画では、不二子ちゃんが使っているのと同じブローニング１９１０を入手した将校さん？が嬉しそうに撃つシーンがありました）

まあ、実戦経験のない日本だと、どうやっても外国の防衛産業には勝てませんね。