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18歳です。子宮頸がんワクチンって打った方がいいんですか?
母親に将来のために打ってておいた方がいいよと言われていて、近いうちに打つことになると思います。
でも前にYouTubeで見た副作用の症状が恐ろしすぎてできれば打ちたくないのですが、母親が言う通り将来のために打った方がいいんですか?

A 回答 (5件)

あなたのお母様が正しいです。


もちろん、ワクチンを打つとは医療行為ですから、副反応のリスクはあります。
これは医療全部で言えることです。「メリットとデメリットをはかりにかけた時、よりベネフィットの多い道を選ぶ」が医療の基本的な理念です。

子宮頸がんワクチンも同じ考え方です。
副反応のリスクはあり、そのうち百万から千万接種に一例は重篤な副反応の可能性があります。
ですが、子宮頸がんワクチンの普及により、現在の年間3千人という死亡者数は激減するでしょう。
子宮頸がんの検診は二十歳からあります。多くのガンは歳をとってからかかるものですが、子宮頸がんは、若くしても発症し死ぬことがある珍しいガンです。
30歳で、結婚してこれから幸せな家族を築いていくんだ、と思った矢先に実はガンが進行していて余命いくばくもない、となったらどういう気持ちになると思いますか?
それを避けるためにHPVワクチンを打ちます。

さて、考えてほしいことがもう一つあります。正確には二つですが、後述します。

>YouTubeで見た副作用の症状

考えてほしいこととは、これがウソかもしれない可能性です。
ご覧になった「副作用」とは何でしたか?
普段は寝たきりでろくに物も喋れない、車いす生活を余儀なくされて、とかけいれん発作がしょっちゅう起きてまともな生活が送れない、とかですかね?

確かにワクチン接種が始まった10年前、HPVワクチンを打つとこんな目に!みたいに言われました。
そして子宮頸がんワクチンと関係がなかった、が後の詳細な調査でわかっています。

彼女らが子宮頸がんワクチン接種がきっかけでこうなった、は事実でしょう。
ですが、原因は子宮頸がんワクチンではありません。

もう話を巻いて言うとですね、彼女らは「子宮頸がんワクチンを受けるとこんな恐ろしい目にあう!」とさんざん刷り込まれたんです。そして、感性豊かな子たちだったんでしょう、「さんざん脅されたことが原因で」身体にそういう症状を起こしてしまったんです。
精神医学用語で心身症といいます。子宮頸がんワクチンを打たなくとも10代の子どもには広く見られる症状です。
(逆に言うと、あなたが恐れている症状は、子宮頸がんワクチンを打たなくともあなたに起こる可能性があるということです。)

で、なぜそういうことが子宮頸がんワクチンだけで起きたみたいに言われたか?というと、そういう、「科学的根拠を一切示さずに」「科学的事実と異なる」ワクチンが危険だというデマを広めまくる反ワクチン活動家がいて、それに乗っかったマスコミが「科学的な検証いっさいなしで」デマをそのまま報道しまくったからです。

その経緯は2年ちょっとも前にこちらのサイトでも書いたことがあります。
よろしければお目通しください。

質問:皆さんは子宮頸がんのワクチンは打ってますか?
どうやら副作用がすごいらしく、一生ベッド生活の人も結構いらっしゃるとの事です。今18で、私の母がワクチンしなさいと言ってくるのですが、副作用が怖くて打ちたくないです
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11944536.html

医師であり医学ジャーナリストによるもっと正確で読みやすい本もあります。こちらのほうを強くお勧めします。

10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか
https://www.amazon.co.jp/dp/4582513352

子宮頸がんワクチン反対派はもう、本当に、一切まともな話が通じませんでしたよ。ワクチンは危険!こんな副作用が!あの子があんなに苦しんでいるのが見えないんですか!
そればっっっっかり。子どもが苦しんでいるなら、車いすに乗せて公衆の面前に晒すなよ。
ワクチンの場合、副次的な作用は副反応と呼ぶ、という基礎知識すらない人が連日、正義漢気取りで厚労省や製薬会社に抗議するというありさまでしたよ。
疲れ果てた厚労省は積極的勧奨を取り下げてしまいました。それで割を食う、たとえば死ぬのは国民、若い女性であって、厚労省の中の人じゃないしね。

ご存知ですか?
子宮頸がんで手術を受ける人は毎年、1万数千人いて、毎年約3000人が亡くなっています。子宮体がんと違い20~30歳台でも発症が多く、もっとも多い年代は30代後半です。
がんの進行もさまざまですから常に子宮全摘出とは限りません。手術を受けた後も赤ちゃんを産んでいる人は一定数いると考えられています。
そしてHPVワクチンを打ってもがん化を完全に防いでくれるわけではありません。

しかし、HPVワクチンが普及していれば、手術を受ける人も亡くなる人も9割以上減らせる見込みです。
考えてください。
この10年で3万人の若い女性が亡くなったわけです。
そろそろ、「ワクチンを打っていれば死ななかったはずの人たち」も含まれている事でしょう。
10年前、15歳でワクチンを打たなかった人たちは今年25歳ですから。

私は、反ワクチン派と、マスコミは責任を取るべきだと思います。取らせるべきです。間接的にとはいえ、人を殺したんだから。死ななくていいはずの人たちを殺したんだから。たくさん、これからも殺すんだから。

で、責任を取りましたか?自分たちが間違っていました、と言いましたか?
言ってないですよね。
むしろ逆じゃないですか?
いまだに、彼らは「子宮頸がんワクチンを打ったらこんな怖い副作用が~」とか、そういう反ワクチン活動を続けていますよね。
人としてどうかと思う。私はめちゃくちゃ怒っています。
いまだにあいつらは儲けのために、自分が儲けるために、「自分は真実を知っている」と思い込むために、YoutubeやTicktokに情弱を扇動する動画を何の良心の咎めなくアップロードしたり、Twitterに嘘ばっかり書き込んでる。

考えてほしいこと2つめとは、あなたが信じた情報源の確かさ、信頼性です。
これはHPVワクチン以外でも、今後の人生で判断を迫られることは多々あると思うので書きます。

Youtubeで見て、怖くなるのは普通だと思うんですよ。というか当たり前ですよね。
そしてそれはTVでも、本でも、新聞でも、なんでも起こり得ることです。

で、それが自分にかかわりがある時、正しい判断をするために必要な行動は何かを考えてほしいんです。

あなたがHPVワクチンってそんなに怖いのか?と思った時、たとえば医学会のサイトを探せば、日本産科婦人科学会のこういうページにたどり着けていたかもしれません。

子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために
https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index. …
医者でも信じられる人は多いけれども、たまにトンデモヤブが堂々と珍説(人を殺しかねないような)を唱えていたりするので医者の集団つまり医学会、さらにいえば学会って勝手に名乗れるので、ちゃんとした集まりだとわかる団体がいいですね。
そして更新日時は今年4月20日、昨日ですね。つまり情報が新しい。
.
これらを目安にページを見れば、子宮頸がんとは何か?なぜ問題か?治療にはどういう種類があるか?さらに、HPVワクチンをいつ打てば何がどのぐらい期待できるか?副反応はどうか?
すべてがわかったはずです。
そして、
>3)HPVワクチンの安全性はどう評価されているのですか?
にて私が書いたように「反ワクチン扇動屋が主張する多様な症状はワクチンと因果関係がない」ということが、丁寧でわかりやすい言葉で書かれていること、
最後の
>将来、先進国の中でわが国だけが、多くの女性が子宮頸がんで子宮を失ったり、命を落としたりするという不利益が、これ以上拡大しないよう、
この悲痛な思いがこもった一文もちゃんと読んだはずです。

厚労省の「HPVワクチンに関するQ&A」も見つけたかもしれません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya …

あなたが動画で見たという「副作用」は、このサイトに載っている副反応と同じ名前でしたか?
ギランバレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、複合性局所疼痛症候群。
もしそうなら、ごめんなさいと言いましょう。これらの副反応は確かに重いし、治療が長引き、怖いですよ。
これが怖いのは全員がそうでしょう。そして、430万人や860万人に一人はこういう重篤な副反応が「HPVワクチンが原因で」起こっているわけです。
でも、全員でいえば、年間3千人が亡くなることは避けられる。
「メリットとデメリットをはかりにかけ、社会全体のベネフィットはワクチン接種のほうだと選んだ」わけです。

動画を見て、不安になって、質問サイトに投稿してみようと思ったあなたの行動は正しいです。
でも質問サイトにいるのって素人ですよね。さらにいえば、反ワクチン扇動屋もけっこういますよ、ここ。精神疾患にかかっている人が、反ワクチン主張を鵜呑みにして一所懸命投稿していたりもするんですよ。
信頼性はどうでしょうか?

この私の回答自体を疑うことを含めて、あなたにとって信頼性とは何かを考え、確実にあなたを守ってくれる道を選んでほしいと思います。
すくなくとも、あなたのお母さまが、反ワクチン活動に娘を利用するような感情的な親でなくてよかったですよ。
私はHPVワクチンには賛成です。
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多くの医師は打った方がいいと言っている


反ワクチン界隈の人たちは打つなと言っている

まぁ信じれる方を信じたら良いんじゃないでしょうか
医師として研鑽を積んできて、医療統計も持ち合わせている専門家の意見と、どこの馬の骨かもわからん素人のYouTuberの考えを天秤にかけて、後者が良いと思うなら、そっちを選べばいい、としか言えません
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子宮頸がんの死亡率より、ワクチンによる重篤な副作用発生率の方が明ら低いです。


ですから世界的にワクチン接種が推奨されているのです。
日本人はその影で何人の命が助かっているか分かっていても、副作用の方を重視しがちな傾向はあるでしょう。

下世話なことを言いますが、これまで彼氏がいてセックス経験済みで、これからも複数の相手が出来るような人は打つ方が良いです。
パパ活でもしているなら必須かと。

まだ彼氏もいない状態なら、先送りで考えても良いかも知れませんが、このワクチンは早く打つ方が高くが高く出ます。

子宮頸がんは発症の原因が分かって予防出来る数少ないがんです。
日本では子宮頸がんは若い女性の間で増加傾向。
検診を積極的にもうけるようなものではないので、妊娠で子宮頸がんが見つかるケースもあります。
進行具合では赤ちゃんを諦める事にもなりかねないです。

どうすべきか良くお考えください。
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20代ですが私は接種済みで、2年に1度市の健診で子宮がん健診も行っています。


絶対にかからない病気という保証もないので事前に予防しておくのがいいとおもいます!
注射は痛かったけど副作用はありませんでした。
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将来子宮頸がんになって子供ができない身体になってもいいなら打たなくてもいいです。

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