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子宮頸がんワクチンは打った方がいいですか?

騒動があった世代なので最近摂取券が届きました。

検索してみると副作用なんてデマとか打った方がいいという意見が多数、その他は陰謀論系の方々がヒットするくらいで最近まで打つ予定でいました。

ですが、周りの友人に聞いていたところ友人の知人に子宮頸がんのワクチンの副作用で障害者になってしまった人がいるそうでそれを聞き怖くなってしまいました‪。

首から下が動かなくなって、見るからに障害者と分かる見た目になってしまったそうでそれまでは全然普通の子だったのに・・・と言っていて、身近で起きてるとなるとちょっと違ってくるというか、、恐怖心が強くなってしまい、どうしたらいいか分からなくなってしまいました。

でも将来のことを考えた時には打っといた方がいいと思うし、副作用だって確率がものすごく低いわけで、、と言い聞かせてますがなかなか予約するまでに至りません。

皆さんはどう思いますか??
打った方がいいよ!と思う方は、こんな私に説得してくださったら嬉しいです!陰謀論的な回答はお控えください。

A 回答 (2件)

ワクチンを打ち、検診も受けるのが備えとして現状では最善です。



質問者さんはむしろものすごくラッキーな世代じゃないでしょうか?
2年前に9価ワクチンが認可されました。

現在、HPVには人をガンにするものが15種類あると確認されています。
初期の2価はこのうちでも悪質かつガン化のリスクが高い2種類に絞ったもので、子宮頸がんを防ぐ率は6~70%ほどとされました。
9価は9種類のウィルスを対象にしたワクチンです。つまり効果が高いのです!
それを無償で受けられるのですから、見捨てられ世代の人は特にあなたがたが羨ましいでしょうね。


ところで、最後の1行にちょっとどきどきしています。
>陰謀論的な回答はお控えください。

これはどっちの意味で…???

以前、ワクチンを打つとはどういうことか?なぜ子宮頸がんワクチンが特別視されるようになってしまったのか?について長い回答を書きました。

子宮頚がんワクチン接種の紙が届いたのですが、 みなさんはワクチン打ちますか???
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12972838.html

ワクチンも医療行為ですから、リスクは必ずあります。

私はよく手術に例えます。
例えが悪くて申し訳ないのですが、もしもあなたが、お腹をメスで切って病巣を取り除かなければならない手術が必要な病気にかかったとします。
メスでお腹を切るだなんて怖くないですか?きっとみんな怖いですよ。手術の成功率88%ですって言われたら、12%がすごく大きく感じちゃいますよ。
でも、その手術を受けなければ、あなたのステージでは5年生存率は10%もありません、と言われたらどうします…?
怖くても手術に踏み切る人が大勢いると思います。
無駄に長いだけの例えですが、医療は全部同じです。

リスクをできるだけ抑え、最大限のベネフィットを受け取れる道は何か、そこを目指して実行する。

薬もそうですよね、薬には「必ず」副作用があるんですよ。何も気にせず飲んでいる市販の薬の中には、子宮頸がんワクチンで重篤な副反応が出るより高い率で(わずかですけど)同じぐらい重い副反応が起きるものありますよ。
しかもワクチンよりずっと多い回数飲むわけでしょ。
でも「この薬を飲むことで、私は寝たきりになるのか…?」なんて考えたことあります?


話を戻して、基本的な理念はワクチンも同じです。
リスクやデメリットをできるだけ抑えため、今わかっている最新の医学を駆使して安全性を確保する。そうして、病気の予防効果を最大限発揮できるようにすべてを整える。
ただ、どうしても100%安全はありません。どんなことでも同じであるように。
それでも、子宮頸がんワクチンでも9価ワクチンはすでに非常に数多くの接種回数があって、どんな副反応が出るか、その率はどのぐらいか。ほぼ明確にわかっています。
重い副反応はいずれも数百万回に1接種です。

子宮頸がんにかかる率はもっともっとはるかに高いです。
それを防げるなら、リスクよりベネフィットのほうがずっと上回ると断言できます。


そして、ご質問を読んで2つ思ったことを書きます。
>首から下が動かなくなって、見るからに障害者と分かる見た目になってしまったそう

子宮頸がんワクチンの接種がきっかけで、半身麻痺の状態になってしまった人はいます。

ただ、少し考えてほしいことがあります。
「ワクチン接種がきっかけ」と「ワクチンが原因」は全くの別物だと言うことをです。

「首から下が動かなくなった」症状について数年前、科学的な調査や研究が行われました。
結果、そういう症状は事実だが、ワクチンはきっかけであって原因ではない、という結果が出たんです。
ご存知ですか?

思春期の子ども、特に少女はストレスが身体に反映することがあります。
たとえば両親が離婚騒動のさなかに娘がしょちゅうお腹を壊したり、高熱を出す、そう聞くと理解しやすいかもしれません。
言葉が悪いですが、子宮頸がんワクチンで寝たきりになった子は、親、おそらくは母親が非常に感情的かつ科学的リテラシーがない人で、ワクチンをこわいものだと信じ込み、子どもに繰り返し「ワクチンは非常に危険なものだ、打ってこんな怖い後遺症になった子がこんなにいる、障碍者になってしまった子もいるんだよ!」と吹き込んだのです。
そして、子どもはその通りになったのです。
でも親は娘をそうしたかったわけでもないでしょうし、誰かが意図的に仕組んだことでも、子どものほうが意識して起こしたことでもありません。また自覚したらすぐ治るようなものでもありません。
ですが、人間の身体はときにそういう反応を示すことがあります。そういう話です。

そして疑問なのが、あなたにその話を聞かせた「友人」はどんな人なのでしょうか?普段は子宮頸がんワクチン以外のワクチンもちゃんと接種している人なんでしょうか?

子宮頸がんワクチンがきっかけでそうした心身症を起こした子は確かにいます。
しかし、その友人の「知人」は実在の人物なのですか?
なぜなら、ワクチンがきっかけで「首から下が動かなくなった」と訴えている人は日本全国でも数人しかいないんですよ。
私はそこから疑わしく思っています。

それから、大変長くなっていますが、もう1点。

親しくしている人から身近な話として聞かされて、一気に不安になる気持ちはものすごくよくわかります。
ですが、それって、逆に、逆の話を聞かされていたら、何も疑問に思っていなかったってことですよね…?
たとえば、別の友人から「私は受ける。だって、いとこのお姉ちゃんは子宮頸がんで32歳で死んだから。再発してね。お腹に赤ちゃんがいたのに、その子も一緒に…だったんだよ…」って言われたら、こわ!ワクチン受けよ!になってた、ってことですよね。
接したものが逆だったら簡単に逆を信じる。
ちょっと、何かを判断するのに十分とは言えない考え方だとは、ご自分でも思いませんか…思ってほしいんですけど。

子宮頸がんは、初期の内に発見ができ、適切な治療に踏み切ることができれば比較的予後がよいほうのガンです。
ですが、毎年一万人かそれ以上が子宮を切除あるいは摘出を余儀なくされてもいます。そしてなお悪いことに、千人ほどは亡くなっているのです。毎年ですよ。

子宮頸がんワクチンについて、日本では大マスコミが積極的に悪質なデマをばらまきました。私は本当に強い怒りを感じます。科学的な話は一切せず、ただただ、「子宮頸がんワクチンは怖いもの、身体が麻痺したり、激しいけいれんを起こさせるような副反応があります!」という嘘だけをばらまき続けました。そして、今なおその当時の過ちを認めてすらいません。

質問者さんが「子宮頸がんワクチンはなんだか怖い」というイメージを持っているとしたら、そのデマに影響された可能性はないですか?

あなたは、子どもを産むことが自分の幸せの中に入っていますか?将来絶対、男性と性的な交渉はもたない?30代で亡くなっても(死因:子宮頸がん)平気?
脅すようでなんですが、こっちは事実です。
もし、将来、子どもを持つこともあり得るし、恋人を作るつもりがあるのなら、ワクチンは頼もしい備えの一つになり得ます。あくまでも「一つ」です。でも、たとえば窓の一つには鍵をかけずに外出するっていうのも変な話でしょ、例えるなら。

マスコミの悪質なデマのせいで、先進国では日本だけが、10万人が子宮を失い、1万人は子宮頸がんで死にます。これって、デマを広めた人たちが間接的に殺したようなものじゃないんですか?

私は、若い方にはこうした不安や憂いのない、本当にちゃんとした安全と明るい未来を手に入れてほしい。それをワクチンで防げるような病気に邪魔されてほしくありません。
ワクチンは必ずリスクもあるものではあるが、と繰り返したうえで、100%ではないにしても、病気にかからないと信じて徒手空拳でいるより、接種ははるかに理性的で合理的な選択肢だと私は信じます。
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この回答へのお礼

ベストアンサーのyusura様含め、皆様ご回答ありがとうございました!

友人は私の一番仲のいい友達であり看護師でその事に関しては詳しい子なので嘘ではないと思うのですが、全国でも数人ということで数人よりも遥かに多いがんの発症率の方が怖いんだということをこちらの回答を読み、気づかせてもらいました。

また、市販の薬でもそのようなことが起きかねないという身近にまつわるリスクも教えていただきワクチンへの恐怖は前よりも確実に下がりました。

こんなにご丁寧な回答をいただけると思っていなかったのでほんとにびっくりしました。

私の周りでもこのワクチンについて度々話題に上がっては怖いよねって話になるので、今回頂いた回答を共有したいなと思います。

そして私はきっと近々ワクチンを打つと思います。

貴重なお時間を使って、私の背中を押して下さりありがとうございました。とても感謝しています!!!

お礼日時:2022/06/21 22:23

どんなワクチンにもリスクはあるよ、だから怖いなら打たなければいい。

だけど、ワクチンが開発されるだけあって、女性にとっては大事な問題なわけで、子宮だし。
ワクチンを打たなくても自分の身体を大事にできるのであれば大丈夫と思います。
どんな病気も日頃の食事と運動。どんな生活をしてるとどの様な病気のリスクがあるかをきちんと調べて気をつけることが一番大事です。それは女性だけじゃなくて男性の精子の質にも言えること。日頃の不摂生から様々な影響がでます。
身体を大事にしてくださいね。
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