一回も披露したことのない豆知識

(4)でカルボン酸とエステルがありますが違いがわかりません。どう判断すれば良いのでしょうか。

「(4)でカルボン酸とエステルがありますが」の質問画像

A 回答 (1件)

分かりやすいように、「-COO-」をー(C=O)O-と表記します。


両方とも、Xー(C=O)OーYのように書けます。
カルボン酸はカルボキシ基「-(C=O)OH」を持っています。つまり、Yは必ずH(水素)でなくてはいけません。
安息香酸はそのようになっていますね。
さて、そのカルボン酸とアルコールが脱水反応でできたものがエステルです。
この時、「-(C=O)OH」のOHとアルコールのーOHのHが、水として抜けますので、アルコールがZ-OHで表せる物質であった場合、その結合は「-(C=O)OーZ」のように、ZはYの位置に来るわけです。
※O-ZのOはもともとアルコールにあったOHのOなのです。
ZがH(水素)であれば同じじゃないっ!
っと思うかもしれませんが、H-OHはアルコールではなく水です。
要するに、「Xー(C=O)OーY」のYがHであればカルボン酸。それ以外の基であればエステルということです。
X側はなんでも構いません。質問中のギ酸はXがHの場合のカルボン酸です。





その
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