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(あ) 天皇家の祖先神が なぜ 女性だと思われるアマテラスオホミカミなのか?

(い) 天皇位は 初代の神武カムヤマトイハレヒコより始まる男系なる万世一系だという。けれどもこの神武イハレヒコよりさらに祖先をさかのぼれば オシホミミ(マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミのミコト)なる男性にいたり その――おそらく――母はアマテラスであり 父がスサノヲである。

(う) 祖先神は――男系にしたがうなら―― スサノヲであるはずだ。なぜ そうではないのか?




         *




よろしかったら参照をどうぞ。

【Q:あぁ アマテラス! 人びとはアマテラスのキャラを知らない!? スサノヲはこころが折れた。】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12618367.html

0. この問題は 記紀神話が 皇位継承をめぐって取り扱われるかぎりで 問われるべきだと考えられます。判断材料として重要なことが明らかになっていないのではないでしょうか。その意味で問いたいと思います。


1. スサノヲは この世を厭い妣(はは)の国に帰ることにし その暇乞いをするために 姉のアマテラスをその治めるタカマノハラに訪ねた。

2. そのときアマテラスは 弟が自分の国を奪おうとしてやって来たのだとうたがい 着物の中に鎧を着て待ち構えた。

3. ここでスサノヲのこころがひん曲がった。



4. 姉は いつまでもその警戒を解かない。スサノヲはかなしんだ。

5. ウケヒ(賭けのようなものか)をして こころの清きをあかしたがそのあと 姉はウケヒの負けをみとめつつも こころの問題で譲歩することはなかった。

6. とまどいの中に怒りを覚えたスサノヲは 姉の神殿に糞をしてやった。

7. アマテラスの取り巻きが怒ったが 女王の姉は それにも取り合わずこころが変わらなかった。

8. スサノヲは 人びとの田んぼの畔を壊し水を流してしまった。

9. 怒った大臣らがそれを訴えると アマテラスは 弟をかばった。土地が惜しい(意味不明?)から弟はそうしたのだろうと言って。




10. 姉の《無関心》に――そういう人間関係に初めて出遭って――こころをさ迷わせたスサノヲは 機織り屋の天上から 皮を剥いだ馬を投げ入れた。

11. 機織り女のひとりが 杼(ひ= shuttle )にホトを突き死んでしまった。

12. 姉のだんまりは 変わらず しかも 黙秘権(!?)を行使して 岩屋に隠れ閉じこもった。

13. 取り巻きは あらゆる手を尽くして アマテラスを外に引っ張り出した。

14. 行政官は スサノヲに罰(膝の上に石を置き爪を抜いたり)を加えた上で タカマノハラを追い払った。アマテラスも 承認した。



15. アシハラの国のイヅモにたどりついたスサノヲは そこでムラびとからの願いを聞き入れムラを荒らすヤマタノヲロチを退治した。そのあと こころは すがすがしくなった。

16. そうしてうたった。

 八雲立つ出雲八重垣 
 妻籠みに八重垣つくる 
 その八重垣を

・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

質問者からの補足コメント

  • あたらしい質問が削除されました。

    もういちど考えます。

    No.14の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/06/22 03:16

A 回答 (23件中1~10件)

聖書に・・



神は 神の形に似せて 人間を創った・・ それで男と女に なった・・と 記されてる・・

神に似せると 男と女に なる
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。


そうですね。

まづ創世記には 《ひとの誕生》は ふたつの異なる記事があります。

一度目は ご指摘のくだりです。二度目は 込み入っています。:
 
▲ (創世記 1:27) ~~~
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。

▲ (創世記 2:7-24 ) ~~~
7 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。
・・・
18 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」
・・・
21 主なる神は・・・
22 人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、
23 人は言った。
 「ついに、これこそ わたしの骨の骨 わたしの肉の肉。
  これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう
  まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」

24 こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。
~~~

☆ そうですね。

一度目は ヒトとしての男女の平等を言っている。

二度目は 性差にもとづく或る種の能力の特徴を分けて捉えようとしている。
 
アウグスティヌスによると:

 女は身体の性によって男と異なっているから 
 その身体の蔽いによって宗教的な典礼で 時間
 的なものを管理するために下に向けられる理性
 のあの部分を象徴し得たのである。

 そのため 人間の精神がその部分から永遠の理
 性に固着し それを直視し それに訊ねること
 をしないなら 神の似像は留まらない。
 この精神は男のみならず女も持つことは明らか
 である。
  (アウグスティヌス:三位一体論 12・7)

《時間的なものを管理するために下に向けられる理性の――理性の です―― あの部分を象徴し得たのである》。いま一つ分かりにくいようですが 言ってみればひょっとして《経済的な管理》を言っているのでしょうか。形而下の分野という意味です。

末尾の一文では 《一度目の創造》すなわち《男も女も互いにひとしく歴史の共同相続人である》ことを重ねて言っていると思われます。


☆ ご回答の趣旨は 男系か女系かは 大したことではない――でしょうか?

お礼日時:2023/06/19 08:25

☆ ご回答の趣旨は 男系か女系かは 大したことではない――でしょうか?」←いいえ・・



あなたの神話は解かり難い・・と 言う事だけです・・

二性性相の方が 解かり易い
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この回答へのお礼

回答のぬしに気づかなかった。

結着済みです。
【Q:神の《二性性相》とは いったい何のことか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10769072.html

このこちらの答弁を無視しているからには あとは放置します。

お礼日時:2023/06/19 08:36

このこちらの答弁を無視しているからには あとは放置します。

」←?

あなた達質問者って 回答者は疑問では無い・・という事を理解 していない・・

疑問に思ってるのは質問者の あなたであって 二性性相を 知りたいのなら 検索すればイイだけですよ・
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天皇が男系というのは、神武天皇を初代とした場合の話と思われます。

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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。


お手数ですが №5へのお礼欄を参照してくれますか。すみません。ありがとうございます。

お礼日時:2023/06/19 13:21

御自身で



>初代の神武カムヤマトイハレヒコより始まる男系なる万世一系だという

と書いておられますよね。
 「男系なる」の始まりとされているのが「初代の神武カムヤマトイハレヒコ」なのですから、その「男系なる」の始まり以前の祖である「アマテラスオホミカミ」が女性である事は関係が無いと思います。
 そもそも「天皇氏は 男子一系」というのは、読んで字のごとく「天皇氏」に関する話であり、「アマテラスオホミカミ」から「ウガヤフキアエズ」までは「天皇氏」が存在していなかった時代の人物(或いは神)、即ち「天皇氏ではなかった」のですから、「天皇氏は 男子一系」という話とは無関係という事になる筈です。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。


★ ~~~
御自身で

>初代の神武カムヤマトイハレヒコより始まる男系なる万世一系だという

と書いておられますよね。
~~~
☆ はい。

★ 「男系なる」の始まりとされているのが「初代の神武カムヤマトイハレヒコ」なのですから、その「男系なる」の始まり以前の祖である「アマテラスオホミカミ」が女性である事は関係が無いと思います。
☆ もし万世一系の男系が 神武イハレヒコからであって それをさかのぼる血筋は 男系女系を問わないとすれば 祖先神は 男か女かを問わないということになります。

つまり 祖先神が アマテラスであってもスサノヲであっても どちらでもよいと。

ということは いまはアマテラスが祖先神であるとなっていますが これは スサノヲが祖先神である場合とまったく同等のひとつの選択肢だということですね?

つまり 全国のスサノヲをまつる神社は 皇室の祖先神をまつっているというふうに じゅうぶんの根拠にもとづき 言えるということ。これでいいですね?

伊勢神宮にまつる祖先神は スサノヲでもあり得るのだと。アマテラスであるのとまったく同じ根拠にもとづき そうでありうるということ。

こういう解釈でよいのですね?

お礼日時:2023/06/19 13:19

日本書紀や古事記では神武天皇の時から天皇号を与えているが、


本当は天武天皇の頃に贈ったもののようで、古くは大君・大王などという呼び名だったらしい。
それを後世に天皇の称号に統一。
大君・大王はいずれも「オホキミ」と振り仮名を振る。
「贈う」で「おいてたまう」という読み方をするらしい。

中国では伝説の王に
「天皇(てんこう)」「地皇(ちこう)」「人皇(じんこう)」
なんていうのが出て来る。本当にいたか疑う人は多い。

日本の天皇と同じ字を使っている。何か影響受けたのか。

スサノヲは檀君に当ててしまうと1500年在位、1908歳で死んだ
という記録を見る。生物学的は吾らみたいな人と同じと思う。
あり得ない記事で誇大表示でしょうね。
アマテラスも10万5千年とか
アメノオシホミミが179万4300年とか、あり得ない。
昔の人は誇大妄想狂が多かったのか
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この回答へのお礼

★ 日本書紀や古事記では神武天皇の時から天皇号を与えているが、
本当は天武天皇の頃に贈ったもののようで、古くは大君・大王などという呼び名だったらしい。
☆ ええ。そして その後付けとして神武イハレヒコからと いまは受け留めたかたちです。


★ 「贈う」で「おいてたまう」という読み方をするらしい。
☆ そうなんですか。


★ 中国では伝説の王に
「天皇(てんこう)」「地皇(ちこう)」「人皇(じんこう)」
なんていうのが出て来る。本当にいたか疑う人は多い。

★ 日本の天皇と同じ字を使っている。何か影響受けたのか。

お礼日時:2023/06/19 19:12

>もし万世一系の男系が 神武イハレヒコからであって それをさかのぼる血筋は 男系女系を問わないとすれば 祖先神は 男か女かを問わないということになります。



 私もそう思います。

>つまり 祖先神が アマテラスであってもスサノヲであっても どちらでもよいと。
>ということは いまはアマテラスが祖先神であるとなっていますが これは スサノヲが祖先神である場合とまったく同等のひとつの選択肢だということですね?

 いいえ違います。
 「血筋を遡る上で男系女系を問わない」という事と、「親子関係の有無」は別の問題であり、アマテラスとスサノオは夫婦でもなければ、どちらか片方がもう一方の直系の子孫というわけでもない以上、

>祖先神が アマテラスであってもスサノヲであっても どちらでもよい

という事には全くなりません。
 天皇氏に繋がる血筋となる子がアマテラスから産まれる経緯は次のようなものです。

 スサノヲが亡き母神であるイザナミに会うために根の国へ向かう旅に出る前に、姉神であるアマテラスに別れの挨拶をしておこうと高天原に赴いた際、弟の目的は高天原を奪う事だと思い違いをしたアマテラスは武装し、スサノヲに対して高天原に来た目的を問い詰めます。
 スサノヲは自分に邪心が無い事を示すために互いに子供を産む事で「うけい(誓約)」とし、それでどちらの主張が正しいのかを占いましょうと提案します。
 アマテラスとスサノヲは互いの持ち物を相手に渡し、受け取った相手の持ち物を噛み砕いてから吐き出します。
 するとアマテラスがスサノヲの剣を噛み砕いたものからは三柱の女神が産まれ、スサノヲがアマテラスの髪や手を飾っていた玉飾りを噛み砕いたものからは五柱の男神が産まれます。(この時、正しい心の現れとされるのが女神なのか男神なのかは古事記と日本書紀で異なるのですが、それは本件に関わりの無い事なので割愛します)
 この時産まれた三柱の女神はスサノヲの持ち物から生じたのでスサノヲの娘、五柱の男神はアマテラスの持ち物から生じたのでアマテラスの息子とされました。
 その五柱の男神の中の一柱であるアメノオシホミミが初代天皇である神武天皇の高祖父なのです。

 「血筋を遡る上で男系女系を問わない」からと言って、アメノオシホミミがアマテラスの持ち物から産まれた事に変わりはありませんから、天皇氏の祖先神はアマテラスであって、スサノヲではないわけです。
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この回答へのお礼

☆☆ >つまり 祖先神が アマテラスであってもスサノヲであっても どちらでもよいと。

★ いいえ違います。
「血筋を遡る上で男系女系を問わない」という事と、「親子関係の有無」は別の問題であり、
☆ いえ。《親子関係の有無》ではなく 記述された親子関係にしたがうならという問題だと思います。

★ アマテラスとスサノオは夫婦でもなければ、
☆ でも 一方のアマテラスは祖先神であるとされています。いままさに《記述された》親子関係とは言いましたが この場合はあくまで推測です。

つまり 推測なら そのアマテラスの推理とまったく同じくスサノヲの祖先神説も成り立ちましょう。

★ ~~~
どちらか片方がもう一方の直系の子孫というわけでもない以上

☆☆ >祖先神が アマテラスであってもスサノヲであっても どちらでもよい

という事には全くなりません。
~~~
☆ むろん推測です。大きく間違っているとも言えないはずです。

というより 天皇家にかんする一般的な説として《アマテラスが祖先神である》とじっさいに見なされています。なら スサノヲも同じくそう見なされ得ましょう。という議論です。


★ ~~~
天皇氏に繋がる血筋となる子がアマテラスから産まれる経緯
・・・
〔ウケヒにおいて〕産まれた三柱の女神はスサノヲの持ち物から生じたのでスサノヲの娘、五柱の男神はアマテラスの持ち物から生じたのでアマテラスの息子とされました。
 
その五柱の男神の中の一柱であるアメノオシホミミが初代天皇である神武天皇の高祖父なのです。

アメノオシホミミがアマテラスの持ち物から産まれた事に変わりはありませんから、天皇氏の祖先神はアマテラスであって、スサノヲではないわけです。
~~~
☆ ですが それだと単性生殖説になります。

そう仮説するのを避けるなら スサノヲがオシホミミの父親だと見なされるでしょう。

避けないなら――血筋の問題としては――女系による万世一系でもあるとなります。つまり いま現在にも女系天皇が現われても さして問題とはならない。

なぜなら たとえば敬宮愛子氏の夫は イザナキ・イザナミを同じく両親とする姉弟であるアマテラスとスサノヲいづれかの子孫であると考えられるからです。

イザナキ・イザナミを祖先神とするということです。

排他的なアマテラスの一神崇拝はかんばしくないでしょう。

お礼日時:2023/06/19 19:51

初代にハクつけるために初代の父が天皇に類する人間というのはありえないですよね?そしたらその人が初代になるし・・・


「元始、女性は太陽であった」わけで古代における天皇という新たな血脈にもっとも効果的なのが女性神の末裔ということじゃないかな
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。


★ 初代にハクつけるために初代の父が天皇に類する人間というのはありえないですよね?そしたらその人が初代になるし・・・
☆ いや。この場合の初代というのは 統治者になること・ないし国家の誕生に際しての歴史的な―― 一回性の――出来事にかかわります。

ですから 初代の為人(ひととなり)とその人の親がどうであるかとは 別だという受けとめ方でいいのでは?

アレクサンドロス大王の父も マケドニアを強国にした優秀な王でした。



★ 「元始、女性は太陽であった」わけで古代における天皇という新たな血脈にもっとも効果的なのが女性神の末裔ということじゃないかな
☆ ちょっと待ってください。どういう人が初代天皇になるにしろ その人は何らかの女性神の末裔なんですよ?

神代から受け継いでいるのですから。

そうして その女性神が祖先神として成り立った場合にも ふつうは 同じく同時に男性神もそこに存在するわけです。

男系一系を言うなら アマテラスという女性の祖先神を立てる と同時に スサノヲという男性の祖先神をも 同等に立てる。――これが 自然でふつうなのでは?

お礼日時:2023/06/20 01:00

>★ いいえ違います。


>「血筋を遡る上で男系女系を問わない」という事と、「親子関係の有無」は別の問題であり、
>☆ いえ。《親子関係の有無》ではなく 記述された親子関係にしたがうならという問題だと思います。

 おかしな事を仰いますね。質問者様は神代時代の天皇家の血筋の話をしておられるのではなかったのでしょうか?
 天皇の血統に纏わる神代時代の話は、日本書紀(と古事記)に記述された物語に基づくものであり、アマテラスやスサノヲも日本書紀や古事記の登場人物(登場神?)です。(日本書紀や古事記の元となった伝承はかつてあったかも知れませんが、正式なものとされているのは日本書紀に記されているものです)
 つまり、神代時代の天皇家の血筋の話をするという事は、日本書紀や古事記に記述されている物語についての話をするという事なのです。
 それにもかかわらず

>記述された親子関係にしたがうなら

という、記述内容に従わない場合も考慮する事を前提とした話をされるのであれば、それはもう「何でもあり」という事になりますので、質問者様が好き勝手にフィクション話を創作されれば良いだけで、このサイトに質問を挙げて他者に回答を求める意味が無くなってしまいます。

>いままさに《記述された》親子関係とは言いましたが この場合はあくまで推測です。

 いいえ、推測などでは御座いません。正統とされている物語の内容です。

>つまり 推測なら そのアマテラスの推理とまったく同じくスサノヲの祖先神説も成り立ちましょう。

 いいえ、質問者様が仰っている事は推理でも何でもありません。何故なら質問者様のその話には根拠というものが欠けているからです。根拠も無しに語っておられるのですから、それは質問者様の作り話に過ぎません。(既存の物語や伝承をベースにして二次創作作品を作るのと同様の考え方です)
単なる作り話は説とは言えませんから、説が成り立つ事にもなりません。

>ですが それだと単性生殖説になります。

 単性生殖の何が問題なのでしょうか?神が異性と交わらずに単独で子供を産む事など、日本のみならず世界中の様々な神話・伝承にみられる話であり、珍しい事ではありません。
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この回答へのお礼

★ ~~~
おかしな事を仰いますね。

 >記述された親子関係にしたがうなら

という、記述内容に従わない場合も考慮する事を前提とした話をされるのであれば
~~~
☆ こちらの趣旨は こうです。

オシホミミの生まれについては つうじょうの父母の記述がないので 記述された限りでの親子関係にしたがい《推測をまじえた解釈によるならば》と言おうとしたまでです。

ふつうは 姉弟の兄弟婚として解釈するかと思っていました。(この場合も 神話には・人口の少なかった古代には めづらしくありません)。

★ 単性生殖の何が問題なのでしょうか?神が異性と交わらずに単独で子供を産む事など、日本のみならず世界中の様々な神話・伝承にみられる話であり、珍しい事ではありません。
☆ 否定するものではまったくありません。そして この解釈は まれだと思うというのみです。初めてうかがいました。

つまり いわゆる三貴子の誕生も イザナミの死後にイザナキひとりから生まれているので その記述どおりに受け留めるというご見解なのですね。



わかりました。

それでは 全体との整合性は どうなるか?



真っ先に言えることは そのご見解だと けっきょく祖先神は 男性神であるイザナキだとなるのではないでしょうか? 

その大前提のうえで アマテラス祖先神説もつけ添えたいといった願望は 排除されることはないでしょうけれど オシホミミの祖先(祖先神)を伊勢神宮で アマテラスひとりに限るのは いささか暴走気味だと思われますが どうでしょう。


また イザナキが祖先神であるとなると 天皇位には男系一系を主張するばあいその主張がほとんど意味をなさなくなるでしょう。

敬宮愛子氏の夫には けっきょくアマテラス⇒オシホミミの系譜の男がなるか または〔歴史記録にとぼしいけれど〕スサノヲ⇒オホクニヌシらの血筋の男がなるか これらのいづれかでしょう。

しかも スサノヲの血筋をえらぶなら まさしく男系一系が保たれるというものです。


すなわち イザナキ祖先神説の大前提に立って スサノヲ祖先神をつけ添えるなら――二千年余か千五百年かの――アマテラス女神による傍系の家系および天皇位の継承期間ののち 言わば本筋に還ることができるというものです。


kagakugasuki さんのご見解に立つなら こういった帰結になるかと。

お礼日時:2023/06/20 03:47

>オシホミミの生まれについては つうじょうの父母の記述がないので 記述された限りでの親子関係にしたがい《推測をまじえた解釈によるならば》と言おうとしたまでです。



 記述された限りでの親子関係に従うのであれば、オシホミミはアマテラスの子であって、スサノヲの子ではありません。
 質問者様はオシホミミをスサノヲの子供と考えておられるのですから、質問者様のお考えは記述された限りでの親子関係に反しております。

>ふつうは 姉弟の兄弟婚として解釈するかと思っていました。

 そのような解釈は普通ではありません。奇説・珍説の類です。
 その考えですと、(うけいの際に産まれた神々は単為生殖によるものではないという質問者様の考えに従うなら)男であるスサノヲが単為生殖で子供を産む筈が無いという事になりますから、同時に産まれた三柱の女神もまたアマテラスの子という事になりますが、記述では三柱の女神はスサノオの子とされていて、アマテラスの子とはされていません。
 つまり、うけいの際に産まれた男神と女神の親は異なっていて、男神の親はアマテラスであって、スサノヲではないという事です。
 そもそも質問者様は記述されている内容に反する説を主張されていながら、アマテラスとスサノヲがうけいをした時にオシホミミが産まれたという点や、アマテラスやスサノヲが実在したという点についてだけは記述通りだと考えておられるのですから矛盾しております。それはダブルスタンダードに過ぎません。

>★ 単性生殖の何が問題なのでしょうか?
>☆ 否定するものではまったくありません。そして この解釈は まれだと思うというのみです。初めてうかがいました。

 それは質問者様の知識不足としか言いようが御座いません。
 ギリシャ神話において美の女神であるアフロディーテは天神ウラノスの男根から生じていますし、戦神アテナは神々の王ゼウスが女性と交わる事無くその頭から産まれていますし、エジプト神話の創造神アトゥムは自慰によってによって大気の神シューと湿気の女神テフヌトを産んでいます。稀でも何でもありません。

>その記述どおりに受け留めるというご見解なのですね。

 基本的にはその通りです。記述を無視して良いのならスサノヲが存在した事すら疑問視せねばなりませんから、天皇の祖先をスサノヲとする事も出来なくなります。

>アマテラス祖先神説もつけ添えたいといった願望は

 願望ではありません。物語の内容として正統であると世間に認められている事柄です。
 従って

>オシホミミの祖先(祖先神)を伊勢神宮で アマテラスひとりに限るのは いささか暴走気味だと思われます

として、天皇の祖先(祖先神)をスサノヲに求めている質問者様の主張こそ暴走という事になります。

>スサノヲの血筋をえらぶなら まさしく男系一系が保たれるというものです。

 逆です。オシホミミの祖先(祖先神)はスサノヲではなく、少なくともアマテラスである事は確かであるのに対し、

>スサノヲ⇒オホクニヌシらの血筋

はスサノヲとクシナダヒメの血筋であり、その中にはアマテラスの血は入っていませんから、「一系」ではなく「別系」になります。

>kagakugasuki さんのご見解に立つなら こういった帰結になるかと。

 それは記述に反しても良いという質問者様のご見解にしか立っておらず、記述に沿っている私の見解の大半に反していますので、そのような帰結になる筈もありません。
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この回答へのお礼

☆☆ >kagakugasuki さんのご見解に立つなら こういった帰結になるかと。

★ それは記述に反しても良いという質問者様のご見解にしか立っておらず、記述に沿っている私の見解の大半に反していますので、そのような帰結になる筈もありません。
☆ そうですか。


☆☆ >オシホミミの生まれについては つうじょうの父母の記述がないので 記述された限りでの親子関係にしたがい《推測をまじえた解釈によるならば》と言おうとしたまでです。

★ 記述された限りでの親子関係に従うのであれば、オシホミミはアマテラスの子であって、スサノヲの子ではありません。
☆ その場合のどちらの親に帰属するかは ウケヒの勝負だけの問題であって おそらく通常はア神とス神とのふたりのコイトスによって生まれた子だと解釈・判定するものと思っていました。


あとは:
>★★ 単性生殖の何が問題なのでしょうか?
>☆☆ 否定するものではまったくありません。そして この解釈は まれだと思うというのみです。初めてうかがいました。=(註1)

☆☆ >ふつうは 姉弟の兄弟婚として解釈するかと思っていました。

☆ こういったわたしの側の事情説明のみで済むものと思います。

そして あなたのご見解にそって わたしの推論をしめしたということです。




ほかには 細かい点ですが お応えしたほうがよいでしょう。

★ それ(=註1)は質問者様の知識不足としか言いようが御座いません。
ギリシャ神話において・・・
☆ あくまでウケヒの場合にふたりの生殖行為があったかどうかの問題に限ってのことです。単為生殖の解釈は 初めて出会いました。



~~~
 ☆☆ >スサノヲの血筋をえらぶなら まさしく男系一系が保たれるというものです。

★ 逆です。オシホミミの祖先(祖先神)はスサノヲではなく、少なくともアマテラスである事は確かであるのに対し、

 ☆☆ >スサノヲ⇒オホクニヌシらの血筋

★ はスサノヲとクシナダヒメの血筋であり、その中にはアマテラスの血は入っていませんから、「一系」ではなく「別系」になります。
~~~
☆ アマテラスを祖先神とする説は 単為生殖が介在していますから まさしく血筋として女系だとなります。

スサノヲ祖先神説は 大前提のイザナキ祖先神説に立って 男系一系が血筋として成り立っています。

お礼日時:2023/06/20 13:51

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