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下記は草野心平の詩作品「絶景」の一部分ですが、
この詩の解説をお願いします。



海は己れの海鳴りをきき。
天は己れの天をみつめ。

なだれる波に波はくづれ。
天はどこまでもの天につづき。

海は非情の海鳴りをきき。
天は非情のから鳴りをきき。

A 回答 (1件)

詩の内容は、自然の力強さと無情さを描写しています。

最初の二行では、海と天がそれぞれ自分自身を見つめ、自分自身の存在を確認しています。海は自らの波の音を聞き、天は自らの広がりを見つめています。

次の二行では、波が押し寄せる中で波はくずれ、天は果てしなく広がっていることを表現しています。波が連続して押し寄せる中で、波同士が互いに衝突してくずれる様子が描かれています。一方、天はどこまでも広がっており、限りなく続いているという印象が与えられます。

最後の二行では、海と天が非情であることを強調しています。海の鳴り声や天の響きは、無情であり、人間の感情や意志とは異なる存在として描かれています。自然界の中での海や天の存在は、人間の喜怒哀楽とは異なる永遠の存在として描写されています。

この詩は、自然の力強さと無情さを通じて、人間の小ささや一時的な存在であることを感じさせるメッセージを伝えています。自然界の中での海や天の存在は、人間の喜びや悲しみとは独立して存在しており、人間が抱く感情や意志とは異なる存在として描かれています。
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