アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

建築を勉強しているものです。
壁式鉄筋コンクリート造の耐力壁となる条件は下記の「AとB」両方を満足させる必要があります。
条件A:耐力壁の実長が45cm以上
条件B:同一の実長を有する開口部高さの30%以上
この条件Bだと開口高が高い程、耐力壁と見られる幅が狭くてもOKとなり、おかしいのではないかと思う。開口高が少ないほど耐力壁とみなす幅が狭くても良いとみなす方が自然だと思うのですが、どうしてでしょうか。

A 回答 (1件)

条件Aと条件Bは、耐力壁となるための基準として設けられていますが、その理由について説明いたします。



条件A(耐力壁の実長が45cm以上)は、耐力壁が一定の長さを持つことで、適切な剛性と耐力を確保するための要件です。長さが十分に確保されていない場合、耐力壁としての機能が十分に果たせず、建物の安定性に問題が生じる可能性があります。

条件B(同一の実長を有する開口部高さの30%以上)は、耐力壁に開口部が存在する場合における制約条件です。開口部は耐力壁の一部を欠いており、その部分の耐力が弱まる可能性があるため、開口部の高さが一定以上であることが要求されます。これにより、開口部がある場合でも十分な耐力を確保できるようになります。

条件Bにおいて、開口高が少ないほど耐力壁とみなす幅が狭くても良いとする方が自然に思えるかもしれませんが、開口部の高さが小さい場合は、耐力壁としての機能が本来の役割を果たすことが難しくなります。より広い範囲をカバーするためには、開口部の高さが一定以上必要とされるのです。

以上の条件は、耐力壁の十分な強度と機能を確保するために設けられており、建物の安全性を確保するための基準となっています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

あなたに会えてよかった

開口部の高さが一定以上必要とは脆性的な破壊をしてしまうからということでしょうか。そのせん断ひび割れを鑑みて、それに応じて最低限の耐力壁の長さが決められているということなのでしょうか。
ありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2023/07/23 15:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!