築35年の中古住宅の是非

Question

ご経験のある方教えてください。
知人が築35年の中古住宅の購入を検討しております。

築35年だけあってその物件は土地代より安く魅力的なのですが、その物件地域は湿気があり、白蟻被害も発見されています。

その知人はリフォーム（白蟻防除、床の張替え、水周り取替えなど）してあと15年くらい住んだら建て替えをしたいようなのですが、その15年間というものかなり追加修繕費がかかってくると覚悟したほうがよいですか？

建物の管理状態により一概には言えないと思いますが参考までに経験者の皆様の「やめろ！」とか「思ったより修繕はかかりませんでした」という経験やアドバイスをお待ちしております。

janvier · Accepted Answer

価格が条件に合っているということですが、どうしても気になるのはやはり湿気があるということです。湿気が多い土地は昔から「穢れ地」と言われるほどで、当然のことながら住まいはもちろんのこと、健康の上からもけっしていいとは言えません。

　築３５年というと、適切な補修さえすればまだ住むに足りるものとは思いますが、さしあたって、ご質問者様がお書きのように「白蟻防除、床の張替え、水周り取替えなど」は不可欠でしょうし、それに先立って土台、根太、柱の下部などは、蟻害や腐食の程度によってはかなり大幅な部材の交換補修が欠かせないのではと心配します。

　また、この当時の構造用木材は今日のものよりいいものが手に入っていましたので、その点では良さそうに思いますが、耐震の面では昭和５３年の改正の前の規格に準拠しているものと思われ、その点では補強を考える必要があるかもしれません。

　さらに、キッチンや衛生器具、給排水管なども交換時期と思われ、壁内のグラスウールの下がり、あるいは屋根や外壁の経年劣化、これらも補修の必要がありそうに思います。

　こうして考えてみますと、物件の規模や構造、程度などが分からないままのご回答ではありますが、今後の補修とリフォームに掛かる費用をおよそ１．５千万円～２千万円と考え、さらに新築費用をこれに加算されれば、今後の資金計画の参考にしていただけるのではと思っています。

yosiboh100 · Answer

馳駆３５年はオイルショックの直前ですよね。木造住宅で、国産材主流でごく一般的に一番良い材料が使用されていた時期です。今、その材料を使用するとしたら、材料費が倍ではできないでしょう。大切にしてください。

家全体がシロアリなら問題ですが、たいていの場合、浴室周囲のみというケースです。
専門家に診断してもらい、修繕の範囲を現場を見てアドバイスしてもらうと良いと思います。もちろん有料になると思いますが、必要なことです。

そのときに注意してほしいのは、土壁を使用していたり、仕上げにムク材を使用している場合には、それは、健康に良い材料なので、健康住宅の観点でリフォームの提案ができる人にお願いすると良いと思います。

ビニールクロスなどを張って、良い物を密閉してしまう工事は避けてください。良い家を残していきましょう。

仕上げが多少だめでも、構造材料がよければ、今の安い新築より長持ちするかもしれません。

あくまでも想定の話なので、実物と見比べて判断してください。

nabisky · Answer

初めまして
あくまでも私の場合、という事でお話いたします
昨年6月に築25年の中古住宅を購入しました
私が買う半年前までその物件は借家として長期間
老女が一人で暮らしていたとの事で、年数の割には
きれいに使われてました　購入前は
「5～10年くらい住んでから建て替えかな？」と漠然と
考え、和式トイレを洋式に代えたり、和室を全て
パインのフローリングにする程度のリフォームに
とどめておきました　が、
購入前から薄々思い始めていたのですが、家族4人で
暮らすと、あちこち損耗のスピードが速い速い（笑）
子供2人が女と男ということもあり、早めに子供の
個室を作ってやりたくなったこともあって、
住み始めて2～3ヶ月で大リフォームを決意し、
建築士の方と相談しています
私の場合、たまたま建物の基礎がしっかりしてたから
リフォームで済みますが、相談者の知人の状況ですと
（家族構成や家の間取りにもよりますが）想定よりも
かなり早く建て替えの時期が来るのでは？と思います
知人の方には、そうなった場合の資金計画も
考慮した方がいいのでは？と申し上げたいと思います

築35年の中古住宅の是非

価格が条件に合っているということですが、どうしても気になるのはやはり湿気があるということです。

馳駆３５年はオイルショックの直前ですよね。

初めまして

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　価格が条件に合っているということですが、どうしても気になるのはやはり湿気があるということです。