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F1でのピットインでの考え方について教えて下さい。
ここでお聞きしたいポイントは実態がどうなっているかがゴール地点ではなく、考え方の部分です。
これは後述しますが、普通のビジネスマンの睡眠時間についての考察がベースになっています。

F1のクルー達はピットインをどう思っているのでしょうか。
「ピットインなんて無ければタイム伸ばせるのになあ〜」と思っているのか、周回数がこれだけでタイムを最適化するにはピットインがこれだけあればいいのにな〜と計算した結果とその乖離にちょっと愚痴っているのか、ピットインが1回以上あって良かった〜(タイムが縮められるから)と思っているのか知りたいのです。要はタイムを縮めるに当たって、休憩とメンテナンスにおいてピットインと言うものが邪魔者であるのか、それとも便利な道具であるのかその辺りの認識がどうなっているのか知りたいです。

端的に言えば、F1でのピットインと言うのはドライ(晴れ)の時は最低一回のピットイン(タイヤ交換)が義務となり、チームによっては戦略上もう一回ピットインする(計二回)と言うのがネットで調べて分かりました。雨だと0回でピットインの義務がなくなると言うのも知りました。
タイヤ交換をすればタイムが上がるので、何回交換すべきなのか、と言うのを、チームごとにおいて戦略的に決定していると言うことも知りました。

では、このルールが今後どう変化するか分かりませんが、仮にピットイン(タイヤ交換)の義務がなくなってタイヤ交換はどの天候でも自由ですよ、と言うことになったら、各チームの戦略としてはピットインをしてタイヤ交換をするのでしょうか。あるいはしないのでしょうか。

なぜこんな仮定の話をするのかというと、「マシンにはその周回において適切なメンテナンスが必要であるか否か」と言うのを考え始めたためです。
もう少し言えば、これまでの昭和の日本のビジネスマンは睡眠時間を削るのが美徳とされていましたが、そうではない時代が来ている、と言うことです。

大谷翔平が10〜12時間睡眠時間を取っており、台湾のデジタル担当大臣を35歳で務めた天才プログラマーのオードリー・タン氏は8〜10時間寝ています。
ドイツの子供は夜の7時に寝て朝の7時に起きます(学校が遠いなどで早く起きる必要のある家庭は5時起き)。ほぼ全てのクルーは
ごく最近の脳科学の研究では、脳の老廃物が脳脊髄液(CSF)によって洗い流されるのが睡眠時であるということがスキャンによって分かっています。
6時間睡眠の場合は、脳の覚醒状態は泥酔による酩酊の状態と同じであるという調査結果もあります。

この睡眠と言うものは人体におけるピットインなのではないかな、と思います。
人生の戦略によりけりで、多少のアラは犠牲にしつつも、睡眠時間が短い方が良いと考える人もいるでしょう。
逆に睡眠時間をたっぷり取って、仕事のパフォーマンスを上げる方がいいと考える人もいるでしょう。


こうした時、F1のピットインに振り返った時、F1ではどのような考えでピットインをしているのか知りたいのです。
冒頭の繰り返しになりますが、記載させて下さい。
「ピットインなんて無ければタイム伸ばせるのになあ〜」と思っているのか、周回数がこれだけでタイムを最適化するにはピットインがこれだけあればいいのにな〜と計算した結果とその乖離にちょっと愚痴っているのか、ピットインが1回以上あって良かった〜(タイムが縮められるから)と思っているのか、知りたいのです。要はタイムを縮めるに当たって、休憩とメンテナンスにおいてピットインと言うものが邪魔者であるのか、それとも便利な道具であるのかその辺りの認識がどうなっているのか知りたいです。

こちらどなたかご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

F1でのピットストップを、人間での睡眠と捉えて考えてみたときのピットストップの意義ということでしょうか。



人間における睡眠とF1におけるピットストップは性質や目的が違うものでして、
F1のメカニック達はピットストップをF1マシンの睡眠だとは捉えていないでしょう。
むしろ逆でして、ピットストップ時には空気の流れが止まるのでブレーキやエンジンなどの冷却が一時的に止まってしまい、マシンにとっては返って危険な状態です。
走行中が最もマシンが快適に機能するように設計されています。

F1の場合は興業ですので、いかに観客を楽しませるかが目的でして、レースでの戦略面の駆け引きの選択肢を増やすためにわざと設けられたスポーツレギュレーションです。
DRSやタイヤレギュレーションにしても同じです。
(技術的にはピットストップせずとも規定距離(305km以上)を約1時間半程度で走り切る程度のF1マシンは作ることができます。)

ちなみにレースでは最終的に相手より先にゴールできさえすれば良いので、タイムは関係なく、単なる他車との相対的な比較基準に過ぎません。

ですのでピットクルーは(この質問向きの考え方で言えば)、レースの駆け引きを楽しんでいるということになると思いますし、レースがスタートしてからのマシンは絶えず劣化の一途をたどっており、その劣化の進行度リスクと予測不可能な他車との関わり合いを天秤にかけてある程度コントロールし、観客を楽しませるための手段としてピットストップというルールがあります。

以前のピットストップではガソリン給油も行われておりましたので、ガソリン給油は人間でいうところの食事でしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど! 
丁寧な回答頂きありがとうございました。

お礼日時:2023/07/30 20:44

F-1のタイヤは、普通のタイヤと違いまして、一定の温度まで上がると表面のゴムが溶けて、路面に貼りついてグリップします。

要するにコロコロみたいなものです。交換しなかったら、最後まで持たずに、最悪バーストしてレースは終わりです。寿命は長いがグリップが悪くタイムの出ないハードタイヤで、ゆっくり走ればタイヤ交換なしも可能。でも、それでは勝てません。
どこで交換するかは、チーム監督の判断。ピットスタッフは、着実に自分の仕事をこなすだけで、それ以外は何も考えていないし、考える暇もありません。
この質問は、面白いけど、無理がありすぎるような気がしないでもないです。と、真面目に答えているぜ、こいつと2525さんに思われているはず。
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この回答へのお礼

分かりました。
ではチーム監督はどのように考えているのか・・・
を考えた時、「どの分だけマシンをメンテするのか」と言うのは、その時々の課されたレギュレーションにおける戦略次第、と言うことなのでしょうかね。

お礼日時:2023/07/31 20:45

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