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数十年先の新聞や専門書などの日本語はどのようになっていると思いますか?

正しい日本語というものはその時代によって変わりますよね。
20年ほど前は、世の中に文章を出せる人と言えばそれなりに文才が認められた
人でした。当時の上の世代に「正しい日本語を使え」「てにをはをきちんと使え」
と厳しい人たちが多かったこともあると思います。

今の若い人たちがさらに若い人に「てにをははしっかり使え」「日本語を正せ」とは言わないと思います。この先数十年後、今のZ世代と呼ばれる人たちが年配層になった頃には、新聞や真面目な本にも普通に砕けた表現が「正しい日本語」として使われている可能性もあるのでしょうか。

例えば、既に死語ですが自分が若い頃に流行った「あげぽよ」みたいなその時代ごとの若者言葉が常用の日本語として新聞などに普通に書かれているみたいなイメージ。


※その時にはもう新聞や本という媒体は存在しないでしょうということはこの場ではなしでお願いします。

A 回答 (7件)

きちんとしたメディアであれば表記を統一しますから、たとえばあげぽよであれば、「あげぽよ」と「アゲポヨ」が混在しないようにする、などのルールづくりが必要です。



となれば、新語を使うにしても、使うかどうか、使うならどう使うか、といったルールを制定していくことになり、ルールを作っていくうちにその新語が廃れてしまう可能性を考えると、新語を導入するメリットは多くありません。

また、これもまたきちんとしたメディアであればという前提ですが、長期にわたって読まれることを望みますから、経年に耐えられない可能性のある単語や用法は使いたがりません。

新聞などのメディアは「いま考えられるレベルにおいて、もっとも長期にわたって正常に意味が通じると思われる日本語で書く」ことを心がけています。

その基準が変わらない限り、新聞が言葉の乱れを率先するような書き方はしないはずです。

しかし個人発信の書籍やブログなどでは、新しい単語が自由に使われていくでしょう。
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私の意見はこうです。



  言葉は良きものです。
  良くも悪くも、その時々の時世を反映したものになるでしょう。

私はプロファイルに記したような在米の隠居爺です。
専門書や実用書、雑誌ですが、私もいくつかの出版物や記事を世に出しました。

最初の1年で10万部以上を売って増刷したものもありますから、それなりの評価はいただけたと思っています。
専門分野での論文や寄稿、特許などの文献的なものも結構出しました

どれでも表現や言葉遣いには結構気を使いました。
そこでは気の置ける仲間の助言をたくさんもらったものです。
200ページほどの論文に、その表現や内容を吟味する議論をして5年近くかかったものもあります。

その観点で振り返ると、真面目で硬い世界では 1960年代から今に至るまではそう表現は変わってないように思います。
たしょう砕けた表現は多くなったとは思いますけどね。

その意味でこの質問のいかのコメントにはちょっと違和感があります。

  20年ほど前は、世の中に文章を出せる人と言えばそれなりに文才が
  認められた人でした。
  当時の上の世代に「正しい日本語を使え」「てにをはをきちんと使え」
  と厳しい人たちが多かった

これ、何を言ってるんでしょう?
『世の中に文章を出せる人と言えばそれなりに文才が認められた人』ってどんな人なんですか?
20年前と言えば2000年代に入ったころですよね。
そんなころにこんな古風なことってありましたか?
戦前の話でもしてるのかと思いました。

閑話休題

私はプロファイルに記したように、東北のド田舎で生まれ育ち、大学進学で首都圏に出てきて、就職もそのあたりでしましたが、外国人に触れる機会などありませんでしたから、英語で外国人と直接会話したことなどありませんでした。

なので、私が知っていた英語での挨拶と言えばこんなものでした。

  Hello, how are you?
  I'm fine, thank you, and you?
  I'm fine too, thank you.
  
私は当地アメリカには 1980年代の中ごろに初めてやってきました。
着いたのはサンフランシスコ。
そこで最初に出会った挨拶はこうでした。

  How ya doin?

目は点でした。
何を言われたか全くわかりませんでした。
そして東に移動してニューヨークでのこと。
それを真似して言ったら、東部の人は固まってました。
何を言ってるかわからない、というか、なんて下品な言葉を言ってるんだろうという顔をされました。

ところが今はどうでしょう。
全米どこへ行っても、老若男女、だれもがみんなこうです。

  How ya doin?

言葉なんてこんなもんです。

だからと言って正しいというか、きっちりした表現や言い回しや言葉の選び方は厳然とさせなければいけません。
たとえば私の世界で言うなら、論文や出版物に使う言葉や表現はその世界での『ルール』がしっかりありますので、それに従うようにしていますし、後進にはそうするように教育・指導はしています。

あなたは『正しい~語』というのがあるのはご存じですか?
論文とかきっちりした文献を作り上げるには、どの言語にも、どの分野にも、どの業界にも、それがあるんですよ。
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新聞や真面目な本にも普通に砕けた表現が「正しい日本語」として使われている可能性はありません。



明治維新のような大きな政体変更、革命があれば別ですが。■
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明治時代の新聞でも小説でも


今の言葉の使い方とは違います

会話とは違って
文語体は時代によって変わってきます

過去の日本語を読めば
どのように変わってきたかは
一目瞭然です

将来どうなるかは
予測でしかありませんから
研究の対象にはなりません

何が正しい日本語かというのは
むずかしい問題です

「だらしがない」だって
本当は「しだらがない」です
若者がふざけて逆さ言葉にしたのが
今ではあたりまえに使われています

おかしな言葉でも
皆が使えば
正しくはないが
日常の言葉になってしまいます
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No.2です。

先ほどの回答は、貴族社会が武家社会に変わったような大きな社会の変化や東西に分かれての内戦や外国による占領などが無いということが前提の話です。先のことは分かりませんから、念のため申し添えます。
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>数十年先の新聞や専門書などの日本語はどのようになっていると思いますか?


それらはその先も読まれることを期待して書かれますから、流行語などは殊更な引用を除き使用されないでしょう。またそれらは規範となってZ世代の言葉にも影響を与えると思います。
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今の人が聞いたら意味も解らない位に変化してると思います。



奈良·平安時代の人が、現在の日本語を聞いたら、デタラメどころか、意味が解らないと思います。

旧カナ使い。
何故、その様なカナ使いだったのか、理由は簡単です。
発音が今と違ってたからです。
時代が経過すると、簡単な発音に変化して行くので、今は必要なくなった訳です。
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