プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ゴルフのシャフトについて質問です
硬めのシャフトを最近購入しました
ロフト10.5のドライバーに差し、ノーマルポジションで使用しましたが、左に大きく巻く球しか出ませんでした
ですが+2度のポジションに入れれば高く綺麗に真っ直ぐ飛び、左に大きく巻く球は出ませんでした
これは何故なのでしょうか?

A 回答 (1件)

二つの理由からです。


本能的にフェースがかぶっていることを察知しているのでインパクト
でフェースを開く動きをしているためです。

もう一つはフェースがフックになっているということは自分(グリップ)に対して重心がシャフトより前(飛球線方向)に移動します。
これをトップから切り返すと前にあった重心がより大きく振り戻されます。
なのでむしろ開くわけです。

わかりやすく言うと
5度閉じて上がったものは切り返すと5度開くということです。
その仕組みで貴殿の場合はちょうどいいフェースアアングルで
当たるのでしょう。

やや上級者になってくると経験値から前者、
後者は物理的法則を補正できないことで
そのような逆の現象が起きることがあります。


可変式のウェイトの場合もそうです。

フック球が出るからウェイトをスライスポジションに移動させると
なおフックします。
ドローポジションにするとちょうどいい、ということが起きます。

これも、スライスポジションはおもりがヘッド先端側に移動し
その為、トップではその先端が重力により開こうとします。
これを手の中で感じると「開きすぎ!」と反応してしまい
閉じちゃうのでむしろフックするわけです。

また、先端が重いということはトップでいつもより重く感じ
これを補正しようとヘッドを早く降ろそうとしてしまいます。
ほんのちょっとキャスティング気味になります。
すると早くヘッドを閉じてしまいフックが出てしまいます。

逆にフックポジションはおもりがヘッドのシャフト側(根もと側)に移動します。
つまり先端が軽くなります。
極端に言えばヘッドがついていない、シャフトの先端に重心がくる
のと同じような現象になります。
先端が軽いということはトップからの切り返しで根本(ヒール)から降りてくるということになります。ヒールから降りてくれば
当然フェースは開きスライスとなってしまいます。

また先端が軽いのでトップでヘッドが下がりきらず
浅い所から降ろすことになります。
すると、十分なバックスイングが取れていない状態になり
シャフトが体に巻き付かずカットに振ることになってしまいます。
これでスライスになってしまいます。

これは中途半端な上級者に起こりがちです。

初心者であれば、アームローテーションができないので
先端が軽ければ(フックポジション)閉じやすく
先端が重い(スライスポジション)は先端を動かしにくくなりますので
ポジション通りの球になります。

また、超上級者はいつ何時でもフェース向きを把握できるため
トップでもいつもと変わらないフェース向きとなります。
ただ、いつものようにダウンするわけですが、
インパクト付近で遠心力により
スライスポジションでは先端が12時側により強い力で引っ張られるため
やや閉じにくくなりますし、打点がややヒールよりになります。

逆にフックポジションでは
重心が根本の方に移動するため先端が軽くなり
ヘッドが思ったより返しやすくなりほんの少し早くフェースが閉じて
インパクトを迎えます。
したがってやはりポジション通りの球が出ます。

シャフト位置も同じです。
フックフェース(+2)であっても
スライスフェース(-2)であっても
プロなど超上級者はより戻しを許しませんので、
その位置は変わらずアドレスと同じ状態でヒットできます。
アドレスでかぶっていればかぶったまま、
開いていれば開いたまま打ちますので
その通りの球筋になります。


初心者の場合は
グリップに力入ってますし、
フックフェースを意識してませんから
本能的もへったくれもありません。
+2であれば+2のまま打っちゃうのですが、
そもそも±0を-2でインパクトしているので
+2にするとちょうど±0になるように打てるということです。

可変式シャフトもウェイトもあくまで初心者、アベレージゴルファー(90~)を対象としているものなので
月に5回も6回もラウンドしている半端な上級者
(ハンディで5~12くらい)はむしろ逆の現象が起きます。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています