H2Aロケット打ち上げで引いている白煙の正体は何ですか？

H2Aロケットは打ち上げると白煙を引いて飛行しますが、韓国や中国のロケットは煙を引いて飛行していないです。白煙の正体が知りたいです。もしかするとH２A ロケットの燃料は液体水素と液体酸素だそうですから、もしかして水？

No.4 ベストアンサー 回答者： himagene 回答日時： 2023/09/09 08:44

ブースターロケットを使っているからです。

ブースターは固体燃料(ブタジエン系の合成ゴムなど)と酸化剤(過塩素酸アンモニウムなど)を均一に混ぜ合わせて固めたものを使っていますから燃焼生成物には微粒子が含まれるので白い煙を吐きながら昇っているように見えます。メインロケットエンジンはH2の場合は酸素と水素が燃料なので燃えると高温の水蒸気ですがノズル近くでは透明です。冷えて水滴になってから白煙のように見えています。発射直後の映像をよく見てください。

の43秒目のコマです。
中国は長征5号以降のメインエンジンは酸素と水素でH2と同じですがブースターの燃料がケロシン（揮発油）と酸素なので微粒子が少ないです。

この回答へのお礼

ブースターのロケット燃料に違いがあるのですね。教えていただきありがとうございました。

お礼日時：2023/09/10 22:13

No.3 回答者： 遊撃丸 回答日時： 2023/09/09 07:05

そう、水。

水蒸気。

No.2 回答者： wellow 回答日時： 2023/09/09 00:32

燃料の違い。

大きく分けると、液体水素、炭化水素系、ヒドラジン系があるのだけど、大多数の国ではヒドラジン系を採用している。軍用ミサイルからの発展だから実績もあり、コストも安いが、ヒドラジン系は毒性が強い。

ちなみに日本が液体水素を採用したのは、ヒドラジン系は毒性も少しは考慮したかもしれないけれど、本質的には性能がとても良いから。
反面、コストは高いから、日本以外の採用例は聞かない（あるかもしれない）。純ロケットとして開発、発達してきた日本には、軍用ミサイルの実績が無かったのだから、ロケット本体を小さく、推進力を強く、かつペイロードを大きくという方向に特化しやすかったのかもしれない。

この回答へのお礼

燃料に水素を選択した理由がわかりました。日本は0から作ったのですごいです。教えて下さりありがとうございました。

お礼日時：2023/09/10 22:10

No.1 回答者： mimazoku_3 回答日時： 2023/09/08 22:21

水蒸気だそうです。

詳細はここ
https://www.jaxa.jp/countdown/f11/hachizo/blog_1 …

この回答へのお礼

水蒸気なのですね。地球環境にやさしいロケットの様な気がします。早速教えて下さりありがとうございました(^▽^)/

お礼日時：2023/09/08 22:46