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ベートーベン英雄第2楽章のTim。149小節の八分音符3発と150小節の1発のダイナミクスをどうするかで悩んでいます。
なぜ悩むかというと、私は、Beethovenは、このTimの4発に、アーバークロンビー将軍の戦死(属啓成「ベートーベン作品編p491」)、フランス革命における公開処刑、ギロチンでの断頭や十字架を担がされゴルゴダの丘で磔刑にあったイエスの最後などをイメージしていたと解せないかと思うからなのです。
たしかに、スコアのこの箇所にはダイナミクスの指定はありません。しかし、146小節から154小節は、Vn1が3連符でE♭→D→C→Bと下降し、その動きを、Timが149小節の八分音符3発と150小節の1発で強烈に断絶させ、八分休符の沈黙があり、その後は、151小節でCE♭GHの和音が3発響き、続いて、祈りのようなDA♮G→DA♮F♯→GHDGの消えるようなカデンツで終わっています。変ホ短調の葬送行進曲であること、3が連続すること、ティンパニによる暴力的な断絶、そしてその後に平和なカデンツが現れることなどから、Vn1の3連符の連続にフランス革命における公開処刑への引き出し、十字架を担がされゴルゴダの丘に向かうイエスと群衆の喧噪、Timの4発は、ギロチン断頭、槍で突き刺されたイエスの最後を思ってしまいます。
この連想は、音楽とは無関係な妄想というべきでしょうか、それとも音楽修辞学とはいわずともベートーベンの何らかの意図に沿うと言っても間違えとまではいえないといえるものでしょうか。
演奏との関係では、Timの3発と最後の一発のダイナミクスをどうするかを決めるにあたり、スコアにはダイナミクスの指定はないので、無関係な妄想なら4発を最後の一発にむけて平坦に、ギロチンや歴刑なら最後の一発は厳しい音で叩こうかと迷っています。
勉強の仕方をふくめて御指導いただければ有り難いことです。

A 回答 (1件)

指揮者の解釈に従いましょう。



その部分は、トランペット、ホルンとの「共同作業(ユニゾン)」ですから、ティンパニだけが特別なことをするのは合奏上NGでしょう。
必要ならトランペット、ホルン奏者と協議してください。
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