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先日、カルト宗教の勧誘っぽい雰囲気で大学生ぐらいの年齢層の人が『科学的社会主義』の看板を掲げて、通行人に広報活動をし始める様子でした。

私はカルト宗教っぽい様子から逃げて看板の『科学的社会主義』を観ただけ。
帰って検索すると、理系の私には理解しにくい内容で理解できませんでした
https://kotobank.jp/word/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9 …

具体的に、科学的社会主義が、現代の日本をどう変えたいのか、私にもわかるように教えてください。
それとも、これって、漂っていた雰囲気通りカルト宗教のようなものなんでしょうか

A 回答 (5件)

私はヨレヨレの老年で大学もないような地方に住んでいるので、もう学生さんのような若い人たちの実際の状況を見かける機会も滅多にないです。


ネットで検索すると、日本共産党は最近委員長が科学的社会主義を懸命に説いているようですし、民青もそれに呼応して活動の中心に持って行っているようです。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-22/2 …
https://minsei-tokyo.net/learning-act/socialism/
もしかすると、質問者さんがみたのは民青の方たちかもしれません。
法務省の記事によると
https://www.moj.go.jp/content/001386272.pdf
日本共産党は停滞や縮小の傾向があるようですが、民青は拡大基調にあるようです。たぶん、高齢者は今後人口が減るので、今後も見据えて、若い層に対する働きかけを強化した成果が出ているのでしょう。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
共産党は、令和4年(2022年)においても、民青の「食料支援活動」に関し、会場で実施された生活相談会に党の議員らを相談員として参加させるなどの援助を行ったほか、党内において、「民青同盟員の拡大を援助」することや「民青拡大のさらなる飛躍をはかることと同時に、青年・学生党員を迎え、党支部をつくっていくことに力を注ぐこと」を呼び掛けた。その上で、8月の6 中総では、令和4年(2022年)の民青同盟員の拡大について、令和3年(2021年)を上回る速度で進んでいる旨報告した。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

看板の『科学的社会主義』を観ただけ+辞書で言葉の意味を調べただけでは、2020年代の若い層の活動やその中での「科学的社会主義」という言葉の動的な側面は理解出来ないと思います。
上に掲げた民青のサイトを2,3回読んでみてください。 底流に現状の社会に対する不満、特に格差に対する意識が強くあること、それをただの欲求不満や感情的反発に向かうのでななく、深く思考・思索・哲学していきたいし、ただの空理や思想ではなく、できるだけ科学的で論理的に根本を知って対処改善をしたい、感情的&暴力的ではなく、資本主義社会の発展をふまえて、スジが通った理屈をベースに、選挙を通じて一歩ずつ、社会を変えたい という意向・意識があることが読めるでしょう。 
いかにも大学生にふさわしい感覚であり心情です。

一方カルトというのは、次のように説明されています。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
https://counseling.sfc.keio.ac.jp/cult.html
カルトとは・・・ 特定の教祖や教義を熱狂的に信じる小集団。その中でも、代表者または特定の主義主張に絶対的に服従するよう、メンバーやメンバー候補者の思考能力を停止や減退させて、目的のためには違法行為も繰り返して行なう集団を、「破壊的カルト」と称している (JSCPR)。
「カルト」のタイプ=「宗教」だけではない!(竹迫之による)
宗教型: 主に宗教的強迫(祟り・悪運・憑依・呪い……)の恐怖をもって迫る。
     →「これがあれば幸せ」=「これがなければ不幸せ」
商業型: 常識的には「あり得ない儲け話(一攫千金・未知の商法・無限連鎖)
→「このチャンスを逃すな」=「考えずに行動しろ」
心理・教育型:  誰もが持つ向上心につけ込み、潜在能力を誤認させる。  
→「今以上の能力を発揮できる」=「今のままではダメ」
政治型: 社会的問題に対する憂慮を煽り立て、破壊活動を正当化する。  
→「世の中は間違っている」=「我々のみが正しい」
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カルトの見解がこれだけということはないでしょうし、他の見方もあるのでしょうが、一つの見方としては、有力なものでしょう。
この最後の「政治型」ですが、例えば、ジェンダー平等、障害者・少数者のインクルーシブ、安全重視、ストーカやDV排除、社会補償と所得格差是正、宗教差別禁止などを正当化する主張団体がカルトとみられることはないのからすれば、「政治型カルト」では「破壊行為を正当化する」という要素がキーになっていることがわかります。

共産党も民青も、暴力的革命をもくろんではなくて、科学的・理性的・順次だんだんとという改善志向でアピールいているので、カルトとは違います。

> 具体的に、科学的社会主義が、現代の日本をどう変えたいのか、私にもわかるように教えてください。

「こうすればイイ、これが正しい制度、政治形態であり、我々の目指す具体的な日本の姿はこれだ」ということがあらかじめ用意されている、決まっていると考えるのであれば、《科学的》などとは言わないでしょう。《科学的》と明示的にアピールしているのは、先験的に決まってなどいない、現実的に世の中を科学的に検討して、基本と枝葉を見分け、変容過程もみて行こうという姿勢を打ち出すためでしょう。

> 理系の私には

理系ならば、現状分析や過去を調べること、試行錯誤や検討を重ねることで、半歩、一歩が見えるのであって、あらかじめ決まったものがあるのではないという思考に親和的でしょう。
小中学生の理科とは違うと、分かっているでしょう。

理系であって、社会経済政治芸能スポーツ文化などには興味をあまりもったことがないとしても、ソ連がなくなってロシアは市場経済重視になっていること、中国で大企業が跋扈していることくらいは知っているでしょう。 アメリカでもイギリス、フランス、ドイツ、北欧、アジア、アフリカなどでも、厚生経済・公共哲学など全体的バランスを重視する方向が顕著です。 どれも《これこそ目指すもの》などというものは持たないのです。 21世紀前半は、明確な目標を提示しないで、状況をより観察し、不具合を是正しながら、大きな破綻や大きな不満の発生を未然に防ぐというテクノクラート(経済運営、格差や不公平・高齢化・少子化・人口問題・社会政策、医療・インフラ・産業政策・国際関係・資源問題・気候変動などに、《高度な技術的専門知識によって》、政策を検討・立案・実施・微調整する)志向なのです。 
それが、共産党にも影響し、学生でも共感するひとが増加する背景でしょう。
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昔のソ連を想定してください

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科学的社会主義が、現代の日本をどう変えたいのか、


私にもわかるように教えてください。
 ↑
今の日本は、資本家の自由な経済活動を
中心とした社会です。
この社会だと、一部の金持ちと大多数の
庶民、という具合に、社会が分断しかねません。

それで、政府が権力を使って強引に
平等にしてしまえ、
そのためには経済活動の自由を制限し
政府が計画を建て、それを実行するように
すれば良い。

これが、社会主義という思想です。
自由よりも平等を重視する思想です。

科学的社会主義というのは、空想的社会主義に
対する概念で
世間一般に言われている社会主義のことです。




それとも、これって、漂っていた
雰囲気通りカルト宗教のようなものなんでしょうか
 ↑
社会主義を導入した国で、成功した
国は皆無です。

格差は資本主義よりも開きました。
社会主義が産んだのは、
独裁、貧困、虐殺・・・。

その意味でカルトみたいなモノだと
言われても仕方ないです。
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科学+社会主義と云えば、マルクスとエンゲルスが共産党宣言を出した昔からの共産党のキャッチコピーみたいなものだった。



昔のキャッチコピーを商品名に書き変えただけなら、昔ながらの伝統的な共産主義という話ですね。中身にどれほど新味があることやら。
まあ、現代人の多くはマルクス経済学なんて知らないし、精々名称しか聞いたことが無いでしょうから、それはそれで新鮮味があるかもしれません。

共産党=カルト宗教という感覚はそれほど間違っていないと思います。
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もしかしたら、


「勝共」の言い換えかな?
…意味的には相通じます。

理解不能な集団とは一線を隔すべきでしょうね。
…深入りすると洗脳地獄に墜ちる可能性が有ります。
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