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福原愛さんはなぜ保全命令を無視し息子を連れて海外に逃亡し逮捕されないのですか?
あびるさんのところのように、幼少期の子供の人格形成に大事な時期に一緒に過ごす時間が多い人に洗脳されてしまい取り返しがつかなくなると思います。ましてや台湾で中国語からも離れてしまえば、ますます帰国がしづらくなってしまい、この状態をいつまでも許している日本の司法に問題はないのでしょうか。1年異常も愛息と引き離されて辛い思いをしている旦那さんが気の毒で仕方ありません。保全命令の重みを無視し、エゴだけで判決を無視し、子供を連れて国外逃亡だの、許されるものなのでしょうか。あまりにも理不尽で理解不能の事態なので質問させていただきました。

A 回答 (1件)

>福原愛さんはなぜ保全命令を無視し息子を連れて海外に逃亡し逮捕されないのですか?



連れ帰ったのが福原愛氏の母国、日本だからというのがまず最初の点です。

台湾はハーグ条約に加盟していませんので、子どもの父親である江宏傑氏は台湾の裁判所に訴えると共に日本の裁判所にも訴えて、日本の裁判所も「保全命令」を出しました。

その命令の執行を避ける形で福原氏はシンガポールに出国したわけです。

現在の国際法では、法の権限は国内でしか効力を持ちませんので、シンガポールに滞在している間は、日本の裁判所が出した保全命令も台湾の裁判所の判決も効力を持ちません。


ただ、シンガポールは日本と同様にハーグ条約(国際的な子どもの奪取についての民事上の側面に関する条約)に加盟しているので、今後日本の裁判所が審理を進めて江宏傑氏の訴えを認めると、シンガポール政府に働きかけて子供を江宏傑氏に引き渡すことが可能になるかもしれません。

>保全命令の重みを無視し、エゴだけで判決を無視し、子供を連れて国外逃亡だの、許されるものなのでしょうか。あまりにも理不尽で理解不能の事態なので質問させていただきました。

私も父親なので、質問者様の憤りは理解できますが、日本の女性達はむしろ「なぜ母親が子供と一緒にいることが悪い事なのか理解できない」という認識を示すことが多いです。

この辺りの世間的な認知が、有名人である福原愛氏への法的執行の妨げになっている可能性もあります。
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この回答へのお礼

大変わかりやすくとても詳しくご説明いただきありがとうございました。シンガポール政府の動きに注目ですね。福原愛さんはシンガポールに移住した模様なのですね。勉強になりました。

お礼日時:2023/10/03 12:10

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