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おはようございます。路線バスの乗務員が不足して運行に支障が出ている。全国どこもそうでしょうが、私の地元の路線バスも運行本数が減らさられて移動に苦労しています。交通弱者にしわ寄せが来ている。やはり若い人がいないですね。危険を伴っているのに給料が安い。引越しも考えている。

A 回答 (3件)

乗務員が不足しているというよりも、乗客が少ないから本数を減らさざるを得なくなっています。


特に、地下鉄などが発達していない田舎の方では、みんな自家用車に乗るようになるので顕著です。
私が住んでいる神戸の方では、鉄道との競合のためシャトルバスや路線バスが増便しています。
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おはようございます。



いつも路線バス運転士の求人広告が出ていて、大都市の大手バス会社であっても人が集まらず困っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7e05c085651e9 …
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230920/k10014 …
https://www.tokyo-np.co.jp/article/283801
このようにニュースにもなっています。

20年程むかしは、バス運転士といえば1,000万プレーヤーでした。
ただ基本給自体は低く、高給取りだった理由は時間外勤務と手当込みでした。
このような賃金体系でしたので、時間外勤務に制約が入ってしまうと、仕事に対して給与が伴わない。
日本全国の高齢化に伴う就労人口の減少と相まって、ただの“割りの合わない仕事”となってしまいました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230911/2000 …
こちらのニュースにもあります通り、バス事業を撤退してしまう会社も出てきています。

バスが無くなってしまう。

公共交通でアクセス出来ない集落が出てきてしまう。

人が住まなくなってしまう。

地方自治体の税収減少。
行政サービスを維持できなくなってしまう。

こういう流れとなってしまうので、事態は深刻です。
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国全体としての首都圏への人口集中・偏在化、地方も都市部への集中傾向が強く見られ、そうでない地域の老化・劣化・衰退進行の激しさには驚かされるばかりです。



国や自治体がすることを見ていると、やる気がないとしか思えない実効性を感じない取り組みや提案ばかりに見えるのは私だけでしょうか。



私はプロファイルに記した通りの、違う国に暮らしている隠居爺です。
考えるところがあり、若いころにカミさんとこの国に渡って来ました。

幸い、早くに安定した生活が出来るようになったのと、ネットが普及し出したことから今で言うリモートワークを組み入れた仕事の仕方をしてきました。
そして、その特性を生かし、どこに住むのがいいのかを実際に暮らして考えてみるということにして、いろいろな特性の地域・町に暮らしてみました。

仕事柄、取引先に深く入り込むことも少なくなく、先方の事業所のある土地に家を借りるなどして何か月も過ごすということも良くありました。
そんなところも入れれば、中南北アメリカ、北西南ヨーロッパ、日本、東南アジア、大洋州のいろいろな土地に暮らす経験をしてきました。

超ド田舎もあれば、超大都会もありました。

今暮らす町は、そんな経験をもとに自分たちで作り上げた『住む町に求める要件と査定基準』に照らして探し出したところです。



3~400キロ四方の森に覆われた低くなだらかな丘がちの平野の真ん中にあるこの町は、半径5~6キロの範囲に約6万の人口が暮らすコンパクトな町です。
大都会は遥か彼方で、隣町でさえ、どちらの方向を向いても5~60キロは離れていて、その間に人は住んでいないという『ポツンと孤立した町』です。

そういうと、日本ならさしずめ『ヨボヨボの年寄りばかりの限界集落』とか『シャッター街が並ぶ過疎の町』なんて言われることでしょうが、ここは違います。

町は、住民の平均年齢が30歳台という若々しいところで、街の中での生活では、実際に若い人たちの活気が伝わってきます。

それはなぜか。
それは、この町が約3万人の学生・研究者を擁したマンモス総合研究大学を中心とした町だからです。
人口の半分がそういった人たちで、残りの半分の多くが、その大学の教職員とその家族ですから、文字通りの学研都市になっています。



この大学はそこそこいい大学です。
世界的に権威のある世界大学ランキングでは毎年東大と比肩するレベルを呈しており、現役のノーベル賞受賞者もいます。

そういう所なので、大学での研究活動も活発で、その研究成果を求めたり、大学から排出される人材を求める世界中の企業や公的機関とは、活発な交流があります。
そのための人や物の出入りは盛んです。

交通の側面からそれを見ると、大学のキャンパスに集中する人やモノの流れをスムーズにするために、この町はもう何十年も前から強力なパーク&ライド制を敷いてきました。
つまり、街中の一般車両の量を厳しく制限し、公共交通機関を使わせるという政策です。

市外から来る訪問者は、街の外縁にある大きなショッピングモールなどの駐車場に車を置き、そこから市内へはバスを使って移動させるのです。
そのために、この町では、早朝から深夜まで、町中を縦横に頻繁に走るバスを市が運行しています。
それも全て無料です。

お陰で、町はの訪問者だけでなく、学生や教職員やその家族にとってもとても生活のしやすい町になっています。

このコロナ禍では、いわゆるソーシャルディスタンス問題を解決するために、バスは窓を開け、席は互い違いに座ることで客間の距離を確保する、立ち席はさせない、などの工夫をして運行してきました。
そうするとバス1台当たりが載せられる客数が減りましたが、市はそれをバスを頻発させることで対応しました。
すぐ後ろから次のバスが来るということでしのいだのです。

そのためにはバスの数を増やし、ドライバーもたくさん確保しなければなりませんでした。
しかし、折から解雇されたサラリーマンなども多かったことから、町は臨時の規則の改変も行うなどして急遽そういう人たちを臨時のドライバーとして受け入れて対応していました。

コロナ禍の最悪な状態が消えた今、当地は好景気に支えられて活況を呈しています。
そのためバスの需要は大きく、大勢の客を裁くために2両連結のバスの導入が続いています。

これは、ここが人口たった6万人の町かと思うような光景です。



この町は初めからこうだったわけではありません。
約50年前まではとても小さな町だったと言います。

ここはタバコの栽培で成り立っていた農村で、町にあった大学もとても小さなものだったそうです。

しかし、ベトナム戦争が終わるころから世界で喫煙習慣が嫌われ始め、たばこ産業が斜陽化すると町の存続が危ぶまれたのでしょう。
そこで町の有志が町興しを考えたのだそうです。

しかし、彼らが考えたのは、日本の地方がよく話題にする『B級グルメ』だの『観光客目当ての商売』のような一過性と言うか安っぽいものではなく、大胆で遠大な地に足のついたものでした。

彼らはその大学を中心に据え、町や大学をこんな風にしようと考えたと言います。

  世界中から優れた学者や研究者や学生が来たくなる大学にする
  その人たちが来て暮らしたくなるような町にする
  大学の優れた成果や人材を求める企業・機関が定着したくなる町にする
  大学出身者が起業などして定着したくなる町にする

そのために町は週や国に働きかけて大学を育成しました。
また、街の構造を根底から見直して将来を見通した都市計画を立て、街づくりを進めてきました。
大学での活動を第一に考えた、住みやすい街、暮らしやすい街、企業などにとって魅力のある街、などが検討しつくされたと思います。
パーク&ライド制を敷いたというのもその一つの現れです。

かくして約50年を経た姿が現在です。

このような町には日本にも例えば『つくば』があるでしょう。
筑波大を中心に据えた学研都市になるはずでしたが、出来たのは焦点ボケボケの田舎町でした。
今はつくばエクスプレスが開業し、学研都市ではなく、東京へ通勤するサラリーマンの衛星都市に成り下がり、何の特徴も魅力もない町になってしまっています。

それは日本にははっきりした将来像を描いて都市計画とかをしっかりつくり、それに向かって信念を持ち続けて作り上げるという気概がないように感じるのは私だけでしょうか。

地方が魅力のある街づくりができないのでは活性化するはずがありません。
B級グルメの店が10 や 20 できたところで、そのいくつが50年生き続けられるのでしょう。
それでバスが必要になるような地域活性化ができるんでしょうか。

日本の社会力と言うか政治力と言うか、そういうものの貧困さや非力さが強く感じられます。



だからと言って東京にどんな魅力があるんでしょう。
日本に寂しいものを感じるのは国の外に居るからかもしれませんが、それは本当に日本の貧困さであるように思います。
引っ越しを考えても解決しない問題があるように思います。
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