ドイツは第二次世界大戦の敗戦国ですが日本と違って軍事面で自国に制約を課すこともなく普通の国ですか？

ドイツは第二次世界大戦の敗戦国ですが日本と違って軍事面で自国に制約を課すこともなく普通の国ですか？

No.5 回答者： wellow 回答日時： 2023/10/22 13:49

＞軍事面で自国に制約を課すこともなく

装備面、装備量においては、自分で制約を課すことはないのですが、今はNATOの枠組みの中で、暗黙の制限を課され、それを受け入れています。何せ、二度もやらかした国（第一次世界大戦ではセルビアを煽りに煽り、第二次世界大戦では電撃侵略とその容認を超えるレベルの侵略）です。地域による監視はとても厳しく、「ドイツを抑えつける」はNATOの設立趣旨の二本柱の一つでもあります。

ナチスに責任転嫁して頬被しているドイツです。日本と違って、ドイツ人やドイツは、欧州ではロシア人やロシア並みに危険視され、もしくは疑いの目で見られています。EUにおいてもドイツに求められるのは政治的発言ではなく、金を出すことです。

No.4 回答者： phj 回答日時： 2023/10/22 08:02

ナチスとドイツ国民の関係性は日本と違います。

日本は「戦争は天皇と軍部、そして軍部の傀儡政権だった日本政府の企み、国民は騙されて動員されただけ」というのが東京裁判のストーリーで、その結果Ａ級戦犯（人道と平和に対する罪）という犯罪が認められた、ということになっています。

ドイツは「ナチスが人道と平和に対する挑戦を行った」とされていますが、同時に《それを実現させたのはドイツ国民である》という総括が行われています。

なので、ドイツは「ナチスのような全体主義や排他主義が復活しないように、国民全体が反省し、政府は措置をする」となっています。

なので、ドイツでは
・ナチスの紋章であるハーケンクロイツは違法
・ナチズム自体が違法
・ナチス式敬礼の禁止（なので、ドイツの学校では日本のように手を上げるのは違法で、指1本を立てて手を上げる）
などがあります。

以上のような「国民の真摯な反省」という土台があるから、他のヨーロッパ諸国と一緒にNATOを構成しEUの大国として活躍しているのですが、以前として防衛のみの軍事構成で、日本と同様に米軍基地があります。

また、ドイツはフランス・イギリスに並ぶ大国であり、ロシアからの攻勢を最初に受ける西ヨーロッパの国なのに、核兵器の保持は認められていません。

この回答へのお礼

＞・ナチス式敬礼の禁止（なので、ドイツの学校では日本のように手を上げるのは違法で、指1本を立てて手を上げる）
などがあります。

これしょうもないですね、こんなことして反省した気になってるんですね、回答ありがとうございます。

お礼日時：2023/10/23 22:25

No.3 回答者： tanzou2 回答日時： 2023/10/22 05:42

あの戦争は、ナチスがやった戦争で

ドイツ国家、ドイツ人とは関係無い。

そういう姿勢で、これが一般に認められて
います。

だから、日本よりは普通の国に近いです。

しかし、核武装ができず、この点は
普通ではありません。

まあ、NATOに入っていますから核武装の
必要など無い、ということなんでしょうが。


日本は、あの戦争は天皇と軍部が
勝手にやった戦争で
日本国と日本人には関係ない、という
国民を分断するような
スタンスは採りませんでしたし、
取れなかったでしょう。

No.2 回答者： ultraCS 回答日時： 2023/10/21 14:55

分割国家で、東ドイツに対抗するためもあったでしょう。

冷戦時、西ドイツはワルシャワ条約機構国に対してのNATOの最前線で、多くの米軍基地がありました。

また、ナチスの解体と公職追放で、ドイツとオーストリアでは軍隊の非ナチス化が行われました。実際には東ドイツと戦争状態にはならなかったので、時間があったわけです。

一方、日本でも公職追放は行われましたが、朝鮮戦争の勃発ですぐに軍事組織を整備する必要があったという面もあり、警察予備隊や自衛隊は、旧日本軍の顔ぶれが中心になって構成されています。そのため専守防衛の縛りがつきました。

No.1 回答者： のなつぺ 回答日時： 2023/10/21 14:18

ドイツはドイツ連邦軍を持ち、NATO加盟しており、ヨーロッパ防衛義務を負い、任務は基本法の87条aに規定されており、活動が許されるのは防衛のみとされています。

ドイツと日本の違いはドイツの無条件降伏が早かったことと、アメリカの同盟国イギリスに近いことから原爆投下の被害が及ぶ懸念を鑑みられたこと、一方で日本は海に囲まれた島国で近隣諸国への被害が限定的であったことがあり、また、当時の陸軍の徹底抗戦の考えで、原爆が投下されたことなど、条件が異なる点が多いです。
敗戦後8年で当時の米大統領アイゼンハワーが日本での原子力の平和利用を唱え、原発開発と利用実施、エネルギー資源の乏しい日本で原発が推進されることが日本の発展の一翼を担う流れとなりましたが、原爆投下のエネルギーを経済の豊かさへと向けましたが、実際には危険性を伴う原発推進をや降伏後に日本で実験することの都合が良かったとも言われています。
原爆投下が広島と長崎で濃縮ウラン型とプルトニウム型で効果を見分けたとも言われており、降伏しなければ9つとも11ともいわれる核兵器が投下を待っていたとの話もあります。
アメリカは戦争の歴史で領土の拡大と統治を広げてきており、合衆国本土以外にハワイ、グァム、フィリピン、朝鮮半島、日本、ベトナム、アフガニスタン、イラクと次々に責めて巨大経済圏を確立してきています。
ドイツがヨーロッパに属することが大きな理由であるのかと・・。