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なんのかんの言われても、中国経済好調です。いつ倒れるか見てたのにぜんぜんです、なぜなんですか?
特に、不思議なのは社会主義政権ではうまくいかないと、言われていたのに、予想をうらぎっての好調ぶり。結局ある程度の独裁政権も、あいまいでルーズな自由主義政権より経済的にはうまくいくということなんでしょうか?それともほかに理由が?

A 回答 (4件)

大本のバックボーンは


アメリカが金融緩和→中国で通貨安&貨幣供給の増加
→( `ハ´)ウマーアル
といったとこでしょう。
中国はドルペッグをしてるので。

政治体制が経済体制に与える影響って
よく分からんとこがあるんですよ。
たとえば東南アジアも
縁故経済のなかうまいこと経済成長しましたし。

経済成長するには技術革新という現象が
起こる必要があるんですが
実はどうやったら起こるかがわかっていないんです。

ロシアみたいな例もありますが
必ずしも政治体制が悪い→経済も悪い、という因果関係は成立しないんですね。

お暇でしたら以下の本をお勧めします。
ウイリアム・イースタリー
『エコノミスト 南の貧困と闘う』
東洋経済新報社

ジョセフ・E・スティグリッツ
『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』
徳間書店

中国経済の体制についてはスティグリッツの本に
詳細に出ていますよ。
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まずは、中国は、政治的には共産党支配体制で社会主義を標榜していますが、経済的には沿岸部を中心にかなり資本主義的性格を有しています。


 毛沢東時代の社会主義的経済政策は大失敗でしたが、鄧小平が資本主義的な経済政策を採ってから経済が成長しました。

日本と中国では、簡単に言えば以下の2点について相違点があります:

(1) 日本はかなりインフラが整っているが、中国は一部しかインフラが整っていない
 →必要な基盤整備が殆ど無い日本と、これからも基盤整備が必要な中国とでは、需要の大きさが異なる。

(2) 日本は、政治家ではなく、官僚が予算配分を決定しており(小泉さんが多少はメスを入れたけど)、民主主義の名の下で既得権益と硬直予算配分により公共投資が行なわれるので、無駄な道路工事や不要な港湾整備が行なわれる一方、真に必要な事業(環境や福祉)に予算が回り切らない。
 一方中国は、必要な投資予算を共産党の施策判断により行なうので、日本より効率的である(汚職も凄いですが)、
 → ある意味、政策の正しい独裁政治の方が、効率的です。かつてのニカラグアがそうです。

 行なうべき基盤投資と需要が多いうちは経済成長します。まして、国土も人口も多い中国は今後も経済発展が期待できます。
 日本等のように需要が少なく、基盤が整ってしまった国は、経済の成長は余り見込めませんね。財政が大赤字にも拘らず、官僚の既得権益となった予算を消化するために毎年3月と9月に不要な道路工事している日の丸国の方が直ぐに崩壊すると思います。
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「人民元切り上げを見越しての外資の流入」


と言うのがご質問の答えなのかなと思います。

この件については長くなりますので検索結果をURLで紹介させていただきます。

問題は切り上げの仕方ですが急に理想値まで上げると
大混乱になりますので徐々に切り上げれていくのではないでしょうか?

政治的に大失敗しなければ切り上げが終了するまでは
ある程度安定しているし周囲(中国以外の国が)がそう働くと思います

参考URL:http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E4%BA%BA …
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はじめまして、一般論として聴いていただきたいのですが、経済政策当局者が、経済政策を実行する時、大きく分けて選択肢は二つあると思います。

一つは、経済を安定成長させる政策。もう一方は、経済を伸びる時に出来るだけ伸ばせようとする急速成長政策。安定成長を望む場合には、通貨膨張を出来るだけ避け、生産性を増幅できるような分野に集中的に資金投入させようと考えていこうとします。物価の高騰や不動産価格の高騰などの兆候が出てくると、過度の信用創造が原因と考えられる為、金利を引き上げたり、財政支出を削減しようとし、経済を安定化させていきます。しかし、急速成長を望む場合、経済を最大限に出来るだけ伸ばそうとする為、信用創造や過度の物価上昇が起こっても、なかなか金利などを引き上げようとはしません。物価管理よりも、経済成長最優先で行きますので、通貨は膨張、物価は上昇し、資産市場にまでも過度に資金が循環していきます。私は、中国経済の最大の牽引力は、この過度な通貨膨張にあると見ています。固定相場でドルにリンクされている中国の通貨は、海外の投資家にとって、非常に魅力的です。その為、過度な投資資金と投機資金の流入が発生し、バブルを生んでいると思っています。また、私が見る限り、急速成長を望む中国政府当局は、バブルつぶしをやろうとは、あまり考えておらず、事実上、現在の経済状況を容認している状態であると思います。(多少の問題銀行の処理はやりましたが、景気を安定化させようとは思っていないと思います。)従って、政治システムの問題というよりは、過度の信用創造と時の経済政策当局者が、急速成長を望んでいる為、外的ショックが発生するまで、この景気は続くのではないかというのが私の考えです。外的ショックとは、通貨切り上げか、中国国外への大量の資金移動(キャピタルフライト)であるかは、なんともいえませんが。。。
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この回答へのお礼

と、とりあえずはありがとうございます。

お礼日時:2005/05/02 23:46

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