
この魂の問題、生存の問題に、演劇・劇場に大きな可能性があることは、ここにいらっしゃる方はみなさん感じておられることでしょう。演劇は、日本の産業政策の中では「コンテンツ」と呼ばれることが増えています。ハードを輸出して稼いできた日本が、今度はソフトで稼ごうといわけです。演劇を産業政策で捉えることも間違っているとは言いませんが、福祉政策であり、教育政策であり、非常に広範な社会基盤的なものとして位置付けるべきで、消費の対象としてのみ捉えることは、演劇の価値についての大きな見誤りであることは、しっかりと指摘しておかなければいけません。
上記の内容ですが、「コンテンツ」はどう理解すればよろしいでしょうか?
外国人です。
よろしくお願いいたします。
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
法律上の定義
「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律」
(略称:コンテンツ促進法)(平成16年法律第81号)
(定義)
第二条 この法律において「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わせたものをいう。)であって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう。
No.5
- 回答日時:
コンテンツ
こんてんつ
content
本来は、中身、内容、趣旨という意味の英単語であるが、多くはテレビ、インターネットなどで伝達される「情報の内容」という意味で使われる。日本の「コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律」(コンテンツ振興法)では、「文字、図形、色彩、音声、動作若(も)しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの」で、「人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するもの」と定義されている。具体的には、文芸、写真、映画、音楽、演劇、マンガ、アニメーション、コンピュータゲームなど、さまざまなものが含まれる。
ハードウェアに対するソフトウェアのように、媒体(メディア)に対する中身を意味する用語として使われることが多い。媒体としては、DVDやCD-ROM、ゲームカートリッジ、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォン、テレビやラジオなどの各種放送など、多種多様な形態が考えられるが、それらによって伝えられる実際に求められている創作物をさす。また、コンピュータのソフトウェアに対して、それを使って表現する情報という意味で使われることもある。たとえば、動画を再生するためのアプリケーションがソフトウェアで、再生する作品がコンテンツである。
コンピュータ関連では、コンピュータで処理されたデジタル情報を意味するため、デジタルコンテンツともよばれる。
[編集部]
『日本大百科全書(ニッポニカ)』
■
No.4
- 回答日時:
英語「contents」のもとの意味は「内容・中身」のことですが、
ここでいう「コンテンツ」は、情報産業分野でいう「知的生産物」のことですね。
この文を書いた人(おそらく演劇関係の専門家)は、芸術文化にかかわる「作品」を、産業分野の「製品・商品」と同列に扱わないで欲しいと言いたいのでしょう。
「知的生産物」に対価を求める/支払うことが、「消費の対象としてのみ捉える」ことではないと思いますが。
どんな高尚な芸術文化であっても、ビジネスとして成立しなければ(卑近な言い方をすれば「食えなければ」)、存続も発展も望めません。
ショービジネス、映画ビジネス、音楽ビジネス等々。
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『大辞林 第四版』
コンテンツ〖contents〗
①(箱などの)中身。
② 情報の内容。放送やネットワークで提供される動画・音声・テキストなどの情報の内容。
③ 書籍の目次。
コンテンツビジネス〖contents buisiness〗
放送・映画・音楽・漫画・アニメ・ゲームなどのような知的生産物について、その制作・管理・提供にかかわるビジネスのこと。コンテンツ産業。
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コンテンツビジネスは、重要な産業です。国内・輸出入とも。
●参考
総務省『情報通信白書』(令和4年度)
図表3-3-2-1 我が国のコンテンツ市場の内訳(2020年)
・映像系ソフト 6兆7,844億円(57.4%)
映画ソフト 7,045億円( 6.0%)
ビデオソフト 4,096億円( 3.5%)
地上テレビ番組 2兆5,904億円(21.9%)
衛星・CATV番組 8,295億円( 7.0%)
ゲームソフト 1兆7,199億円(14.5%)
ネットオリジナル 5,305億円( 4.5%)
・音声系ソフト 8,017億円( 6.8%)
音楽ソフト 6,194億円( 5.2%)
ラジオ番組 1,739億円( 1.5%)
ネットオリジナル 84億円( 0.1%)
・テキスト系ソフト 4兆2,414億円(35.9%)
新聞記事 1兆3,190億円(11.2%)
コミック 5,170億円( 4.4%)
雑誌ソフト 7,102億円( 6.0%)
書籍ソフト 8,410億円( 7.1%)
データベース情報 2,913億円( 2.5%)
ネットオリジナル 5,629億円( 4.8%)
・全体市場総計 11兆8,275億円(100 %)
(出典)総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」
No.3
- 回答日時:
No.2
- 回答日時:
「コンテンツ」は、ご存じの通り英語の contents から来ており、英語では content というふうに単数形(あるいは不可算名詞)として使われることもありますね。
英語では content, contents は、「中に入っているもの、内容、内容物、中身」という意味をもともと持っていますね。
そこから少し派生して、book (本) と言えば、まず思い出すのは紙で出来た分厚くて重い物体としての本ですね。そしてその本の内容物(the contents of the book) と言えば、「本の中身」つまり本という物体の中に入っている情報や作品ですね。
だから、お示しの文章の中に出てくる「コンテンツ」は、機械や家具や自動車などという物体(つまり手で触れるもの)ではなくて、その中身、つまり「芸術作品や情報」を「コンテンツ」と呼んでいるわけです。
こういうとき、他の言葉では日本人はよく「ハード(またはハードウェア)」としての機械や家具や自動車ではなくて、「ソフト(またはソフトウェア)」としての芸術作品(つまり演劇、音楽、文学などの作品)」や「情報(エッセイや論文などによる情報)」を発信して行かないといけない、などとよく言います。
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