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先日、送電線にヘビが絡まって、電車が大幅に遅れるというニュースがありました。
記事によると、「送電線の絶縁設備に黒こげになった長さ約1メートルのヘビが巻き付いているのが見つかった。同社はヘビが原因でショートしたとみている。」とあります。

ヘビが絡まったくらいで、どうしてショートしてしまうのでしょうか?
鳥なら平気なのに。
送電線を二本またぐとショートするのでしょうか?
絶縁設備とは何でしょうか?
詳しい方教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

送電線の鉄塔で線が吊り下がっているところに白い部品が有りませんか?


それが”碍子(がいし)”と呼ばれる絶縁設備です。
そこは電気的に繋がっていないので鉄塔に電気は流れません。
蛇でも人間でも鉄塔に登って電線を触れば電線から鉄塔を伝わって電気が流れます。
蛇や人間も電気を流す”導体”ですから。
鳥が電線に留まってもどこにも流れないので鳥は平気です。(地面と接触していないので)

カーボンなどの釣り竿が電線に引っかかったときも同じように電線から釣り竿、人体を通して地面にアースされるので電気が流れます。
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以前、テレビで高圧送電線の点検の映像(外国)がありました。

なんと送電したままなのです。ヘリコプターから直接、電線に渡ります。それでも感電したりはしません。

電気が流れるというのは、電位差があるから流れるのです。ヘビは地上にアースされているものに同時に触れたのでしょう。

そのヘビは、電気の知識がなかったんですね。
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ショート、絶縁に関しては他の方が答えられているので省略します。



電車の送電という事で、通常の家庭用電力の送電とは違う所があるので
説明します。

通常の電力供給には、2本(または3本)の電線で送電しますが、
電車の場合電線は一本で、もう1本はレールを電線の代わりにしています。
当然レールは大地(地面)にそのままついており絶縁はされていません。
(家庭用のものも一線は接地されていますが基本的に電線に電流を流す
様になっており、安全に為のもので使われ方が異なります)
従って、レールと鉄柱などは電気的に直接つながっているのと同じです。
蛇が鉄柱などを登り、もう一方の電線に触ると当然の結果として、
ショートして、ご質問のような状況が発生します。
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電線に流れている電流が電線を支えている支柱に伝わらないように、碍子(がいし)という絶縁物で絶縁しています。



支柱に碍子を取り付け、その碍子の先端に電線をぶら下げたり乗せたりします。

今回の蛇は、その碍子をまたぐかっこうで巻き付いたから、感電死したんです。

支柱と電線の両方を、蛇が同時に触ってしまったわけです。

鳥だって、大股開いて同じ事が出来れば、感電死します。
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ショートは、2つの電線がつながって過大な電流が流れる事です。


広い意味では1本の電線と地面がつながって過大な電流が流れる事もショートと言います。

感電は、体を電流が流れる事です。
電流が流れない静電気なら、1万ボルトくらいは普通の人でも平気です。
鉄道の電気の作業員などは、1500ボルの電線にさわって仕事をする事もあります、さわると体も電線と同じ1500ボルトになりますが、地面とは絶縁されていて電流が流れないように特別な装備をしているので平気です。

鳥も、2本の電線や、1本の電線と地面に電気的につながっている鉄柱を同時にさわると感電します。
1本の電線だけなら電流は流れないので感電しません。

今回のヘビは、2つの電線にさわってしまったようです。
それで電流がヘビの体を通ってショートしたようです。
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