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添付画像のように、ELB→MCCBと単線が接続されているものを、右の矢印のように変更します。

その際に、黄色く記した場所がMCCBでいいのかなと思うのですが、ELBにした方がいい理由がわかりません。

下の2つのMCCBは各機械に接続されてるために、分岐前にさらにELBの方がいいのでしょうか?
逆に全部ELBの方がいいのでしょうか?

電気詳しい方よろしくお願いします。

「MCCBとELBの使い分けについて」の質問画像

A 回答 (4件)

要点:


(1)原則として、移動式もしくは可搬式の電動機械器具に供給する電路(コンセント回路と考えて良い)には漏電しゃ断器を設置しなければならない。(労安則333~4条)
(2)原則として、電圧60V超過で人の容易に触れるおそれのある金属製外箱の機械器具には漏電しゃ断器を設置しなければならない。(電技40条)
(3)電気用品の型式認証のある漏電しゃ断器を機械器具内に取り付けた場合には電路に漏電しゃ断器を付けなくても良い。(電技40条)
(4)一次が特高または高圧で二次が300Vを超える電路では、受電室等の引出口付近に漏電しゃ断器を設置しなければならない。(電技40条)

と言ってどこにでも取り付ければ良い訳ではないのです。
図に示してあるように、電路の最初に漏電用遮断器(中性線欠相保護付)を入れて配線用遮断器(サーキットブレーカ)を入れるのが基本です。
理由は、分岐に漏電遮断器を入れても主幹(電路の最初)に入れても効果が同じであるため、値段を考えると主幹に入れるのが経済的となります。
しかし、主幹にサーキットブレーカ(中性線欠相保護付)を入れて分岐を漏電ブレーカとする場合もあるようですが、これは分岐に原因不明の不具合が発生したり、一部の分岐に漏電が発生しやす時にのみ行う場合がありますが、ほとんどは基本の通りです。
それと、適当にブレーカを配置すると規定違反となり、電気の供給ができなくなるようです。
その前に直すので、ほとんどは問題ないようですが。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい解答ありがとうございます。
使い分けの仕方を理解する事ができました。

お礼日時:2014/08/22 05:20

主幹ELBは何Aでしょう?


分岐MCCBは何Aでしょう?
負荷機械装置の種類は何でしょう?

NC工作機械とかならELBにする利点は無い
それどころか不要動作して製品がオシャカになるかもしれない
と、言う不安要素は一杯

因みに、本件の回路図は分電盤ですよね?
それとも制御盤?
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この回答へのお礼

主幹は30A程度で分岐が10と20です。
種類は電動モータや、建築付帯です。

本体は、分電盤です。

お礼日時:2014/08/22 05:18

ELBはMCCBより高価ですが漏電でもトリップします。

(MCCBは過負荷のみ)
漏電の大多数は末端の開閉器から機器間の電路又は機器の内部で発生します。
従って末端の開閉器のみをELBにするのが普通です

この回答への補足

ありがとうございます。そうしますと添付図の分岐した2つのMCCBをELBにして、末端(分岐した2つの下に繋がる負荷)からの漏電を防ぐ考えでよろしいのでしょうか?

補足日時:2014/08/20 23:37
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一般的にAF値やAT値は負荷側に行くほど小さいはずです。



また地絡感度電流も負荷側に行くほど小さくします。

と言うことで短絡を含む過電流も地絡もメインがトリップしてすべての負荷が停まってしまうことがこわいので分岐もELCBを考えます。

つまり分岐負荷の重要性を考えてくださいね。

この回答への補足

ありがとうございます。分岐をELBと考えるということでしょうか?分岐した負荷はどちらも重要でして、どちらかの機器の不具合が片方に影響で無いようにはしなければならないと思ってます。

補足日時:2014/08/20 23:47
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