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 現在、院進学を考えている。理系の4年生です。(専攻は農芸化学)
 院生の先輩等で企業の技術職・研究開発職を志望している人の話によると

1、食品会社等は研究テーマが会社の研究内容と一致しているというより、むしろ研究の進め方・ポテンシャル・人柄が採用のポイントになる。

2、化学メーカーも同様、無機化学や触媒の研究テーマの人が会社に入ったら有機合成をやらされることはかなりざらにあること。

3、製薬会社は上記とことなり、研究テーマが会社の研究と一致していないと問答無用で落とされるし、その研究はわが社と関係ない!!って面接で言われる。

らしいです、これは事実なんですか?事実としたら、どういう背景があるのでしょうか?
また、12でも扱っている機械が同じ(つまり、スキルの有無)という場合があると思うのですが・・・
 
 よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

技術職&採用側の立場です。

採用時点で即戦力とまでは行かずとも、それなりのウデは持っていてほしいと思います。しかし、大学では大規模な実習設備を導入したり、最先端を知っていて、かつ教えることができる教授を雇う力が足りないのも事実と思ってます。

結果として、採用側の考え方も
(1)人物次第、「技術(知識、経験)」とその「覚え方(調べ方、学び方)」も一から会社側が教える
(2)大学で覚えた「技術」はどうでもいいが、「覚え方」だけはあるレベルを期待する。
(3)「技術」も「覚え方」もあるレベルを要求する。
の3つに分類されます。

この3つが貴殿の1,2,3に対応すると考えます。

私ンとこの採用関係者内でも、上記3つが混在しますが、そのときの社長や経営陣の考え方でどれか1つに収束します。会社によっては社風や業種から上記のどれかひとつに決まっている場合も多いと思います。
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この回答へのお礼

 なるほど、会社の事情により違うんですね。そういえば、親戚で某化学メーカーの開発職をされている方がいらっしゃるんですが開発チームに生物系の出身者もいるそうです。
 理由を聞くと、開発には多様なアイデアがいるから、同じ分野ばかりとるより専門外の人を採用した方が良いとのこと・・・事情は様々ですね。

 採用側からのご意見有難うございます。参考になりました。

お礼日時:2005/05/05 20:36

1~3の業界事情に精通しているのは教授くらいでしょうから、技術職の社会人として多少の意見を書きます。


現在の社会情勢として、余剰人員を抱え込む余裕はどこの会社にもありません。
しかし、人材は会社の宝であり、数年後、数十年後の会社の行く末を左右する資産でもあります。
その中で、その会社がゼネラリストを求めているか、スペシャリストを求めているかは個々の企業の経営戦略に基づくものと考えます。
社会人と学生の知識・経験の差は大きく、院卒で直ぐに即戦力と言う訳にはめったにいきません。
その時に、少しでも求める人材に近い研究を行っていた者を採用するか、それとも人材としての将来性を期待するかは、その業界・企業の風土にもよります。あなたの先輩の話は、一般的な傾向として捉えていると思われます。その一方で、製薬会社が、極めて狭く深い専門性を求めて、人材を選ぶのはありえる話だと思います。
逆に普通の会社では、入社してから適正や能力を見ながら、配置しますので1、2の形になります。結果として得意分野が研究テーマとなる事は、よくある事です。
私は1~3の業界には居ませんが、大まかな背景はこんな感じだと思います。
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この回答へのお礼

 製薬会社は博士課程まで出た人はざらだといいますしね。私自身は研究を極めるよりも、商品開発の仕事がしたいと考えているので、食品や化学メーカーのように最終商品を扱っている会社のほうがいいかもしれません。ただ、自分がゼネラリストかスペシャリストのどちらに向いているかわからないのでもしかしたら、研究者をめざしていくかもしれません。院生活でどちらに進むのが自分に向いているか少しずつ考えていきます。

 回答有難うございます。

お礼日時:2005/05/05 15:35

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