プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

カラー鋼板を使用している屋根が長年の風雪の為、かなりはげて来ました。
このまま行くと錆びて穴が開く恐れがあるためペイントを塗ろうと思っていますが、水性と油性のペイントがあるようで、選択に迷っています。
目的は優先順に
(1)少しでも永くもたせたい。(水性?油性?)
(2)コストパフォーマンス(油性)
(3)塗りやすい(水性?)
(4)速乾性(水性)
(5)溶剤不要(水性)
この中で、(1)を最重要項目にあげていますが、お店の人に聞いても明快な回答がなく、判断に迷っています。
専門的に見て油性と水性の違いは? 耐久性はどちらが有利? 使い分けがあるのか? など塗料に詳しい方がいましたらアドバイスお願いいたします。

A 回答 (4件)

 水性塗料も現在は、溶剤型塗料に引けを取らない物も多く出てきておりますが、やはり鋼板に塗る場合溶剤系の塗料の方が良いと思います。


 塗料の種類というのも多種多様で、まずは水性と溶剤型があります。溶剤型の中にも弱溶剤型(塗料用シンナーで希釈するもの)、強溶剤型(ウレタンシンナーやエポキシシンナーなどで希釈するもの)があります。また、配合されている樹脂の違いにより合成樹脂・ウレタン・シリコン・フッ素・エポキシ・ラッカーなどがあります。
 トップ(上塗り塗料)やプライマー(錆止め塗料)など、用途により塗料の違いがありますし、艶あり艶なし(半艶や3分艶なんていう物もあります。)などの種別もあります。

 さてさて質問への回答です。
(1)少しでも永くもたせたい。(水性?油性?)
  同じ樹脂のものなら、溶剤型の方が耐久性があるように思います。たしかに塗料メーカーに確認すると大差はないという回答が来ますが。
(2)コストパフォーマンス(油性)
  水性の方が、シンナーを必要としない分多少安くなるかな?という程度の差だと思います。
(3)塗りやすい(水性?)
  自分個人的には、溶剤型の方が塗りやすいし鋼板に塗る場合綺麗に仕上がると思います。塗料の基本というのは、薄く何度も塗り重ねるというのが綺麗に仕上げるコツです。一般的にはトップ(上塗り塗料)は2回が原則です。
(4)速乾性(水性)
  乾きの速さは、塗料により違います。一般的には溶剤型の方が早いです。
(5)溶剤不要(水性)
  はい、水性塗料は字のごとく溶剤は不要です(笑)。

 鋼板の塗り替えで重要なのは、ケレン(錆を落としたり、剥がれかけている塗料を撤去する)作業が重要で、これを手を抜くといくら良い塗料を使っても、剥離や錆の発生の原因となります。また、海辺や降雪の多い所(雪を溶かすために薬品が撒かれていたりするので)では塩分を撤去するために水洗いも必ずしてください。次に錆止め塗料です。今は水性の錆止め塗料も販売されておりますが、錆が発生している所に水分をもっていくのはやはり錆の発生原因になります(メーカー曰くそんな事はないといいますが、水性錆止め塗料を塗って一晩で点錆が発生した事例を何度も見ております。)。出来ましたら溶剤型のエポキシ系錆止めをお勧めします。

 また、お店の人に聞かれたとの事ですが、DIYショップでしょうか?出来ました、塗料販売店に行かれて相談された方が良いと思います。塗料自体も業務用の塗料ですのでDIYショップにあるような家庭用塗料とは品質が違います。出来ましたら現状の写真をとり持って行った方がより良いアドバイスが受けられると思います。

 
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この回答へのお礼

懇切丁寧な回答ありがとうございます。
塗料もさることながら、ケレン作業、錆止め塗料も重要なのですね。
回答者様によっては、水性を勧める方もいますので、相変わらず判断に迷いますが、これは大差ないという事と解釈いたします。
あとは、貴重な意見を参考に専門店で相談しながら、必要な塗料、道具をそろえる事にします。

お礼日時:2005/05/08 22:32

こんばんは。


ペンキの質問箱からやってきました。さて、水性と油性なんですが、従来の油性ペイントと、水性のウレタンとでは、断然、水性のウレタンが性能はいいです。
で、油性とか、水性とかの言い訳は、溶剤が水、塗料シンナー、ラッカーシンナーというような溶剤で言い訳をします。
で、使い勝手、価格を無視するならば、2液型の溶剤系が昔からある塗料です。また性能もとてもいいです。

しかし、今は環境と言う時代になって、水性溶剤(水系)が開発されました。今の水性はとても性能がよくなっています。弱溶剤と、水性の使い分けは、道具、刷毛などによるところが大きいですが、水性でもいい道具がやっとできてきましたので、道具でも差がありません。ですから、水性と弱溶剤の使い分けはほぼ僅差になってきました。水性は安全面、溶剤がやや無限?かな。改めて専用シンナーを購入することもないし、とても重宝な時代になってきましたので、水性のウレタン、上級ではシリコンで塗装されるといいと思います。また、さび止めに材料費を取られてさび止めだけしか塗ることができないのでしたら、(体力的にも)上塗りを複数回塗って、すこし膜をしっかりさせるほうが強いです。でも、さび落としを入念にすることが、一番大切です。ケレンというのですが、ケレンだけは、劣化している塗膜、さびをペーパースクレーパーなどでできるだけがんばって落として、後は、塗って助けてもらうという感じでいいのではないでしょうか。と思います。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
古い人間なので、油性の方が耐久性があるような気がしてなりませんが、今の水性ペイントはそこまで性能が上がっているのですね!
いまだ迷っているにはかわりありませんが、かなり色々な知識を授かったのでそれを元に再度検討してみます。
また、錆落としや、錆止めのことも参考になり、ほんとにありがとうございました。

お礼日時:2005/05/08 22:44

 一口に水溶性と言ってもアクリル系とウレタン系があると思います。


 屋根や外壁などのエクステリアに使用するなら、ウレタン系の方が塗膜が固く耐久性があります。
 塗り安さや扱い安さはアクリル系とあまり変わりません。価格がやや高いくらいでしょう。
 ただし、鋼板に塗る場合は錆止めの他プライマーを塗った方がよいでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
水性でも2種類あるのですね!
勉強になりました。今度お店に行ったら注意してみて見ます。
コストパフォーマンスからすると油性は水性の半値くらい(販売地域や売り出しの状況などによるでしょうけど)なので、油性にしようかと思っていますが、判断に迷うところです。

お礼日時:2005/05/06 20:42

こんばんは。



以前は確かに性能(品質)に差がありました。しかし最近は殆ど差が無くなっています。

ということは、作業性がよくコスト的なメリット(付随する溶剤や、筆にかかるものも含めて)からも、ご自分で塗るのであれば、水性をオススメします。

水性の方が塗り易く、溶剤も必要ありません。

最近は錆止め入りもたくさん販売されていますが、できるだけ錆止めの上に塗料上塗りをオススメします。

購入価格は容量によりかなりの差があります。面積に応じて出来るだけ大容量をオススメします。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
気分的に水性より油性の方が耐久性があるように思えますが、気のせいでしょうか。
さび止めは、油性のはありましたが水性のはみあたりませんでした。
もう少し他のお店を探して見ます。
皆様のお勧めは水性のようですが、価格面からは溶剤含めても油性の方が安いようです。
それよりもさび止めが結構高いのですね!

お礼日時:2005/05/06 20:50

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