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母性ってどこからやってくるんでしょうか?

先日、「母性は全自動でやってくるものではない。そういう考えは、現代社会が作り出した虚構である。」
というような内容の文を読みました。(内容は覚えているものを書いたので正確ではないと思います。)

私自身、なぜ子供を産みたいのか、自分の身を犠牲にしてまで育てようと思うのか全く分からず疑問に思っていたのでこの文章にとても納得しました。
また、子供を捨ててしまう人、虐待をしてしまう人の説明もつくと思います。

では、母性はどのようにして芽生えているのでしょうか?また、このようなことは大学ではどの学問で学べるでしょうか?

A 回答 (4件)

> 先日、「母性は全自動でやってくるものではない。

そういう考えは、現代社会が作り出した虚構である。」 というような内容の文を読みました。(内容は覚えているものを書いたので正確ではないと思います。)

読んだ文がハッキリしないので、誤解か誤解ではないかはわかりません。
こういう本があります。
  母性という神話-ちくま学芸文庫-エリザベート-バダンテール
https://oshika.u-shizuoka-ken.ac.jp/media/watasi …
ただし、
https://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2015/07/po …
著者は、17世紀から18世紀のフランスの都市部で、子どもを乳母に預けることが流行したことを引きながら、いかに母親は子どもに無関心だったかを述べる。そして、運よく幼児期を生き延びたとしても、寄宿学校や修道院へ厄介払いされていた実情を示す。もし母性本能が女にとって本質的で普遍性があるのなら、いかなる時代のどんな母親も、この愛を実現していたはずである。従って乳母の事例は、反証になるというのだ。
この「母性本能」は何なのかというと、イデオロギーだという。ここは非常に誤解を招きやすい箇所で、事実、新版の序文で「母性愛は18世紀の発明だとはけっして書いていない」と断っている。母性愛はどの時代にも見られるが、他の感情と同様で、現れたり消えたりする不安定なものだという。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/uhaskiyo/21 …
1998 年エリザベート・バタンテールが「母性という神話」において,「母性愛」とは近代の産物とし,18 世紀のパリでは,95%以上の子どもは貧困・子どもに対する無関心が背景にあり,他人のよって育てられていた.子どもが手をかける存在になったのは,近代以降であるとした.
「授乳が女性の美貌を損なう」と考えられ,子どもに乳を与えるのは名誉なことではないとされていた.
「母性愛」は本能などではなく,母親と子どもの日常的なふれあいの中で育まれる愛情である.それを「本能」とするのは,父権社会のイデオロギーで
あり,近代が作り出した幻想であると論証した.
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「生きようとし、死や怪我などの危険から、逃げようとするのが本能だ」という見解をどう思いますか。 特攻で自分の生命を賭して攻撃したり、溺れたり火事の中、震災の中で他人の救済に飛び込んだり、ボクシングやレスリング、岸壁の登攀、中には、自殺を試みる人さえもいます。
ネアンデルタール人は、ホモサピエンスとは違って、大型獣を獲物にしていたようなので多数の死者もでたようです。 
「~~~は、○○の本能だ」「***を避けるのが、○○の本能だ」という言い方は、言葉の用法としては、多くのことについて成立します。 でも、○○でも~~をしない、○○でも***をするなどのことは、結構あるのです。
男は女を、女は男を、などにしても、そうでないことは、結構あります。

ただし、種あるいはある文化を共有する集団にとって、とてもポピュラーな行為はあって、それを本能だというのは、おかしくはないです。
人間は、夜行性でなく昼行性が本能です。 孤立・単独行動でなく、仲間集団と生活を共にし役割分担して集団全体が快適になるのを喜びにする本能があります。
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私が世話をしなければこの子は死んでしまう(*_*;という義務感が一番大きいはずです。

人間は他の哺乳類と違い、非常に未成熟な状態で新生児を産みます。放っておいたらそのまま死んでしまう状態です。
人間の本能として、そのような未成熟なものを一生懸命世話をするという構造になっています。
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人は社会を構成する生物ですので、母性だけによらず何かにつけその個体は社会的虚構を社会と共有する存在です。



オキシトシンは「愛情ホルモン」であると、社会の大多数が認知するならば、個体はその呪いからは逃れ難い。母性とは献身であるという呪い、母性とは犠牲であるという呪い、母性とは愛着であるという呪い。

が、実際としてオキシトシンの作用は不安やストレスへの感度を高め、個体としての攻撃性や闘争本能や利己的な生存本能を高める作用も過分にあるので、ほとんどの母親は「献身と犠牲と愛着」に呪われながら、そうでない自分に罪悪感を持たざるを得ない。また、この呪いは母親だけでなく子供をも呪います。母性を「献身と犠牲と愛着」であるとするならば、ほとんど子供は「愛されなかった」自分に罪悪感を持たざるを得ないし、子供の成長とは本質としてそれを拒むことでもある。

また、母性とは母親のみの専売特許ではない。生涯子供を産まない女性にも生涯子供を育てない女性にも確かに母性はあるし、それを謳歌します。時には男性も母性を発揮し役立てます。

母性とは何か。それは難しい課題ですが、子供の生存はその母親の生存に依存する、それは確かなことです。であれば母性とはその個体が淘汰されまいとする生存本能でなければ意味がない。献身犠牲愛着なんかやってる場合ではないよね。
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母性は『オキシトシン』が働く事で


母親になるスイッチが入ります。

出産時に、大量に放出される
オキシトシンが母性を発動するのです。

オキシトシンは、
陣痛を促進するだけでなく
授乳や、子供を育てると言う
母性的行動のスイッチを入れる

オキシトシンは
母性的な献身を喜びに変え
ストレスや不安を緩和します。

『愛着』を検索してください
重要な母子間愛情構築のメカニズムが
心理的成長を支えて居る事が
理解できるはずです。

母性は、生物進化上
哺乳類の生殖に備わった
オキシトシンは
生物進化で獲得した
物質『愛情ホルモン』です。
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