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高校物理です。
ばねの単振動の力の式はF=-Kxなのに、ばねの力の式はなぜF=Kxなのでしょうか?
単振動の勉強をしていたらこんがらがってしまいました、誰か教えて欲しいです。

A 回答 (4件)

その二つの F の定義が違うからです。

高校までではちゃんと教えていないらしいですが,バネの式とかいった表現で R=kx と記した場合,この R はバネの抵抗力を表しています。抵抗力というのは外からは見えない内力と分類される力。x を伸び方向を正にしたら,抵抗力 R は正になって,内力が正の場合は引っ張られていることとして定義されています。これは力であっても圧力であっても,大学で学ぶ「応力」でも同じです。内力は,ごく一部の学問分野(引張にはあまり抵抗できない材料を扱う分野)以外では,引張を正とします。ですから x が縮みの場合は負になりますから,当然抵抗力 R は負になって,圧縮力で抵抗しているわけです。こういう R=kx というのはつり合い式や運動方程式ではなく,材料の抵抗則あるいはフックの法則の特別な場合,あるいは専門用語では構成則 (constitutive law) と呼びます。
 一方,単振動の運動方程式の場合の F は,人間が勝手に決めた座標方向を正と定義した力で,外力つまり外から作用する力と同じ方向を正にしたものです。例えば水平のバネに作用する・生じる右向きの力(外力も抵抗力も)を正とします。すると外力を正の方向に作用させると,バネは x だけ「伸び」ますから,内部には R=kx という抵抗力が発生します。しかし,その抵抗力 R は上に書いたように引張力で,抵抗力としては正なのですが,そのバネを縮めようとする力(ここが難しいでしょうね)なので,左向きに生じていることになります。座標の正方向じゃないので,その座標方向の力を F として表示することにすれば,F=-kx (左向きの力)と書くことになるわけです。
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Xの意味が異なります


F=-kXでは
Xは数直線上の座標を表します
通常は数直線は右向きを正に取るので
例えばX=2、つまり、原点から右に2の位置に物体がある時は、物体が受ける力はF=-2k…マイナスの値(∵k>0)となり
力の向きはマイナスの向き
その大きさは2k
と言う事になりますし
X=-2なら、物体は原点から左に2の位置にあり、この位置で物体が受ける力はF=+2k…正の値
すなわち右向きに、大きさ2kと言う事になります

F=kXの方は、位置ではなくて
バネの自然長からの伸びまたは縮み
の長さをXとおいていて
バネが伸びていようが縮んでいようが、Fは正の値になります
このFは先ほどとは異なり、力の向きは考慮しないで大きさだけを表しています
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「力の大きさ」は、「ばねの自然長」からの変位を x として


 F = kx
です。これは、「x」が「伸び量」であっても「縮み量」であっても同じ大きさです。

これを「向き」まで入れて「ベクトル」として考えれば
・x > 0 つまり「伸ばしたとき」の力の向きは「縮む方向」つまり「マイナス方向」で「x と逆向き」
・x < 0 つまり「縮めたとき」の力の向きは「伸びる方向」つまり「プラス方向」で「x と逆向き」
ということ。
いずれも「x とは逆向き」です。
従って、「変位の方向、力の方向」まで考えれば
 F = -kx
になるのです。
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結局「ー」とは力の方向を意味しているだけです。


あくまで力の大きさを求める時は、力の方向はあまり重要ではなく、その数字だけが大きさを表しますよね。
なので、より一般化された公式としては、F=kxになるというだけです。
またkは結局定数なので、行ってしまえば「-k」を係数「k」として考えても問題ないわけですね。

実際に問題を解く上では、
力の向きをご自身の中で、こっちが正の向き、こっちが負の向き。
と勝手に考えやすいように決めてもらって問題ありません。
(もしいくつか複数のばねが出てきて、同じ向きに運動しているのに、片や正の方向、片や負の方向に計算してしまう等のミスにはお気を付けください。)


要は、大して気にしなくて大丈夫ってことです。(笑)
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