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中学受験生に、古墳時代~大化の改新までの授業をするのですけど、どこをどう省いていって、どのような流れで(どこに重きをおいて)授業をしていったらいいのか、迷っています。私は、史学専攻なのでどうも専門的になりすぎて、教えすぎてしまうところがあるみたいです。子供たちにどこを、どのようにして印象づけていったらよいのか、何でもいいので、なにかいいヒントをください!

A 回答 (3件)

私見ですが、年号がはっきりしていない時代なので、第一は時代順の把握だと思います。


中心は言葉の理解と漢字で書けることでしょう。
言葉なら、古墳時代といっても弥生時代がひっかかっているので、三内丸山に代表される縄文遺跡、吉野ヶ里に代表される弥生遺跡を強調することを心がけてはいかがでしょうか?
次に年号が出て来て、239が魏志倭人伝で邪馬台国、391が高句麗好太王碑文、478が倭王・武の上表文。日本史Bではないので、武とは雄略天皇と言われるくらいに抑えて、稲荷山古墳出土の剣にあるワカタケルが同一人物だくらいは言うべきでしょう。あと今は受験問題で、聖徳太子の外交政策と武の上表文の内容の違いを書かせるというか考えさせる問題が増えている気がします。
それから古墳は前方後円墳、大仙古墳、雄略天皇、吹き石、埴輪、副葬品あたりがキーワードかと思います。
続ければ538仏教伝来、593聖徳太子、推古天皇、摂政、渡来人の技術(のぼりがまなど)、蘇我氏と物部氏ですね。蘇我氏が何故物部氏に勝利したかを書かせる問題がどこかにあった気がします。
やがて蘇我氏の専制、645大化の改新、中大兄皇子、中臣鎌足、改新の詔、663白村江の戦い、668天智天皇即位、大津京、672壬申の乱、大友皇子、大海人皇子、持統天皇、文武天皇と続きますね。
以前は飛鳥文化の次は天平文化だったのですが、高松塚古墳を引き合いに白鳳文化をその間に生じた文化として、中学受験で扱っています。少し驚きました。
こんなところかと思いますが、他意はございません。おせっかいに思われましたらご容赦ください。
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 一般的な答えですが。

受験用の問題集に出てくる範囲のことがらで良いと思います。受験生のレベルに合う問題集を参考にしたら良いと思います。
 生徒にとって、細かい説明よりもどこが受験に出るのか、ということの方が大切なわけですから、重要項目・必須項目(問題集を参考)を強調し、年号の暗記法(語呂合わせなど)を教えると良いと思います。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今までは流れを重視した授業になっていたので(かなり細かい内容で)単語じたいが埋もれてしまっていたふしがあります。もうすこし、試験問題をといて、検討していきたいと思います。

お礼日時:2001/09/25 00:14

私は中学受験を経験し、今高校2年で日本史を先行しているものですが、状況から言わせてもらえば今習っている日本史の半分は小学生の歴史では未知なものです。


例えば、遣隋使の分野を例にとって説明すると小野妹子は必要でも、高向玄理や南淵請安などは中学受験に関して言えば必要ありません。
そもそも中学受験というのは社会に関して言えば、小学校の教育課程に毛が生えた程度のものと思ってください。
それでは、何が必要なのかということですが、まず小学校の社会の教科書に載っている内容は必須です。
それと、小学校の内容だけでは私立・国立中学の受験に合格するのは難しいと思ってください。
特に私立は文部省の制約をほぼ受け付けませんので、教育課程外の問題も出してきます。(少ないですけど)
実際、私が受験した私立中学も1~2問出題されました。
あと古墳時代について言えば、この分野はそんなに深いことは問われません。
教えるのなら・・・・・。
動物ならナウマンゾウ、オオツノジカ
古墳、遺跡なら岩宿遺跡、大森貝塚、登呂遺跡 etc
※相沢忠洋は重要
こんなかんじかな~。
書物に関してですが、「漢書地理志」などこの時代の書物は全て教えた方がいいと思います。
書物の内容は必要なかったように思います。
ただ、文面を見てこれは何という書物かということぐらいは問われます。
最後に、中学入試ではとにかく単語が問われます。
ですから内容よりもまず単語重視で教えた方がいいと思います。
大体こんなかんじですが、役に立てたら幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり、子供たちにとっては単語の強調が必要なのですね。史学専攻で、へんなこだわりをもっていたので、注意したいと考えています。

お礼日時:2001/09/25 00:12

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