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袴田氏がどうして死刑判決になったのか、調べる話があったらしいですが、証拠の捏造と取り調べに問題があったらしいです。
こういうことが原因で、冤罪も選ばれるのでしょうか?

A 回答 (2件)

警察も検察も、最も恐れるのは事件が迷宮入りして未解決事件になること。


犯人の目星がつかなければ、その地域の「ワル」や地域住民が納得するような「怪しい」人物を逮捕して吐かせるのです。
これで遺族は無念を晴らせ、地域住民も「犯人」が捕まり安心でき、警察や検察の面目も保てます。どうせ放っておいても別な事件を起こしそうなのに全責任を取ってもらうことで丸く収まるんです。
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見込み捜査が、最大の原因でしょう。


ベテラン刑事ともなると、その経験に基づき、事件の性質から犯人像を推定して、その犯人像に合致する者を、関係先周辺から探す捜査に重点を置きます。
現場証拠から犯人像を推理したり、聞き込みをして目撃者などの証言から犯人を特定するという地道な作業を省きがちです。むしろ、検察が裁判所に出す証拠は、集めた証拠の中から、見込み捜査で合致した被疑者を犯人とするのに有利な証拠だけを選ぶ作業となります。
後は、厳しい取り調べで、被疑者を精神的に追い詰めて自白させて、決定的な証拠とするというのが常套捜査方法だからです。
袴田事件の場合は、自白以外の証拠が弱かったために、それを偽造することまでやったことで、解決に時間がかかった冤罪事件となりました。
このような捜査をやっているからこそ、飯塚事件再審裁判でも、検察側は全ての捜査証拠の開示を拒むのです。その捜査資料として残されている証拠のなかには、死刑囚を犯人とは指し示していない証拠も含まれているからです。
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