マルクスやレーニンは今では「間違った人」のイメージを持つ人が多いかと思いますが？

マルクスやレーニンは今では「間違った人」のイメージを持つ人が多いかと思いますが、彼らの思想・発言の中で、絶対的に正しかった部分も、いくつかはあるんでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： Registan 回答日時： 2025/01/04 19:09

経済学的には、マルクスは、労働からしか価値は生まれないと考えていましたが、実際にはテクノロジーも活用した生産性の向上によって価値を生み出すことが可能でした（将来的にはロボットとAIによって人間が全く労働しなくても価値を生み出すことができるかもしれない）。

そうなると、如何に上手く価値を生み出す仕組みを作るかが重要ですが、そこのドライブを回すのに人間の欲望を利用した資本主義の方が優れていたということだと思います。
政治的思想については、マルクスは民主集中制による中央集権を唱えましたが、世界的にはその反対の分権化と多様性の共存の方向に向かっているように思います。但し、その方向性で安定した社会が生まれるかどうかはまだ確認できていないと思うので、こちらの完全決着はまだかもしれません。

この回答へのお礼

詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

お礼日時：2025/01/08 11:48

No.4 回答者： rudenko 回答日時： 2025/01/06 13:22

定理を覆すことってできるの？知らんけど

No.3 回答者： tanzou2 回答日時： 2025/01/05 05:02

こういう思想が出て来たのは

産業革命にあります。

あれで、貧富の差が極端に開いたため
こういう思想が出てきたのです。

それを標榜するソ連なんて国も
登場し、慌てた資本主義国家は
体制を維持するため
労働者や弱者保護を図るようになりました。

これを、修正資本主義といいます。

結局、社会主義はこの修正資本主義に
破れたわけですが、
福祉に力を入れるようになった、という
功績もあります。

No.1 回答者： mimon01 回答日時： 2025/01/04 18:35

マルクスの提唱した共産主義は、経済が成熟して資本主義が行き詰った場合を想定していましたから、間違ってはいなかったんですが、それを経済的にも社会的にも未成熟な帝政ロシアに適用して革命を起こしてしまった物だから、逆に貧富の差が大きい独裁国家になってしまったわけです。