日本語は分かりやすいか

長文すみません。ちょっと困っていることがあります。
私は中国人ですが、昔から漫画が好きで、YouTubeを始めました。しかし動画をアップしたところ、視聴者の反応が二分されてしまい……
半数日本人は「あなたの日本語は分かりやすくて上手い」と言ってくれましたが、半数は「下手くそで、聞くに堪えない」と批評しました。かなり困惑しています。
私の考えとしては：
1）「上手い」と言ってくれた日本人のうち、半分はお世辞で、もう半分は漫画に興味があるから内容を聞きたいと思います。あるいは、確かに発音は完璧ではありませんが、周りの外国人よりはマシだからかもしれません。
2）「聞くに堪えない」と言った日本人は漫画にそもそも興味がなく、その上、本当に聞き取りにくいです。
もちろんこれからも発音練習を続けますが、客観的に見て本当にそれほど「聞くに堪えない」レベルなのか知りたいです。この動画は漫画好き向けのものですが、興味がある人にとっても聞きづらいのでしょうか？もしそうなら、AI音声にした方が良いでしうか。
ちなみに、これは私の動画です
動画１（10分）：?si=CTBEHUuOEkBRIMvQ
動画２（10分）：https://youtu.be/rRViUlB-pls?feature=shared

No.5 回答者： stomachman 回答日時： 2025/04/13 05:10

> 同じ時間にコントロールするコツ

「ビートに乗る」んです。そしてゆっくり丁寧に発音する。（早口は、面白がられはしても尊敬されません。）
　なお、どんな言語でも同じことですが、日常の会話と、不特定多数に向けて話す（officialな）発話とでは、単語の選択や文体だけでなく、発声も速さも異なります。ニュースのアナウンサーの発話を参考になさるのが良いでしょう。

> （５）（６）について、答えはこの動画にあります

リンク先の動画の発話は別人のように下手くそですし、文章もかなりおかしい。いくら下手くそでも内容に共感できるのなら、慣れない言葉で一所懸命伝えようとしている姿勢までポジティブに評価して寄り添って聞いてくれる人も多いでしょう。しかし、オレの主張を聞け、という場合には、そうはいかない。
　というわけで、これは聞くに堪えないと言われてもしょうがないレベルです。そして、今回の動画までに随分上達なさったということがわかります。
　
　ところでリンク先の内容は、(5)に関する答になっていません。(5)で指摘した問題は、再反論を不適切なやり方で行なっているという点です。もちろんこれは、ご自身の主張の内容が妥当かどうかとは全く関係ありません。やりかたがおかしいと言っているんです。
　「俺様に反論するなど片腹痛いわ馬鹿どもめ」という勢いで、さて何をどう論じたんだかはよく分からんけど、とにかく論破したらしい、その様子を見て拍手するのは、自分で考えることのできない幼稚な連中だけ。マトモな人にとって、そんなものは聞くに堪えないんです。

　どうも、再反論をなす際のマインドセットを理解なさっていないのかもしれないなと思いました。

　例えば、無神の宗教である共産主義の信者が述べる「神などいない。天国は地上に実現するんだ」という主張に対して、有神のイスラム教の信者が異論を述べたとする。そこで両者が神が居るかどうかについて主張しあうとどうなるか。得るところはないどころか、争いのタネにしかなりません。また、例えば、物理学者が特殊相対性理論に関して「高速で運動する物体は短縮する」という説明をしたのに対して、素人自称物理学者が「嘘だ。短縮なんか起こるはずがない」と異論を述べたとする。この異論は取り上げる意味があるでしょうか。いや、いくら説明しても理解できっこないでしょう。だから、これらの異論は取り上げても不毛であり、単に無視すべきです。
　ではどんな異論を取り上げるのが適切か。それは、重大な誤解のせいで生じた異論であって、その誤解を解けば消滅するに違いないような異論です。なぜなら、その誤解は、自分（異論を言われた人）の説明が不十分・不適切だったために生じたのです。だから誤解を解く責任は自分にある。
　つまり、自分の説明の不十分さ、不適切さを訂正するために、その異論を取り上げる。相手を貶めるためではなく、万人に対して自分が説明を適切に補うために、（そして、それによって誤解を生じさせてしまったことへの責任を取るために、）その異論を（「自分のせいで誤解が生じたのだという事態に気づかせてくれた」ということへの感謝を込めて）取り上げるんです。

　(6)に関しては「衆議院に出してやる」と言って貰ったのをあてにして実行している、というのが全てなんでしょうか。だとすれば内容は見たくないですね。
　そんなバカにした話（その編集者には「出してやる」理由も能力もないでしょう）を真に受けるのではなく、社会学の論文として学術誌に発表するか、出版する、そのレベルの研究を継続的に積み上げるんです（今なさっている研究では通用しないかも知れんですが）。その上で、自分で議員を説得するなり、漫画出版社を創設したい出資者を探すなり、あるいは漫画をcatch upしようとしているアフリカの国あたりで事業を立ち上げるなりなさるのがよろしいでしょう。

蛇足：
　これまで漫画を読んできていますが、才能と情熱と体力があって作品を長く創り続けられる作家が少なくなった印象を持っています。（体力は重要です。冨樫義博氏は連載のペースについていけず背景なしの作品を掲載し、単行本化の時に加筆していました。江口寿史氏も「新連載」が初回の4ページだけで打ち切りになったりしていましたね。）
　編集者の問題だとおっしゃるけれども、少年ジャンプの読者アンケート方式も神通力を失ったのを見ると、いや本当にそこが肝なのかどうか。漫画の創作過程を当事者たちが描いた作品（漫画だけではなく）もいろいろ読んだ上での私的な感想ですがね。
　すでに漫画が文化として受け入れられ、過去に膨大な作品群も残っている以上、「10代、20代のコドモが語る底の浅い話」や「誰の作だか見分けがつかないような定型的な絵」では通用しない。大人が感情移入できる作品を作れるかどうかが当面の問題でしょう。相応のキャリアを持つ既成作家や他分野からの転向者（青木雄二氏のような）も重要ですし、あるいは作画家＋原作者の分業であれば、若い作家を育てながら品質を保てる可能性がある。
　では、組む相手がいない若い作家はどうするか。なかなか読んでもらえない漫画なんか描かずに、いきなりアニメシリーズを作ってネットに流す作家たちがいっぱい出てくるんじゃないかという気もします。実際昔から、ほぼ二人だけで毎週作ったというTVシリーズ（「POPEE the ぱフォーマー」）もありました。

この回答へのお礼

まず、ご回答ありがとうございます。

ただ、回答者さんは漫画を読んだ経験はあっても、実際に描いたことがないため、私の話を正確に理解できていないようです。反論ばかりで、まさに「ブーメラン効果」そのものです。私は（５）の反論動画を作成するに至った経緯を説明しているのです。どうか落ち着いて、冷静に私の話に耳を傾けてください。

現在のシステムには明らかな問題があります。私は手紙を出版社に送りましたが、受付担当者は内容もよく検討せず、即座に反論し、門前払いを食らわされました（動画内で日本漫画家協会の具体例を紹介しています）。

さらに憤りを感じるのは、現在の編集者の質です。率直に言って、彼らは「漫画とは何か」も理解していないレベルです。編集長自身の証言（動画1分52秒参照: https://youtu.be/eZIn4_q4cIc?feature=shared）によれば、編集部の半数は漫画が嫌いだというのです。漫画嫌いが漫画を審査するなど、本来あり得ないことではありませんか？

もう一つの具体例として、山手線沿いの大手企業の漫画広告看板で、背景とキャラクターの線の太さが同じで何が描いてあるか判別不可能な作品を見かけました。この編集者たちはどう見ても普段漫画を読まない人です。

回答者さんが「俺の主張を聞け」と受け取ったのは、漫画制作の実体験がないからこそ、私の動画の真意をくみ取れなかったのだと思います。実際に漫画を描いた経験があれば、雑誌を見た瞬間に問題が理解でき、共感できるはずです。

「漫画を理解せず、嫌いな人間がなぜ漫画を審査するのか」―これが私の訴えたい核心です。これは私個人の理論ではなく、客観的事実です。一定の反論を用意しておかないと、出版社に意見を送っても即座に反論されて門前払いされます。

「社会学の論文として学術誌に発表すれば」といった提案は現実的ではありません。日本で漫画を描ける人はそもそも少数ですし、そのような学術誌も存在しません。もしそれが可能なら、システムの問題はとっくに解決しているはずです。過去の中国の出版社も同じ道をたどって潰れました。今や若者は漫画の読み方さえ知らないのです。

確かに動画の最後は反論が多すぎたので、カットするなどして改良します。全ての人に理解してもらうのは難しいというご指摘は参考になりました。

お礼日時：2025/04/13 12:30

No.4 回答者： stomachman 回答日時： 2025/04/13 01:33

No.3訂正：

●基本的には、ひらがな1文字ずつが、それぞれほぼ同じ時間をかけた1拍♩で
>> 基本的には、ひらがな1文字ずつが、それぞれほぼ同じ時間をかけた1拍♪で
●「じ」「(無音)」「さ」「4」の4拍で発音
>> 「じ」「(無音)」「さ」「い」の4拍で発音


(2)への追加：
　漢字が並んでいる単語や人名を異常に速く発音してしまうためにリズムを乱す、という傾向もあるようです。

この回答へのお礼

理屈がわかりましが、同じ時間にコントロールするコツがありますか、外国人にとって至難の業です。

お礼日時：2025/04/13 01:53

No.3 回答者： stomachman 回答日時： 2025/04/13 01:19

総じて上手だと思います。

日本語の特徴をよく捉えて、特に音高を的確にコントロールできています。しかし時々聞き取れないところがあり、後になるほど頻度が上がります。会話なら、分からなかったところを尋ねられるので問題ないのですが、動画の場合には字幕が不可欠ですね。

聞き取りにくい原因だと思われるポイントがいくつかあります。
(1) 助詞が抜ける。字幕に書いてあっても、声の方では所々助詞（「が」「を」「の」、など）を飛ばしています。日本語になるように聴者が補って解釈しなくてはなりません。また、これはひどく幼児的な言葉遣いに聞こえるので、「幼稚な人が語っている話だ。（だから内容は間違っているか、せいぜい聞く価値がない話に違いない）」という直感的な印象を与えてしまう。決定的に重要です。
(2)単語や文節の内部でリズムに乱れが多々あります。「ガイジン（母国語が何であれ）の下手なニホンゴ」の典型的な特徴です。ここで言うリズムは、「俳句は十七文字、和歌は三十一文字」と言う際の音数の単位である「文字」を時間的な拍数として捉えたものだ、と思ってください。
　基本的には、ひらがな1文字ずつが、それぞれほぼ同じ時間をかけた1拍♩で発音されるのです。促音「っ」、長音（カタカナなら長音記号「ー」ですが、ひらがなだと「う」や「お」で表される）、そして「ん」も、他のひらがな1文字と同じだけの時間をかけます。例えば「じっさい」が「じさい」と聞こえてしまうのを避けるには、♪♪♪♪のリズムで「じ」「(無音)」「さ」「4」の4拍で発音するんです。（2拍目は、一瞬息を止めるぐらいのつもりではっきり無音にしないと「ジーサイ」になってしまいます。）「たいへん」の「たい」の部分は音韻としては複合母音ですけれども、ひらがな2文字ですから、「たへん」に聞こえないように、2拍の時間をかけ♩♪♪とやります。 例外は拗音（「ゃ」「ゅ」「ょ」）で、例えば「キャンセル」は「キャ」「ン」「セ」「ル」の4拍♪♪♪♪で発音します。（そして読点「、」は1〜2拍の休符です。）
　なお、「間の取り方」は文節の間に置く無音の時間の長さの問題であり、ここで言うリズムとは別の話です。
(3)K, T, G, Wなどの子音の発音が時々弱い。kh, h, r, gh, nなどに近い音に聞こえます。逆に、子音を伴わない「あ」「い」「う」「え」「お」が単語中に出現する場合に、その前に弱いけれども余計な子音（hかn）が付いているように聞こえる箇所があります。どちらも鼻声（軟口蓋が塞がって、鼻に息が通らない状態）のような音です。かなり流暢に話せる方だからこそ、ここは一旦「ひらがなを1文字ずつ忠実に発声する」という基本を思い出すのが良さそうに思います。
(4) アクセントの位置が不自然。単語中のアクセントの違いについては方言と同じようなものなのでおおむね許容範囲だと思いますが、特に、否定の「ない」の「な」にアクセントがあるのが気になりました。例えば「言えない」の場合、「言え」 「ない」という二つの別の単語に明確に分離した上で、否定を強調するために「ない」にアクセントを置いているのでしょうが、それは不自然です。
(5) 原稿の構成がちょっと下手。これは聞き取りにくいというより、何を言っているのか理解できない、という話なんですけどね。特に後半に、アホっぽい反論を言ってきた人に対する再反論を並べる、というところが出てきますが、ただ声高に相手を非難するだけになっています。すると「自己主張ばっかりだなあ。いかにも中国人らしいなあ」という不適切な印象を誘導する恐れがあります。
　再反論するためには、まず相手の言い分を的確に要約し、誰にでも分かるように説明しなくてはなりません。さらに、なぜ、ことさらにその意見を取り上げて反論する必要があるのか（なぜ単に無視しないのか。どんな重大な誤解を解く必要があるか）を示す。これは、今からどの点について反論するのかを明らかにすることでもあります。それから反論です。
(6)社会学的な論説としては内容のピントがボケている。「日本の漫画のマーケティング」について話をしたいのなら一面的すぎます。「ブーメラン効果」の話をしたいのなら長すぎます。「オレに楯突くアホな連中をやっつけたい」というだけなら、もとより聞く価値はありません。どれともつかないので、「結局、何をムキになって主張しているんだかわからん」という印象を受けて、途中から話が耳に入ってこない。

この回答へのお礼

（１）ー（４）のご指摘ありがとうございました
（５）（６）について、答えはこの動画にあります。https://youtu.be/eZIn4_q4cIc（10分でわかる日本漫画衰退の原因）
確かに説明不足な部分があったかもしれませんが、この動画は決して無価値なものではありません。漫画好きな人にとっては、日本の漫画文化を助ける重要な内容です。もしかすると、漫画を読まない人には理解しにくい部分があったかもしれません。今後は、より分かりやすい動画制作を心がけます

お礼日時：2025/04/13 01:45

No.2 回答者： kagakugasuki 回答日時： 2025/04/12 23:31

確かに日本国外の方が話す日本語独特の訛り(イントネーションの違い)は感じられますし、所々、助詞が抜けていたり、助詞を間違えていたり、

>｢自分の選択の自由が脅かされている｣

という箇所の中の｢脅かされている｣を｢おどかされている｣と読んでしまったり(｢脅かされている｣は｢おどかされている｣と｢おびやかされている｣という２通りの読み方がありますが、話の前後の脈絡から考えるとこの場合は｢おびやかされている｣が正解となります)、といった間違いがそれなりにみられはするものの、滑舌良く滑らかに話しておられるため、注意深く聞いていなければそれらの間違いに気づく事は難しく、もし字幕無しに耳で聞いているだけだったなら、イントネーションの違いによる違和感が若干感じられるだけで、それ以外の違和感を殆ど感じる事なく聞く事が出来ると思います。
　勿論、同じ外国人の方でも長年日本で暮らしていて、日常的な日本語に慣れ親しんでいるような方などと比べれば質問者様の日本語は下手です。
　しかしそれは比較対象のレベルが高すぎるだけであって、(少なくとも私が受けた印象としては)｢日本語を話せる外国人｣全体の中では｢かなり聞き取りやすい日本語の話し方｣をしておられるように感じられました。

この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございました

お礼日時：2025/04/13 01:45

No.1 回答者： タンぽぽ 回答日時： 2025/04/12 20:17

確かにイントネーションは違いますが、ハッキリとした発音、強弱の付け方、間の取り方、とても素晴らしいと思います。

上手ですよ。
中国の方はとても勤勉で、英語を話される方も日本人より多く、凄いなと思います。
きっと大変な努力をされているはず…。

中国の方が日本語を話す時、独特なイントネーションとなり、それが苦手な人は確かにいます。そういった方には、残念ながら耳障りな発音に聞こえるのでしょう。
あとは、偏見をお持ちの方なのかもしれません。

私はお世辞抜きで、話すのが上手で聞きやすかったです。
なんなら、お恥ずかしい話ですが、私の方のが滑舌悪くて聞きにくいと思います…( *´艸｀)

この回答へのお礼

お礼日時：2025/04/12 23:44